ワイン会のご報告の続きです
懇親会では、ブルゴーニュ・ピノ・ノワールの古酒2アイテムを追加しましたー
左より、
⑥ルモワスネ・ブルゴーニュ・ルージュ・キュヴェ・スペシャル1998
ルモワスネは、ボーヌを拠点とする古酒で名高い生産者。飲み頃を迎えるまで地下セラーにてじっくり熟成させます。
「キュヴェ・スペシャル」は、ヴォルネイ、ポマールなどの村名ACクラスのブレンドで、あえて格下げしお安く提供することで、ブルゴーニュワインの魅力をより多くの消費者に伝えることを狙いとしています。
抜栓直後は、香は繊細ながら赤いベリーやチェリーなどの健全でチャーミングな香が感じ取れましたが、味わいがくたびれてしまったようなニアンスで、アフターにとげとげした渋味もあり、「ん・・・?」と、どうなってしまうのかとても心配になりましたが、さすがに底力を持っていましたね~ 1時間経過した頃には、香りも華やかさがアップし、味わいのバランスも整い、綺麗な酸はまろやかに、タンニンも柔らかくスムーズな飲み口に変化、風味は、熟成により生まれた枯葉、キノコ類、腐葉土などの複雑なニアンスも感じられましたが、穏やかな心地よい果実感も残っていて、エレガントで落ち着いた味わいでした。
⑦ルモワスネ・ブルゴーニュ・ルージュ・ルノメ2006
同じルモワスネの「ルノメ」、このシリーズは出来の良いヴィンテージの優れたキュヴェからのみ造られるアイテムです。
2006ヴィンテージながら、⑥の1998と比べると、やはり色調もまだ綺麗な赤味を帯びていて、フレッシュな酸も健在で元気の良さを感じます。若干の熟成感とフレッシュな果実感が交錯し、バランスもよく今でも十分美味しく頂けますが、まだまだ今後の熟成が楽しみなピノです。
下の写真、右が1998の方です。コルクも貫禄があります
そうそう乾杯を忘れてました
それぞれお好みのピノで、
かんぱ~い
お料理も次々に登場でーす
テイスティングのときからお出ししていた母の手作りぬか漬けスティック、リンゴ、パン
菜の花と生ハムのサラダ、母と合作のメンチカツ
これは、実に簡単にできて美味しいのでお試しください。TV番組で紹介されたものですが、
新玉ねぎの皮をむいたら、頭のところを十文字に切れ目を入れてスライスバターを載せてラップで包みます。それをレンジでチンするだけ(大1個で5分、小1個で3分ほど)。その後パセリを載せて、出し醤油を少々かけて召し上がれ
バター風味と新玉の甘味がとても相性よく、しんなりとした新玉の食感がたまらな~い
差し入れも美味しく頂きましたー
ほうれん草とチーズのキッシュ(粕谷イタリアンのお店「プリモピアット」さん作)…旨味がギューギュー詰まった肉厚キッシュ!食べ応えがありましたー
エリンギと新玉ねぎのマリネ・ローズマリー風味・・・熟成ピノにはサイコーのおつまみ
そうそう、先ほどのピノ、飲み干したら、グラスに綺麗な酒石が残りました、コルクに付いているのはよく見ますが、グラスの中にこんなに 珍しい経験です
さて、お楽しみデザートは、白玉入りフルーツポンチと烏山「CUMI」のふんわりシフォンケーキいろいろ
美味しいワインを美味しいお料理とデザートで堪能したあと、皆さんの至福の笑顔はサイコーです
今回のセレクトワイン達からテーマである春のイメージを少しでも感じ取って頂ければ嬉しいです。
参加者の皆様には今回も温かいご協力を頂き心から感謝しております。
ありがとうございました
次回は、30回記念ということで、ゴージャスにやりたいと思っています お楽しみに~