今年は、写真家の展覧会が多い。
先月は、世田谷美術館(アルバレス・ブラボ写真展)と三菱一号館美術館(ジュリア・マーガレット・キャメロン展)を見学した。
今月は、東京都写真美術館で恒例の「世界報道写真展」を観て、そして、東京国立近代美術館「トーマス・ルフ展」である。
1958年にドイツで生まれたトーマス・ルフは、現代の写真表現をリードしてきた存在である。今回の展覧会は、ルフの初期の作品から最新作までの125点を展示。初期に注目された約2メートル四方のポートレート、近代建築やルフが少年時代から興味があった宇宙。「jpeg」では、圧縮率を高めすぎるとブロックノイズが発生し、画面がモザイク状になってしまっているが、これが、またいい趣がある。新作は、興味を抱きはじめた数学や物理学の影響で、様々な数式が作る線形をポートレートしている。
篠山紀信の写真展が、品川の原美術館と横浜美術館で開催される。これも観に行かねばならない。
先月は、世田谷美術館(アルバレス・ブラボ写真展)と三菱一号館美術館(ジュリア・マーガレット・キャメロン展)を見学した。
今月は、東京都写真美術館で恒例の「世界報道写真展」を観て、そして、東京国立近代美術館「トーマス・ルフ展」である。
1958年にドイツで生まれたトーマス・ルフは、現代の写真表現をリードしてきた存在である。今回の展覧会は、ルフの初期の作品から最新作までの125点を展示。初期に注目された約2メートル四方のポートレート、近代建築やルフが少年時代から興味があった宇宙。「jpeg」では、圧縮率を高めすぎるとブロックノイズが発生し、画面がモザイク状になってしまっているが、これが、またいい趣がある。新作は、興味を抱きはじめた数学や物理学の影響で、様々な数式が作る線形をポートレートしている。
篠山紀信の写真展が、品川の原美術館と横浜美術館で開催される。これも観に行かねばならない。