サナダ虫 ~解体中~

Go on and fuck yourself

「ハッピーフライト」【映画】

2008年11月28日 | 批評 「観」 
矢口史靖監督作品、田辺誠一主演の、

映画 「ハッピーフライト」を観た。


ヒコーキ、飛ばします。


感想。

①料理得意で良かったよね。(意外だったけど)

②笹野高史のヅラよりも、岸辺一徳の乱れた髪の方が気になる。

③無事着陸出来ても、目的地ではないのだから、これからが大変だと思う・・。(客が)


見所。

①管制官。

②紛失物。

③バードさん。


ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」といった学生サクセスコメディとは違い、

沢山のお客様の命を預かる職場で働く大人たちという設定である為、笑いは控え目だが、

その代わり、飛行機に携わる様々な仕事内容(裏側)を見させてくれるのが嬉しい。

主人公は、CA(綾瀬はるか)でもパイロット(田辺誠一)でもなく、飛行機自体であり、

職場の人全員で飛ばしているのだ、と改めて実感。

★★★★☆


流石にシャレにならないので、絶対墜落はしないと解っていても、(ANA全面協力だし)

やはりハラハラドキドキというか、いい気持ちはしない・・。


これから飛行機に乗る予定がある人は、観ない方がよろしいかと。




そういえば少し前に、

ユナイテッド93」がTVで放映されていたな・・。


今回、私は観なかったけど、(つーか、生半可な気持ちでは絶対観れねー)

なんてタイミングなんだ。

「ブラジル蝶の謎」【小説】

2008年11月28日 | 批評 「読」 
「ブラジル蝶の謎」(著:有栖川有栖)を読んだ。

臨床犯罪学者の火村英生助教授と、推理作家の有栖川有栖の国名シリーズ第3弾。


「ブラジル蝶の謎」 「妄想日記」 「彼女か彼か」

「鍵」 「人喰いの滝」 「蝶々がはばたく」

この6作品を収録した短編集。


感想。

①「ファルキドン」「ヒュイトソニウス」「アミドン」「クラウディナ」・・なんて知らねー!

②3人の中で一番印象的な名前なのに、蘭ちゃんにもう忘れられてる・・。やっぱ顔か。

③アリス、携帯電話持ってる!(似合わん)


トリックとか関係なしに面白かったのは、「彼女か彼か」。

オカマの蘭ちゃんがイイ味出しているのだ!素(男)も出たりして。

ヒムとアリのコンビも相変わらず絶妙。

★★★☆☆


最近、「アリちゃんフェア」を細々と実施中。

たまには再読するのもいいね。

Sサイズ

2008年11月26日 | 自分 
就活真っ只中である弟に付き添い、アオキ初来店。

アンビリーバボーな格安商品がてんこ盛り!


弟は、松浦亜弥(青山)よりも上戸彩派だったのか・・。(関係無い)




コレを機に、私も職場(制服)のシャツを1枚購入することに。


弟の分と一緒に会計をした為、

店員 「あの、こちらのシャツのサイズだと小さいかと思われますが・・」

私 「あ、大丈夫です。シャツは私のですから」

店員 「・・ハ??・・あの、こちらはメンズものなんですけど・・・・」

私 「はい、解ってます。同じサイズのを、もう何着も持っていますので」

店員 「・・メンズサイズなんですか?!」

私 「レディースものよか、全然合うんですよ」




私のシャツのサイズは、メンズのSサイズなのである。




身長165㎝。

小柄でも、かといって大柄でもないのだが、

如何せん、人よりも若干手足が長いので、サイズを合わせるのに苦労をする。


シャツの場合、やはり一番気になる所は袖丈であり、

レディースだと、いつもつんつるてん。


が、初めてメンズ(Sサイズ)に袖を通した時ったらもう・・!




感動した!(小泉純一郎風に)




マジ、「コレだぁーーーッ!!」と思ったね。


袖丈は勿論のこと、衿廻りも肩幅も意外にピッタリで、

乳の無さが逆に、とても綺麗なシルエットを生み出す・・!


ボタンの向きなんて実際大した問題ではないし、柔らかい色やデザインも豊富だしな!

かなりスッキリと着こなせる。




ちなみに、

30年前(20代)の父と全く同じサイズです。(お下がりとして貰ったり)


腐っても親子。(ちょっと違う)




ま、一つだけ欲を言うと、

もう少しだけ、腕廻りを細めに作ってほしいかな・・。


流石はメンズ。腕がふっといふっとい。(大した問題ではないけども)

「図書館革命」【小説】

2008年11月26日 | 批評 「読」 
「図書館革命」(著:有川浩)を読んだ。

図書館シリーズ第4弾で完結。


当麻亡命事件!


感想。

①イラスト付き人物相関図がない!

②カバーを外した装丁が、前3作と若干趣が違う・・。(いーけど)

③本筋の難しい所を飛ばしてキャラ読み?!何ソレ、マジありえないんですけど・・。


番外編である「別冊」がまだ残っているが、とりあえずシリーズは完結。

ネタバレとは言わせない、事件も2人もハッピーエンドで大団円!

