世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

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子どもの生涯にわたる視力を守るために〜スポットビジョンスクリーナーの導入を!(予算委員会の質疑より)

2021年03月23日 | 議会報告
昨日の予算委員会の質疑が「議会中継速報版
 
としてアップされています。
 
 
最初は桃野芳文議員(不登校対策について)、
 
15分40秒進めたところから私の質疑です。  
   ↓
 
 
 
今回は以下の4点について質疑しましたが、

1、学校給食のアレルギー対応について

2、食文化を考えた学校給食の献立の改善について

3、就学前の視力・視覚検査の徹底について

4、ICTを活用した教育の推進について

 
 
その中から、

3、就学前の視力・視覚検査の徹底について

について、ご報告いたします。

   

 
近視、遠視、乱視などの屈折異常や斜視などを
 
瞬時に発見できる機器「スポットビジョンスク
 
リーナー」というものがあります。
 
その導入について、渡部教育長より、前向きな
 
答弁が得られました!
 
 

目の検査は、“視力”だけでなく、“視覚異常”が

ないかどうかをできるだけ早期に発見し、早期

治療につなげることが大事です。

早期治療を行えば、9割が改善されるというこ

となのです。

 

子どもの視力は、3歳〜5歳がピークで、6歳頃

に成人とほぼ同じになると言われています。

 

ですから、視力や視覚異常を発見するには3歳

児検診の際に行なうことが重要ですが、そこで

拾い切れない場合もあるので、就学前検診の際

にも、視力検査だけでなく、視覚異常を発見す

る検査が必要だと思います。

 

23区ではすでに4区がその機器を導入して検査

をしていますが、その結果、視覚異常が発見さ

れた子どもの割合と、世田谷区で発見された割

合には5倍もの差が出ているという実態がある

のをご存知でしょうか。

 

つまり、世田谷区の子どもは、視覚異常の見落

としが非常に多い、ということになります。

 

子どもの生涯にわたっての視覚・視力に影響す

る、とても重要な問題で、すでにそれが発見で

きる優れた機器があるというのに(しかも1台

100万円ちょっとで購入できるもの)、世田谷

区は全くもって後ろ向きの答弁をしていました。

 

実際、今議会で、福田たえみ議員(公明党)と

加藤たいき議員(自民党)が、導入の必要性を

訴えていましたが、福祉所管の答弁は全くやる

気なし。

 

ひどいな、と感じていました。

 

そこで、私からは教育所管で質疑しました。

 

教育委員会の答弁も後ろ向きだったのですが、
 
教育長に直接、「縦割りをやめて、福祉所管
 
と協議して、教育と福祉が一緒に進ていただ
 
きたい」と質問したところ、教育長はやって
 
みます、と、非常に前向きに答えてください
 
ました。
 
 
私の質問を聞いてくれていた他会派の議員か
 
から、「すごく良い質問でしたね。ぜひとも
 
進めた方がいいですよね」と声がかかりま
 
た。
 
 
視力は、学習においても、生活においても、
 
とても大きな影響を及ぼします。
 
 
超党派で、なんとしても、実現させたいです。
 
 
こういうことこそ、行政のやる仕事ではない
 
のか!と思います。

 

 

15分40秒進めたところから私の質疑です。  
   ↓
 
 
⚫️21分7秒進めたところから
「スポットビジョンスクリーナーの導入について」
 
⚫️24分25秒進めたところから
「教育長への質問と教育長からの答弁」
 
です。ぜひ、ご覧ください!!
 

 

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