サナダ虫 ~解体中~

Go on and fuck yourself

「転々」【映画】

2009年02月28日 | 批評 「観」 
三木聡監督作品、オダギリジョー主演の、

DVD 「転々」を観た。


歩けばわかる、やさしくなれる

原作批評はこちら


感想。

①・・東京って、こんなに変な所なのか??

②旋毛のニオイとかどうでもいい。

③針金ハンガーを頭に被ってみたくなる。(被れ)


見所。

①東京風景。

②岸辺一徳。

③三日月しずか。


小ネタ満載の東京風景は、そこだけで笑える!

こんなだったっけ??と思うも、映画は映画で面白かった。

ちょっと行き過ぎな所が残念だったけど。(ビルから落下は引いたわ・・)

★★★★☆


ちなみに。

“三日月しずか(麻生久美子)”を知りたい人は、

ドラマ「時効警察」(オダギリジョー主演)をチェック!


かなり人気で、家でも入っていたにも関わらず、私は殆ど観ていなかったが。(何だよ)

おやつタイムがダイエット

2009年02月26日 | 自分 
普通、おやつ(甘い物)を摂取すると、体重や健康管理に響いてしまうもの。

しかし、我が社でのおやつタイムだと、

私だけは確実にエネルギーを消費してしまう。




勿論、おやつはいつもいつもある訳ではなく、

偶に、お客様から頂いたり、社長が買って来てくれたりする。


私がパシらされる時もある。(コレだけでも適度な運動量)




買って戻ると、

社員のオッサンどもに、私が一人一人配って歩き、(欲しけりゃ来いや!)

その後、人数分のお茶を入れ、一人一人配って歩く。(テメェで入れろ!)


自席でふんぞり返っている、甘い物が大好きなオッサンどもは、

すぐ食べ始めてしまうので、お茶を配る前に、既に平らげていたりする。


「女の子って、甘い物は別腹!とか凄いこと言うよな~」

「サナダさんは、もっと食べてもっと太った方がいいと思うよ~」


とかヌかしながら、おやつを次から次へと食べまくる。(余ることはまずない)




ドタバタ動きまくっていた私が、漸く一休み出来ると思うも、

既におやつはもうない。


・・・・。




ちょっとしたものを自分で持っていったりもするのだが、

コソッと食べないと、目敏く見つけられ、

「何やら美味しそうなもの食べてるなぁ~」と集られてしまう。


その意地汚さに、絶句。




・・あの、

私、こう見えても、


一番年下なんだよ??

一番ガリガリなんだよ??

一般的に、甘い物大好き&別腹!と言われている女の子なんだよ??




ここで一句。


ダイエット したくなくても ダイエット




・・・・。




そして、更に。


オッサン 「新しい作業服を注文したいんだけど~」

私 「アレ?もうボロボロにでもなったんですか??早いですね・・」

オッサン 「いや~、腹回りがキツくてキツくて苦しいんだよね~!」

私 「・・・・」




ただでさえ会社は厳しい状態だというのに、

そこまで負担しなくてはいけないものなのか??

「孤島パズル」【小説】

2009年02月25日 | 批評 「読」 
「孤島パズル」(著:有栖川有栖)を読んだ。

英都大学推理小説研究会部長の江神二郎と部員の有栖川有栖シリーズ第2弾。


閉ざされた島での連続殺人!


感想。

①ノックの音、口で言ってるー!

②ジグソーパズルを額に入れて飾ってしまったら、もう遊べねーじゃねーか!!

③“和人”を“犯人”と読んでしまう・・。


島の見取り図はあるも、

宝探し(モアイの位置)地図はないことから、(作中では解答編と共に公表)

パズルはとても簡単。そして、殺人事件の犯人も。

初めて読んだ時は、「読者への挑戦状」までに導き出せたので嬉しかったのだが、

殆どの読者も同じみたいなので、ガーン!

★★★★☆


推理研の紅一点、マリアが初登場!

アリスとのバカップル振りが読んでいてとても和む。可愛い~!


二人は関係を否定しているも、

周囲同様、イチャついているようにしか見えねェぞ・・。

「ジェネラル・ルージュの凱旋(下)」【小説】

2009年02月23日 | 批評 「読」 
「ジェネラル・ルージュの凱旋(下)」(著:海堂尊)を読んだ。

田口&白鳥シリーズ第3弾。

映画化し、来月から上映予定。(竹内結子主演)


不定愁訴外来担当の田口公平の元に、匿名の告発文書が届いた。

旧友で、“将軍(ジェネラル)”の異名をとる、救命救急センター部長の速水晃一が、

特定業者と癒着しているというのだ!

上巻批評はこちら


感想。

①白鳥、漸く登場!

