FUJICHROME Velvia 100
五月の森は新緑で溢れ、初々しい若葉が光輝いています。
そんな森の中に身を置くと、雑念と言いますか心が洗われるようであり、
そして、体の底から力が湧いてくるようにも感じられます。
日々、淡々と移ろいゆく自然の姿は、
未熟な自分自身に様々なものを示してくれます。
美しさであれ、厳しさであれ、凄さであれ、恐ろしさであれ、
私に出来る事は、それらの一端をフィルムに収め続ける事で、
少しでも自然や自身のテーマに対する念を高め、
自戒と感謝を繰り返しながら、根幹となる人間性を磨いていきたいという事。
未熟だからこその目的であり、撮り続ける原動力がそこにあります。