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頑張らない介護

2013年06月14日 | 雑談
僕の周りでも
親の介護に勤しんでいる人はたくさんいます。

話を聞くと本当に大変だなと思います。

行政のサポートもまだまだ不十分ですので
介護する側の方が擦り減ってしまいます。

そこでよく言われるのが『頑張らない介護』という言葉です。
でもこれって
手抜きしろって意味じゃないんですよ。

一人で抱え込まないで
もっと気軽に周りを頼れよ、ってことなんですよね。

だから僕は、
あくまでも個人レベルでは
批判を承知で敢えて言います。
「頑張れよ、お前はそうそう死なないよ」って

その上で
「だからもっと周りも巻き込んでやれよ(笑)」って言います。

利用できるものは全部使ったうえで
そのなかで自分のできる事、
自分を保てる範囲で目一杯の事をやれよ、って意味です。

介護って最終的には介護する側を支える自己満足に行きつくと思うんですよ

こういう言い方は批判があるのも分かるけど
介護されてる側は先にいなくなる
でも介護する側は、ずっとそのことを引きずってると思うんですよ

自分は目一杯のことをできたのか?
一番大切な人に対して手抜きをしなかったか?

それは何がどうなっても引きずると思います
たとえどうしようもなかったとしても
人間は後から○○できていれば、って思うものです。

僕は思ってます
ママが倒れた時
もっと早く119番できなかったか
あと何秒か早かったら助かってたんじゃないか、
入院が決まった後、家に帰らずにずっと一緒にいたらもっと話せたんじゃないか、

最後の言葉で「ごめんね」なんて言わせることもなかったんじゃないか・・・

「どっちにしても後悔するなら尚の事頑張りすぎるべきじゃない」
それも正しいです。
でも、【できたはずのことをできなかった後悔】だけは死んでもしたくないと思うのです。

「もういないからそんなことが言えるんだよ」
と言われることもあると思います。

僕は
「いないから言えるんだよ、お前はまだいるんだろ?」と答えます。

今日は特に票は入らなくてもいいと思います。