銭湯OL日誌~銭湯ガイドマイスターへの道~

お風呂。特に銭湯が好きです。現在「銭湯検定3級」を持ち、次回の2級に向けて勉強中。【関連】銭湯OL、銭湯、銭湯検定、

【神奈川銭湯】川崎 政之湯

2016-09-04 09:26:29 | 銭湯レポート
〜政の湯通り という名が全てを語る。通り名になる銭湯〜

川崎駅からクラブチッタのあたりを通り越し、政の湯さんに向かって歩くと、
ちょっと昭和なアーケード看板がいくつもあり・・
「政之湯通り」と書かれています。

写真が反射してしまっています汗。
そう、驚く事に銭湯の名前が通りの名前になっている!
(そんな銭湯は個人的には初めて)歴史ある銭湯です。



〜お湯のバリエーションが半端じゃない〜
政之湯の売りは恐らく、黒湯。

しかも黒湯をシンプルに味わいつつも、
電気風呂、寝風呂でも黒湯に浸かれる。リッチです。
特に黒湯の寝風呂は、よく冷えた水枕つきで気持ちいい。

また黒湯ではない湯船は、
・超音波の浴槽
・酵素風呂の浴槽
と黒湯以外でも健康風呂が2種もある。
正直2種は肌で実感できるものではないけど、
ジャグジーもかねているのでとにかくゆっくりとお湯を堪能できます。

普通は薬湯等でバリエーションを増やす事が多いけど、
こうして浴槽でお湯から作るってすごくこだわりを感じます。

配置はこのようになっています。



〜竜宮城と錯覚するマツシマの様な景色〜
壁面はタイル絵で恐らく松島です。
でも舟の形がとても古風だったり、
松島にしては建築物が赤い色で鮮やかです。
古代の松島?どこでしょう。ちょっと不思議。

でもこの壁面をぼーっと眺めながら、浸かる黒湯の寝風呂は最高でした。

また、タイルで言うと、
黒湯 浴槽は茶タイル。
さら湯の浴槽は青タイル。
と、色分けをしていて機能的かつ、
気持ち良い色合いでした。
あと、水風呂の模様が非常にかっこよく、美しい。
そんなに複雑じゃないのですが、とってもオリエンタルなタイルでした。
これはちゃんと記憶がなく、、、悔しい!


〜サウナ〜
せっかくなのでサウナも入りました。別途料金200円。
清潔な木製サウナで、脱衣所から見えるガラス窓付きです。
調度ガラス窓の前の脱衣所スペースは、体重計がある。
だから嫌みなくサウナエリアをちらっと視野に入れる事ができます。
高齢の方でも安心して入れますね。


***政之湯の周囲にある「ゆ」はほとんどソープランド。
なので、フラッと通りかかっただけでは銭湯と気付かないかもしれません。
でもそれも吹き飛ばすくらいに「政之湯通り」の看板はたくさん輝いています。
周囲の店舗さん、街からリスペクトの念を感じる。。。そんな素敵な銭湯です。

そして、政の湯さんはそのリスペクトに応えている空間づくりをしています。
黒湯とさら湯の組み合わせ、サウナの配置、水枕の冷たさ、涼しくした脱衣所、、、あらゆる点から応えがある。
細かいけど、この地であらゆる人から愛される銭湯ゆえの気配り!

ちなみに奥様はお優しい、川崎の銭湯マップを頂きました。
銭湯好きなイラストレーター、ラジカルさんのイラストです!

もう沢山廃業したところがあるけれどね。。としんみりと奥様。
だから行く前に電話してから行ってね!と最後は笑顔。

素敵。
奥様と、タイルをちゃんと観るためにまた来よう。

*メイククレンジングあり
*無料ドライヤーあり
*ケロリン桶白と黄色あり
*サウナ別途200円

やすこ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。