プロの手仕事、その２

はい
職人魂企画第２弾です。

今日はちょっと私用で栃木県まで行って来ました。
バイク屋さんに行くためです。

まぁマニアックなバイクなので
知る人ぞ知るってな感じです。

オーナーは年配の方が多いのですが
僕など乗り初めのころから、未だに年少組です

今日もいわゆる『大人』の方々が
何人か整備やオイル交換で来ていましたが
みんな明るい笑顔です。
子供みたいなもんです。

高級車の使い道の何割かは見せびらかすことだって言う人もいますが
そこにいるのは純粋に『乗りたいから乗る、欲しいから買う』素直な気持ちを実現している人たちです。

お孫さんもいそうなオーナーさんもいましたが
大型バイクを颯爽と乗りこなしていましたよ

ぼくもああいうオヤジになりたいものです。

そして僕のバイクにもいろいろと細かい部品が付いているのですが、
例えばこれ、
指さしているところにステーのようなものがあります。
こいつが何かというと、『ヒートガード』といいまして
エンジンの外側に排気管があるんですが、そのままだと足に当たって熱いので
直接触れないようにするためパーツがあるのですが、
それとエンジン本体をつなげるためのものです。

純正品もあるのですが、
僕は本来は別のところに付ける板をステーだけ作って付けてもらうようにしたのです。
その際に、
・足の位置はどこに置くのがブレーキなどの操作をしやすいのか
・熱が伝わりにくくするレベルはどのくらいか＝排気管から話す距離の検討
・黒いコードが見えますがそれをよけるための削り方はどうするのか(丸くえぐれてるところのことです)
・取り付け位置のバランス
などなど、
大きさにして５センチくらいの部品ですが、
これ一個作るのに一日かかってるのだとか・・・

こだわりだすとキリがないのは
何事も同じようです


「そんなのどうでもいいんじゃない？」と思われてしまったなら
「いやいやいやいや、その心意気こそが高いクオリティを生むんですよ」とフォローしますので
↓に一票よろしくお願いします
人気blogランキングへ

内村特殊法務事務所・新ＨＰ
http://www.seiki-office.com/

内村特殊法務事務所
http://homepage2.nifty.com/guth/