@「警察が実は悪党の一味」 これを見ると誰を信頼したらいいのか、その先どのように組織の悪を暴き、解決する方法があるのか、目が離せないシーンが連続に起きる。 権力と暴力は紙一重で人々を裏切ることもできるのだ。「権力」の集中の果ては敵が存在しなくなること=独裁・独占の象徴は「権力」を如何に自分の為に利用するかなのだ。だが、往々にして崩壊する方程式は信頼する部下、仲間からの不信から始まる。
『ブラック&ブルー』 Black and Blue 2019
新人警官ウエスト (ナオミー・ハリス) はパートナーが若い麻薬の売人を殺害する現場に巻き込まれる。その時ウエストのボディカムに録画されたこと知ったパートナーとその仲間の警官はウエストにも発砲、追跡するが見つからず、ウエストは警察の密売人殺害容疑者となった。ウエストは殺人が腐敗した警官によって犯されたことで助けを求めようとするが逆に密売人のボスに狙われる。必死に仲間を頼り録画を警察に持ち込み証拠として配信する。