「女王国の城(下)」(著:有栖川有栖)を読んだ。
英都大学推理小説研究会部長の江神二郎と、部員の有栖川有栖シリーズ第4弾。
第8回本格ミステリ大賞受賞作品。
本格ミステリとは〈最善を尽くした探偵〉の記録だ。
江神二郎の推理こそ、この物語を完結させる唯一の解答である。
論理の糸の一端は読者の眼前にあり、それを手繰った先に、犯人は独りで立っている。
作者が求める解答は、その名前と推理の過程だ。
(上巻批評はこちら)
感想。
①アリスとマリア、やっぱり離れ離れ。
②河馬のキャラクター!?
③女王様、全然出て来ない。
前3作のクローズド・サークルは「山」「島」「村」で、
外部と連絡が取れない(警察が来られない)状況であったのに対し、
今回は、「城」に見せかけて、まさかの「街」。
しかも、外部と連絡が取れるのに警察を呼ばないというアリエナイ状況。
事件のトリックや犯人よりも、アヤシイ宗教団体の秘密に唸る。何で気付かなかったのか。
小さな謎やちょっとした出来事も、きちんと伏線になっていて面白かったけれど、やっぱ長いって!
★★★★☆
最終巻のクローズド・サークルが何処になるのか、今から楽しみ!
というか、いつ出版されるのか・・。(また15年後だったりして笑)
江神さん、死ぬなよ~。
英都大学推理小説研究会部長の江神二郎と、部員の有栖川有栖シリーズ第4弾。
第8回本格ミステリ大賞受賞作品。
本格ミステリとは〈最善を尽くした探偵〉の記録だ。
江神二郎の推理こそ、この物語を完結させる唯一の解答である。
論理の糸の一端は読者の眼前にあり、それを手繰った先に、犯人は独りで立っている。
作者が求める解答は、その名前と推理の過程だ。
(上巻批評はこちら)
感想。
①アリスとマリア、やっぱり離れ離れ。
②河馬のキャラクター!?
③女王様、全然出て来ない。
前3作のクローズド・サークルは「山」「島」「村」で、
外部と連絡が取れない(警察が来られない)状況であったのに対し、
今回は、「城」に見せかけて、まさかの「街」。
しかも、外部と連絡が取れるのに警察を呼ばないというアリエナイ状況。
事件のトリックや犯人よりも、アヤシイ宗教団体の秘密に唸る。何で気付かなかったのか。
小さな謎やちょっとした出来事も、きちんと伏線になっていて面白かったけれど、やっぱ長いって!
★★★★☆
最終巻のクローズド・サークルが何処になるのか、今から楽しみ!
というか、いつ出版されるのか・・。(また15年後だったりして笑)
江神さん、死ぬなよ~。