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話を面白くする術がある『感動する説明、すぐできる型』

2020-01-27 08:00:06 | 経営・リーダーシップに必要な事
@「人を感動させ、納得させる術」がこの書にある。それは引き寄せる言葉の言い回しかた・巧みさでそのパターンが8つあるという。人に興味を持ってもらいその人が他の人に伝達できれば成功と言える術である。 つまらない話し方から興味を持たせる話し方への「言い回し」は実に面白い。特に「因果」と「希少性」(下記参照)はどんな内容でも聞きたいと思うようになる人間の習性かもしれない。

『感動する説明、すぐできる型』犬塚壮志
500人以上の東大、2000人以上の医学部合格者を生んだ目からウロコ!おもしろい!連発の説明の大原則と8つの型
  • 面白い=心が動く(感動)」ワクワク感を持たせる~誰かに伝えたくなる
  • 聞く人の立ち位置を理解する「どこ」にいて、どうなってもらいたいのか、どう思っているのか
  • すぐに人を惹き付けられる”説明の型、その8つの型とは
1)メリット訴求=聞き手側の問題点をあぶり出し、成功例を出し、メリットを提示、メリットを享受できる具体的なステップを説明
2)対比=比較対象「xxでも、xx」、「xxなのに、xx」、「これはxx(数値化・平均値など)なのですが」「xxの中から選び抜いたxxです」「xx(仮想敵)には絶対に負けません」
3)因果=結果を最初に話す「なぜ、だからxx」、「実はxxでした、その原因はxx」「xxとxxは因果関係にはなく、実はxxが両方の真の原因だったのです」
4)カットダウン=「xxを一言で言うと」「要するにxx」、「一番言いたいことはxx」「結論から言うとxx」
5)破壊=「そもそもxx」「一般的にはxxと考えられているが」「普通xxだと思いませんか」「なぜならxx」「どうしてかと言うとxx」「事実xxという事」
6)ニュース=「先週xxがあった」「最新の研究ではxx」「このxxは研究所で実証」
7)希少性「「ここだけの話ですが」「xx%しか知らない」「絶対言わないで」「あまり知られていない」
8)欠如アピール=「実は全部でxxつある、うちのまだxxつしか伝えていない」「ですので、今からその最後の1つを伝えます」「その1つというのがxx」
  • 説明がつまらなくなる「4つのパターン」と感動を阻む「3つの壁」
1)認知の壁=情報が多すぎるとスルー、話してと聞き手との知識や理解後のギャップの差「関心度」
2)私ごとの壁=関係ない、直接関わることがないと認識、自分との関係がどのように関わるのか
3)獲得の壁=緊急性や必要性を理解させる説明ができるようになること