皆さん、こんばんは~
お正月明けは年末に売れてスカスカしていたワイン棚もようやく埋まってまいりました。
ちょっと珍しいチリワインが入荷しましたので、お知らせしますね
以下のアイテムは、今やチリワインを代表するワイナリー「ペンティスケーロ」が、ニューヨークやワシントンDCなど東海岸を中心にワインや日本の地酒を販売するWINEBOW社と提携し製品化したものです。中味は、ペンティスケーロのレセルバ、グランレセルバクラスを詰めたものでハイコストパフォーマンスワインといえます。さらに興味深いのは、世界的にワインの原料ブドウはフィロキセラという害虫対策のため接ぎ木をして栽培されるのが主流ですが、こちらは接ぎ木していないブドウで造られたワインなのです。ワインのエチケットの絵柄は、自根で育つチリのブドウ樹の力強さを印象づけています。品種のピュアな特性がしっかりと反映された2品種をぜひお試しください。
<チリ>ルート・ワン・カベルネソーヴィニヨン2010 750ml ¥1,320
アメリカで売り上げNO.1のチリカベブラックベリー、モカ、チョコレートの香、豊かな果実味に細やかなタンニンが溶け込み、バランスよくなめらかで、エレガントさも持ち合わせている。ボリュームはミディアム~フルボディ。
<チリ>ルート・ワン・カルメネール2011 750ml ¥1,320
カルメネールはボルドーで絶滅したとされる品種で、今やチリの固有品種として確立されています。メルロー種と間違えられたときがありましたが、タンニンが柔らかで凝縮感のある果実味は似ていても風味に違いがあります。私はカルメネールの方がメルローに比べ香や風味に様々な要素が感じられ複雑性があるように思います。これは製法にもよるでしょうが、比較的リーズナブルなクラスからも感じらる点です。
ブラックベリー、プラム、スパイスの香、豊かな果実味とやさしいタンニン、口に含むとさらにリッチな風味が感じられ、ボリューム感ある味わいです。やはりミディアム~フルボディ。
右のこげ茶色のキャップシールがカベルネ、左のワインカラーのキャップシールがカルメネールです。
お時間ありましたら、ぜひ比較試飲してみてください。
お待ちしておりまーす