②つーか、まだたまごっちしてんのかよ!

③肩書き、長ぁー。


白鳥が出て来ると、やっぱり面白い。

相変わらずムカつく奴だが、いつもより大人しかったのにはビックリ。(出番も少ねェ)

田口先生も地味だし(いつもだけど)、とにかく速水先生の独擅場!みたいな。

もうね、超カッコイイのなんのって。

・・・・映画?!観に行くに決まってんだろ!!

ルージュではなく、チュッパチャプス持参で行きますよ!!

★★★★☆


巻末特別付録もあって、ちょっと有り難い。

シリーズ第2弾も読んでみたくなった。

キモイですか。キモイですよ。

2009年02月22日 | 他人 
見て下さい、この完璧とまでいえる美しい姿態の数々・・!

もう、うっとりですよ・・。


コレをオカズに白飯3杯くらいイケそう。

ずっと見ていても飽きないくらい。幸せを感じます。ニヤニヤ。

そのくらい綺麗なんです、マジで。




とても古本には見えません。




100年に一度とまで言われている、この大恐慌な世の中。

出来るだけ、出費は避けたいものである。

趣味である読書(本)も然り。


ブラブラと店舗を闊歩し、面白そうな作品を見つけるのも楽しいけれど、

欲しい本を手早く見つけられる、ネット注文にも手を出し始めた私。




注文、そして到着。




通信販売というものは、

自宅にいながら買い物が出来るという手軽さ等がメリットなのに対し、

商品を直に手に取って見ることが出来ないというデメリットが生じてしまう。




しかし、ここは天下のブックオフ

流石にヘタなものは扱っていない!!




そして、今まではたったの一店舗しか知らなかっただけに、

レベルの高さをも味わわされた。


これが、全国か・・!!




かなり気になっていた本のニオイも、またいいんだなコレが・・。


人よりも若干ニオイに敏感というか、本のニオイが大好きな私は、

図書館等でも偶にある、あの何ともいえない異臭を発する本が、本当に駄目なのだ。

人間の生活臭が凝縮された、みたいな??


臭過ぎて臭過ぎて、マジ読めたモンじゃねー。


前の持ち主と、ブックオフの保管の仕方に、本当に感謝で一杯です。




量にもよるのだろうが、この程度↑であるならば、

ダンボールではなく袋に入って届くので、処分も凄く楽。




もう大好きなんだ、ブックオフ!!


本を売るならブックオフ♪ だけでなく、

本を買うならブックオフ♪ でもあるんだよ、マジで!

「ぐるりのこと。」【映画】

2009年02月21日 | 批評 「観」 
橋口亮輔監督作品、木村多江主演の、

映画 「ぐるりのこと。」を観た。


めんどうくさいけど、いとおしい。

いろいろあるけど、一緒にいたい。


感想。

①絵、描きてぇー!

②声、小っさ!!(女被告人)

③畳、早く拭いてくれ!!


見所。(聞き所)

①絵。

②「どっちでもいい~♪」

③味噌汁。


とにかく、木村多江とリリー・フランキーの演技が絶妙。

カットのあまり入らない映像とBGMの少なさが、

より自然さを引き立たせていたように思う。

下ネタも結構多かったけど、それもまたリアル。

キネマ旬報の上位作品とのことで、再上映で安く観られてラッキー!

★★★★☆


どうでもいいけど、映画を観る前、

チラシの2人の写真について、母と議論(?)をしていた。


木村多江&リリー・フランキー夫婦が金屏風の前に並んで立っているもので、

その両側には、チラリと写るドレス姿のオネェチャンたち。




「この写真、一体どういう状況で撮ったのだろうか・・」

「あ~、ちょっと気になった」

「やっぱり、結婚式に招待されて写されたのだろうか・・」

「・・にしては、格好がちょっとラフ過ぎない??」

「じゃあ何か??

 通りかかったら偶々そこで結婚式をやっていて、乱入して写して貰ったと・・??」

「まっさか~!」




いやいやいやいや、そのまさかでした。

ビックリです。

「ジェネラル・ルージュの凱旋(上)」【小説】

2009年02月19日 | 批評 「読」 
「ジェネラル・ルージュの凱旋(上)」(著:海堂尊)を読んだ。

田口&白鳥シリーズ第3弾。

映画化し、来月から上映予定。(竹内結子主演)


不定愁訴外来担当の田口公平の元に、匿名の告発文書が届いた。

旧友で、“将軍(ジェネラル)”の異名をとる救命救急センター部長の速水晃一が、

特定業者と癒着しているというのだ!


