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房総横断鉄道(小湊鐵道→いすみ鉄道)その1

2016-01-31 21:19:04 | 旅行
 学生時代、4年間、千葉市内に住んでいたが、千葉から南側には、滅多に行く事はなかった。同級生が市内の蘇我と佐倉市、成田付近に住んでいたので、遊びに行ったくらいだ。そうそう、海水浴も、九十九里浜に行った。当時、千葉市内には稲毛海浜公園というのがあったが(今もある?)、海水の色を見ただけで、引いてしまった記憶がある。

 そんなわけで、今回の大人の休日倶楽部フリー切符は、房総。ローカル線を楽しもうと思った。

 千葉から内房線で市原市の五井駅まで。市原市のメインの駅の様で乗降客が多い。五井から小湊鐵道に乗る事にした。ちょうど、「房総横断鉄道 トコトコ切符」という格安の切符も発売されているので、五井駅で購入。

  

 五井駅発9:02、1両編成のディーゼル車に乗車するため階段を下ると、面白い注意書き。

  

 列車に乗ろうとするが、ドアは閉まっていた。手動だ。なかなか趣がある。

  

  

  

  

 五井駅からの乗客は、小生も含めて10数名、ボックス席はない。車内では、「小湊鐵道沿線写生大会」で入選した小学生の作品が展示してある。ローカル線ならではの演出だ。1両編成なので、てっきりワンマンかと思ったのだが、運転手と車掌が乗車。後々解ったのだが、ほとんど無人駅に着き、車内で乗車券を点検している模様。
 
 ディーゼル特有のうなる様な音を出して定刻に出発。車内アナウンスも車掌がやっている。少し走ると住宅街と田園風景が混在してくる。ほとんどの駅舎は簡易で無人ある。面白い名前の駅もある。「海士有木(あまありき)」、「飯給(いたぶ)」など。

 「光風台駅」は、明らかに住宅団地開発で出来た駅で、造りもほかの駅とは違って新しい。途中、一直線となる場所に来ると、列車のスピードアップ。脇の県道を走る車をどんどん追い抜く。「上総牛久駅」で車掌が交代。この駅は、始発の五井行きがある。

 ある程度進むと、大いなる田舎。住宅の敷地も広くなっている。「里見駅」では、「タブレットキャリア」を確認。世の中は霧がかかってきた。

 「養老渓谷駅」は有名だ。駅前には小湊鉄道の路線バスが待機していた。ここから終点の「上総中野駅」までは一駅。いわき市内で言うと、小川郷から川前に行く様な雰囲気だ。

 10:15、定刻に小湊鐵道の終点「上総中野駅」に到着。

 

 
 
 ちょうどこの時間、小湊鐵道といすみ鉄道の車両が並んでホームに滞在している。撮り鉄の皆さんが雨の中、シャッターポイントを探しながらうろうろしている。

  

  

 「上総中野駅」は、分岐点でありながら無人駅の模様。ちなみに、いすみ鉄道は「ワンマンカー」だ。(その2につづく)

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