延滞料金438,000円

レンタルDVDの返却を忘れていると
延滞金が結構かかります。

ある日の相談、
といっても後輩なんですけど(笑)

引っ越しの時にまとめて返したつもりが４本ほど忘れていたとか
そして引っ越したものだから業者もそいつの行方が分からない。

相当な年月が経ってどうにかこうにか見つけたらしいのだが
延滞金の請求金額は実に438,000円

計算方法は延滞金の一日当たりの金額×4本分×1年間(365日分)だそうで
ご丁寧に『店頭で一括払いなら1年分で勘弁してやるよ』的な文言が

まぁ
そいつも悪いと思いますよ。
聞けば家族で細々とやってるようなレンタルショップだそうじゃないですか

ただね
筋の通る請求なら僕は後輩に「さっさと払え」と言うでしょう
しかし
法的に筋の通らない請求ならそれは払う必要はないわけです。

今回のビデオ屋さんの請求は後者です。

何回かやり取りはありましたが
最終的には60,000円の支払いで終了しました。

ビデオ屋さんには申し訳ない話ですが
やはり経営者としてリスクヘッジはしておかなければならないわけですよ
DVDを回転させられないのなら新しいものを仕入れて回転させないといけない、
であれば延滞しすぎている部分に関しては一定期間で切ってしまって新品の購入代金を損害賠償として請求すべきだと思います。
・・・そうすれば時効の期間も変わりますしね

「じゃ延滞金100万円とかいうのは嘘なの？」と思っていただけましたら
「契約内容というのは当事者同士が決めたものは基本的に有効ですよ、当然その延滞金で儲ける悪質業者もいます。
ただそれが法外なものであると知らされなまま交わしてしまった契約なら無効も主張できます」と切り返しますので

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