感想。

①・・え??もしかしなくても、ミステリではない・・??(うそーん)

②口紅のニオイは嫌いだ。

③白鳥、やっぱり(まだ)出て来ねぇー!


シリーズ第1弾の「チーム・バチスタの栄光」とは違い、どうやらミステリではなさげ。

まぁ、舞台は命を救う“病院”である訳だから、

死人が多く出るとはいえ、そう頻繁に殺人が行われても困るのだけど。

つーか、シリーズ第3弾だし・・。第2弾とは同時進行らしいけど・・。

大学病院など大きな組織内のイザコザは、少々退屈・・。

★★★☆☆


映画が近々公開されるということで、読み始めてみた訳なのだが、

うーん、観ようかどうしようか・・。


堺雅人(超好き)が出るのだけどもなぁ~・・。


・・もしかしなくても、速水先生役??

ちょーっと私の中でのイメージが違う感じもするのだが・・。ま、いっか。

「余命」【映画】

2009年02月17日 | 批評 「観」 
生野慈朗監督作品、松雪泰子主演の、

映画 「余命」を観た。


君に届け いのちへの想い


感想。

①いくら何でも、医者や夫に絶対バレると思う。

②アホウドリで・・。(ジョン万次郎が生きる為に喰いまくった鳥だね!)

③・・ニオイで判るのか。


見所。

①アキオ。(後半出て来ねぇー)

②「モモ」。

③夕日。


別に悪い訳ではないのだが、あまり心には残らない感じ。

乳癌治療は、したらしたで、物凄く大変なのは解っているつもりだけど、

しなかったらしなかったで、やっぱり物凄く大変なのだろうと思う。

なのに、あまりそうは見えなかった。綺麗過ぎなんだな、松雪泰子。

★★★☆☆


どうでもいいが、

作中で登場する小説「モモ」(著:ミヒャエル・エンデ)。


そろそろ本気でちゃんと読みたくなってきたかも。

「新選組!(第20回)」【ドラマ】

2009年02月17日 | 批評 「観」 
2004年に放送された第43作目NHK大河ドラマ、香取慎吾主演の、

DVD 「新選組!」(第20回)を観た。


第20回は、「鴨を酔わすな」。

浪士組の羽織を新調し、

外で金を巻き上げている鴨一派を尻目に、着々と仲間を集める近藤一派。

そして、会津藩の公用方・広沢との宴の席で一騒動!

ドラマ第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回

第11回
第12回 第13回 第14回 第15回

第16回 第17回 第18回 第19回の批評はこちら)


感想。

①だ、誰か斎藤くんにプライドを分けてあげて・・!

②トシ、ちょっと遅いぞ。(勇が酒をかけられた時の一派の反応)

③ギャーッハッハ!一人で泣いてるゥ~!鴨のくせに!!(爆)


見所。(聞き所)

①咳払い。

②「採用です!」

③熱唱トシ!


とにかく私は、鴨が大嫌いなんだ。

漸く鴨(一派)崩壊のカウントダウンが始まったぜ~?!

さっさと消えろ!!

★★★★★


後の四番隊組長・松原忠司が初登場!

彼を演じた甲本雅裕って、甲本ヒロトの実弟だったのか・・。知らなかった。


あ、私と誕生日も一緒だ。(あっそ)

「月光ゲーム」【小説】

2009年02月15日 | 批評 「読」 
「月光ゲーム Yの悲劇’88」(著:有栖川有栖)を読んだ。

英都大学推理小説研究会部長の江神二郎と部員の有栖川有栖シリーズ第1弾で、

著者のデビュー作。


閉ざされた山での連続殺人!


感想。

①17人は多い。

②通行人の目は、確かに気になる!

③アリスには死別した兄が!?・・名前が気になる。(次男に“有栖”だからな!)


デビュー作ということで、やや稚拙さが感じられるも、

閉ざされた山の中での殺人鬼と、噴火の恐怖がドキドキで、中々楽しめた。好き。

ワトスンのアリスが恋をしたりと(勿論、玉砕★笑)、青春小説にもなっている。

そうか、マリアが出て来るのは次作からだったか。


・・しかし、犯人を指すダイイング・メッセージでの「Y」の文字。

アレは少々弱いというか、微妙だった気が・・。

普通、初対面者同士が挨拶する時って、まずは名前の音から入るじゃん??
実際本作でもそうで、音で聞いた後、「どういう漢字だろう??」ってなるじゃん。
名簿等で文字から入った場合なら、こういう読み間違いも解るけど・・。
つーか、わざわざ名字ではなく、素直に愛称(名前)で書けや。


★★★★☆


行方不明(?)であった本作。

仕方が無いので再度購入。


不本意ではあるが、ブック○フで購入・・。

ネットは便利です、ホント・・。