昨年末に今年の干支「馬」の絵柄のエチケットのチリワインが好評でしたので、再入荷いたしました
明日からの週末無料試飲ワインにしたいと思います
<チリ>ビーニャ・ファレルニア・チュンチュ・カルムネール/シラー レセルバ 2011 750ml ¥1,570
この造り手ジョルジオ・フレサッティは、もともとはイタリアでワイン造りをしておりましたが、ワイン造りの最適地として今の地(エルキ・バレー)に魅せられ、イタリアでのワイン造りをやめ、チリに賭けることを決意をし、国籍までチリに移してしまったそうです
エチケットに描かれた馬は、開墾した畑から見た野生の馬がモチーフになっています
チリの固有品種のカルムネール、日本でも少しずつ浸透しつつある品種です。もともとはボルドーで使用されていた品種でしたが、フィロキセラ(害虫)の被害にあって絶滅し、それ以前にチリに渡ったものが生きておりそれがチリに根付き今や固有品種としてしっかり定着いたしました。メルローに似ていると言われますが、タンニンが柔らかで凝縮した果実味が特徴です。
こちらのアイテムは、イタリアでのワイン造りの経験を生かし、カルムネールをアマローネのように乾燥させて用います。通常の収穫から1ヶ月程度枝に残しておき、晩秋に吹く強風がブドウを乾燥させます。そのため凝縮度の非常に高まったブドウとなります。
アマローネ・スタイルの凝縮感のあるカルムネール60%に相性の良いスパイシーでほどよい酸味のシラー40%がブレンドされることで、カルムネールの味わいを引き締め奥行きを持たせています。
また、いずれの品種も熟成が樽とステンレスタンク50%ずつですので、果実本来の風味を壊すことなく上品な樽のニアンスがバランスよく溶け合って深みのある味わいに仕上がっています。
造り手のロマンがいっぱい詰まった味わいを是非ご堪能くださいませ