内村特殊法務事務所、ただいま営業中

免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

ある日のシマヘビさん

2011年10月20日 | 雑談
先日
栃木県のバイク屋さんまで行ってきました。

お店は小さな山の中腹にあるので、細い道を登っていくのですが、
ふと道の真ん中に『なにか』を発見しました。
間一髪踏まなかったので見てみると・・・

蛇さんです。

柄からしてシマヘビさんですね
おとなしい無毒種です。

でも道の真ん中だとトラックなんかも通る道なので、バイク屋から帰る頃には版画みたいになってるでしょう。

なので

救助してあげることにしました

毒はない蛇ですので手掴みでもいいのですが
昔噛まれたことがあって結構痛かった記憶があるので、
木の枝を使って運んでやることにしました。

そして、
体の下に枝を入れようとツンツンしたのですが
今一つ反応が鈍いです

なんだか元気がありません。

とりあえず抱えました

やはり元気がありません。

棒と体のくっついているところに力が入っていない感じです。

実は放っておいても
もう長くないだろうなっていうのは見てわかりました。

元気のない理由はよくわかりません。

ウロコの艶もいいので
病気とか
栄養失調みたいな感じでもありません。

大きさから言っても寿命とも思えません。

放っておいても車に引かれて死んでしまいます。

そして道路のすぐ脇は山です。

バイクで走っていて気付いたのは
頭が山の方を向いてフヨフヨ動いていたからです。

戻ろうとしてるのかな?と思いました。

たぶんあまり時間は残ってないだろうけど
せめて最期は車にひかれるよりも
山の中で迎えさせてあげようと思いました。

放り投げたりしてショックで死んでしまわないように
そっと落ち葉の上に置きました。

資源の無駄遣いをする人間の偽善なんだろうなと思います。
良いことをするのは
自分がいい気持ちになるからっていう面も否定しません。

ですが、
生きようとする姿を看取ってやれたのは
僕はこのシマヘビさんにとってきっと良かったのだと考えるようにしています。

バイク屋さんからの帰り道、
放したところをもう一度見てみました。

30センチくらい進んでいましたが
もう彼は動きません。
少し撫でてみました
冷たくつるんとしていました。

頭は山の方を向いていました

自然界では弱るということは
それはもうすぐ死ぬということです。

でも
彼なりに生きようとしていたと思います。

大きな蛇はペットとして飼っていると
飼い主を認識するそうです。
それに挑発されて威嚇するということは
少なくとも快不快の感情はあると思います。

単なる自己満足だといわれても
シマヘビさんにとって
最期に出会った人間が僕だったことは
少しだけ幸せだったんじゃないかなと思うのです。


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