展覧会のお知らせです。2月11日(土)から3月19日(日)までの日程で、宮城県気仙沼市の「リアス・アーク美術館」にて個展開催の機会をいただきました。「N.E.blood 21」は東北・北海道在住の若手作家を全国的に紹介するシリーズ企画です。私は、地元である象潟(きさかた)の海辺を収めた写真作品を発表いたします。
写真を始めたきっかけは長女の誕生です。フィルムカメラを買って家族のスナップ写真を撮っていましたが、次第に日常の身近な景色にもレンズを向けるようになりました。特に、自宅からほど近い海辺の景色に魅了され、今なお尽きることのない見え方や感じ方を原動力に、カメラにリバーサルフィルムを入れて撮影し続けています。海辺に足を運び続けて早いもので18年の歳月が過ぎようとしています。海の営みから見れば18年など何も無いに等しいほどの一瞬ですが、その一瞬から多くのことを思い知らされ、気づかされ続けています。この思いをたずさえて、写真をとおして気仙沼地域の皆さまと対話ができるのかを見極めたいと存じます。ご多忙の折とは存じますが、ぜひご高覧くださいますようご案内を申し上げます。
会 期:2023年2月11日(土)-3月19日(日)
場 所:リアス・アーク美術館 http://rias-ark.sakura.ne.jp/2/
時 間:9:30-17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜・火曜、祝日の翌日(土日を除く)
観覧料:無料(常設展は有料)
作家在廊日:2月11日(土)・12日(日)
:3月11日(土)・12日(日)