里山人雑記

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小さく身近で興味深い

2021年12月13日 21時40分26秒 | Field Note<観察>
いつものフィールドにオオバンが少なめな今シーズン、じわじわとマイブームになりつつあるのがこの鳥。

カイツブリ Tachybaptus ruficollis
良い顔、おもしろい行動、年中見られる身近さと、魅力溢れる野鳥です。カモの仲間に見えますが、カモの仲間ではありません。昨日、形態は一助にすぎないという話をしましたよね。この鳥もそんな感じ。

さてこのカイツブリ、小さな体にも関わらず、すっと水中に潜り、自在に泳ぎ回って魚を捕まえ食べる姿は、なかなかに迫力があります。潜水する鳥には、水中で翼を開いて飛ぶように泳ぐものもいますが、カイツブリは、翼を閉じた状態で脚を巧みに使って泳ぎ回る鳥。水上からその姿を観察できるような透き通った水をたたえるところでは、ぜひその姿も観察して頂きたいところです。

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いやー。小さいしちょろちょろ動くし、これまではそんなにじっくり観察しなかったんですよね。しかしこれが、じっくり見始めるとおもしろい。もうちょっとちゃんと観察しようと思いました。