★★★☆☆


内容云々の前に、

全体的に読みづらい文章でもあったので、(ちょっとおかしい文法とか多いぞ~??)

(ドンパチシーンは特に)映像付きの方が、まだ楽しめたのかもしれない。


「アニメ」と「(漫画①:ふる鳥弥生)」と「(漫画②:弓きいろ)」があるみたいだが、

各キャラクター的に一番シックリくるのは、やっぱりアニメかな。


つーか、本当に月9ドラマ化されたりなんてことは・・、ないよな??

実写だと誰がいいだろう・・。思いつかん。

「図書館危機」【小説】

2008年11月24日 | 批評 「読」 
「図書館危機」(著:有川浩)を読んだ。

図書館シリーズ第3弾。


図書館は誰がために


感想。

①イラスト付き人物相関図がある!

②私も中学の時、英検4級落ちた気が・・。(5級しか持ってないし)

③泥酔にスポーツドリンクは駄目なのか。(勉強になった)


いつの間にか、郁は25歳(3年目)になっていたので驚いた。

超エリートだということも忘れてたし・・。(本人もだけど)

女のイジメはかなり陰湿で鬱陶しく、

武器を持って戦争に行くということは、それだけの覚悟が必要なのだと実感する一冊。

★★★☆☆


そういえば、一見するだけでは、ハチャメチャなカバーイラスト。

読後、改めて見直してみると、作中に関連するモノばかり。

何処で登場しているのか、一つ一つ探してみるのも面白いかもしれない。

「たみおのしあわせ」【映画】

2008年11月24日 | 批評 「観」 
岩松了監督作品、オダギリジョー主演の、

映画 「たみおのしあわせ」を観た。


結婚しても、しなくても、どのみち君は後悔することになる――ソクラテス


感想。

①コンセントとかかな~。(ミスド)

②テーブルの上に座るな。

③バス停関係なく止まるのか。


見所。

①天井裏。

②追いかけっこでガッシャーン!

③忌野清志郎。(何?)


民男(息子)が主人公な話かと思っていたのだが、

父親や叔父にも同じくらいスポットが当たっていたので、少々戸惑った。

ラストの結婚式(父親と息子が手を取り合い、花嫁から逃げる所)は新鮮だったけど、

その後のオチは、「・・・・え?」って感じで、正直微妙。

★★★☆☆

「私が殺した少女」【小説】

2008年11月21日 | 批評 「読」 
「私が殺した少女」(著:原)を読んだ。

私立探偵・沢崎シリーズ第2弾。

第102回直木賞受賞作品。


まるで拾った宝くじが当たったように不運な一日は、一本の電話で始まった。

探偵事務所に電話をしてきた依頼人は、面会場所に目白の自宅を指定していた。

沢崎はブルーバードを走らせ、依頼人の邸宅へ向かう。

だが、そこで彼は、自分が思いもかけぬ誘拐事件に巻き込まれていることを知る・・!


感想。

①私立探偵なのに、事務所が「渡辺探偵事務所」・・。(理由はあるが)

②錦織警部との電話のやり取りが面白い。

③あとがき(?)も面白い。


説明や描写は細かかったのに、沢山登場する刑事たちの区別はつきにくかった。

沢崎は渋くてカッコ良く、如何にもハードボイルド!って感じなのだが、

ハードボイルドはあまり読まない・・。というか、結構苦手。

ラストのどんでん返しも、「だよね~」みたいな。

★★★☆☆


読み始める前に、

文庫本カバーの折り返し部分(著者近影)を見てしまった為か、

沢崎のイメージがそのまま著者の姿になってしまうんですけど・・。


あ、でも、彼も中々渋いオジサマでカッコイイかと思われる。

「イントゥ・ザ・ワイルド」【映画】

2008年11月21日 | 批評 「観」 
ショーン・ペン監督作品、エミール・ハーシュ主演の、

映画 「イントゥ・ザ・ワイルド」を観た。

冒険家ジョン・クラカワーのノンフィクション小説「荒野へ」を映画化。


そして僕は歩いて行く まだ見ぬ自分と出会うために


感想。

①凄い名前。

②石田純一か!(靴下穿け)

③2週間後に発見されたのか・・!(結構早い)


見所。

①バス。

②ベルト。

③絶景。


アラスカへ行くまでの旅(過去)と、アラスカに着いてからの旅(現在)が、

交互になって進むので、少々ややこしくも感じたが、

肉体改造も含めた主演の演技を始め、音楽や絶景の数々が凄く良かった。

準備も甘く、かなり無謀な旅であるのに、思わず感化されそうになったくらいだ・・。

★★★★☆


彼の最期は、とてもつらく、孤独で、ちょっぴり情けないものであったのだが、

「僕の人生は幸せだった!」という言葉を残し、笑みを浮かべているようにも見えた。


旅先で出会った人々に恵まれ、そこで大切なものに気付かされ、

人生はこれから!という所でもあったというのに、本当に惜しまれてならない。


だがこの旅は、決して無駄なものではなかったし、確実に彼を成長させたのだ。

BAKA

2008年11月19日 | 他人 
先日、姉と二人、帰宅するバスの中で、

姉の元教え子(高1女子生徒2名)と遭遇した。


この辺りではレベルが最も低いと言われているバカ高で、

数日前まで実習助手をしていた姉。

妹である私自身も、謙遜出来ないくらいのバカ高出身ではあるのだが、

この高校は、その母校にすらバジかれてしまった落ちこぼれが集う学校なのだ!




先生(助手)だった姉を見つけるまでも煩かったのだが、見つけてからも勿論煩く、

こちらに近付いてくる彼女たち。


当然、姉と一緒にいる私にも好奇の視線を。




生徒 「誰なんですかぁ~??」

私 「・・妹です」

生徒 「似てなぁ~い!」

私 「・・・・(ありがとう)」


生徒 「何歳なんですかぁ~??」

私 「・・24歳です」

生徒 「あぁ~、2個下って言ってたもんねぇ~!」

私 「・・・・(なら直ぐ計算出来るだろ)」


生徒 「先生(姉)ってウザイんですかぁ~??」

私 「・・ウザイです」

生徒 「あはははははは!」

私 「・・・・(あははは・・)」




みたいなことを幾度かやり取りし、(一応、敬語だったのにはビックリ)

あとは専ら彼女たちの会話に聞き耳を立てていたのだが――、




生徒 「家って何処なの~??今度遊びに行くから~!」

姉 「えーっとねぇ、ココを通って、アソコを曲がって・・」(※口頭で説明)

生徒 「え~?わかんな~い!」

姉 「○町なんだよ。学校と同じ」

生徒 「学校って、○町なんだぁ~!」




ちょちょちょちょちょっと待て!

なーに勝手に人ん家教えてんだ、テメーは!!


オメーは次の仕事の為、さっさと札幌へ戻るんだろうがな、家には俺様がおるんじゃ!!

マジで押し掛けてくる連中なんだぞ!?気を付けやがれ!!


つーか、ガキらもガキらだ!

何故、住所をハッキリ言っているというのに解らない?!

学校の住所も知らないとはどういうことだ?!




生徒 「も~、カルチャーショックなんだけど~!」

姉 「・・“カルチャーショック”の意味、解ってて言ってるの?」

生徒 「え~?“軽くショック”ってことじゃないの~?!

    わかんな~い。どういう意味~??」

姉 「・・英語のY先生に聞きな」

生徒 「ってゆーかぁ、英語だったんだぁ~」




ちょちょちょちょちょっと待てちょっと待てちょっと待て!!

何だ、この会話は・・!!


“カルチャーショック”の意味が解らないことは、この際仕方がないと思う!

意味も解らず使っちゃう言葉って、日本語であっても結構多かったりするよね!

でもな、流石に“英語”だということくらいは解ろう!

少なくとも、“日本語ではない”ということくらいは知っとこう!


つーか、姉も姉だ!

“カルチャーショック”の意味くらい、この場でさっさと教えてやれよ!

オメーだって、英語を多少はカジッているんだからよォ・・。




いやぁ~、本当にビックリだよね・・。

まるで、異国人かと見紛う光景。


そんなオメーらにカルチャーショック。




姉から何度も何度も生徒のバカっぷりを聞かされてはいたのだが、

いざ、こうして近くで接してみると、

母校のことを懐かしく思うも、少々度肝を抜かされる。


脳味噌の構造が、ちょーっと違うのかな??

母校には、「基礎は解ってても応用が利かない」という人種が多かったのに対し、

この学校には、「基礎からもうなっていない」人種が多いようだ・・。




思わず彼女たちに、

「うわぁ~、本当にバカなんだねぇ~!」と言ってしまう所だったぜ・・。


こういう会話は日常茶飯事なのだろうし、教師は大変だ。

「X-ファイル:真実を求めて」【映画】

2008年11月18日 | 批評 「観」 
クリス・カーター監督作品、デビッド・ドゥカブニー主演の、

映画 「X-ファイル:真実を求めて」を観た。

大人気海外ドラマの映画化第2弾。


それは、人間が触れてはいけない「力」


感想。

①モルダーとスカリーって、そういう関係だったの?!

②捜索は霊能者一人で十分じゃん。

③運転中、携帯電話の使用は大変危険ですのでお止め下さい。


見所。

①血の涙。

②犬。

③エンドロール。(何してんのアンタら)


超有名な本シリーズ。「超常現象を扱った作品」ということくらいは知っていたが、

「結末があやふや」らしいので興味が持てず。(解決編欲しいミステリ派なので)

時間が余ったので、期待もせずに無知のまま鑑賞。

観てビックリ、あまり超常的なモノは出て来なかったぞ?!

シリーズファンにはどうなのか判らないが、このくらいなら私はOKだ。

ま、普通のサスペンス映画なのだけど。(結局)

★★★☆☆


本シリーズのことは全然知らないけれど、テーマソングの音楽は好き。

あの音聞くだけで、訳もなくスゲー怖くなるよね!


ビリーバン○ンの方が怖いけどね・・。