サナダ虫 ~解体中~

Go on and fuck yourself

「探偵はBARにいる」【映画】

2011年09月28日 | 批評 「観」 
橋本一監督作品、大泉洋主演の、

映画 「探偵はBARにいる」を観た。


何かあったら電話してくれ。


感想。

①雪に埋もれたら死ぬよ。

②あの”おかき”は犯罪的に美味い。

③・・原作よりも情け容赦なくバンバン殺されているのにはビックリ。


見所。

①愛車。

②ブスウェイトレス。

③酔い潰れる原作者。(・・だよね??)


原作より面白かった!というのが正直な感想かな。

ミスマッチに感じたキャスティングも、映画バージョンとしてアリに感じたくらい。

知っている場所が映るのも嬉しい。(ススキノは行かないけど)

アクションも頑張っていたし、続編も期待出来そう!?

★★★★☆


主人公は原作者みたいな人(サンドウィッチマンの伊達ちゃん系?)を想像していたけれど、

大泉さんでもアリかな~。

カッコ良さ(?)は半減するも、コミカルさが増して、作品として面白くなっていた。


高田先生も出張っていて良かった。やる気なさ&ダサさMAXの龍平好き!

霧島役の西田敏行はドンピシャ。

小雪はどうでもいい。

ミスリード(吉高由里子)の扱いも◎。

「バーにかかってきた電話」【小説】

2011年09月25日 | 批評 「読」 
「バーにかかってきた電話」(著:東直己)を読んだ。

ススキノ探偵シリーズ第2弾。

「探偵はBARにいる」のタイトルで映画化し、只今公開中。(大泉洋主演)


いつものバーで、いつものように酒を呑んでいた<俺>は、見知らぬ女から、電話で奇妙な依頼を受けた。

伝言を届け相手の反応を観察してほしいという。

疑問を感じながらも依頼を果したのだが、その帰り道、何者かによって殺されそうになった!


感想。

①ジクジクたる・・。

②親友(ギャ!)だったのか。

③毎回毎回凄い酔いっぷりに引く。


前作よりは面白かったかな。確かに映画化するならこちらの方で正解。

でも、キャストを知ってから読んだので、面白さ半減。

“コンドウキョウコ”が誰なのかが丸判り。(ネタバレとは言わせない)

★★★☆☆

ナンプレ!

2011年09月20日 | 気になるアノ商品 


ナンプレにハマり、自分でもナンプレ本を買ってみた。


他と比べて少々お高めだが、

携帯に便利なサイズで、更にプレゼント商品が全て現金であるという所がポイント。


出来る所まで解いて、応募しようと思う。


ちなみに、この表紙問題もプレゼントの対象になっている。

興味がある方は是非トライ!




そもそも出会いは約1ヵ月前。


以前からナンプレ好きだった姉が、遂に本を購入。

数字(数学)嫌いの為、全然興味がなかった私にも解き方を教えてくれた。




そして、ハマる。




レベル1の問題にも手こずっていた私だが、今ではそこそこの難問もクリア出来るように。

姉のレベルをあっという間に追い越してしまった。


レベル3の問題に苦戦している姉を覗き込み、

「そこには“5”と“8”が直ぐ入るだろ! 何で解らないんだ!!」


もうイライラ★




ゆっくりじっくり解くタイプなので、時間はかかるけど、

数字がピタッと当て嵌まるのは本当に快感です。


「人妻熟女プレイ」云々とか書いてあるけれど、全然気になりません。





「銀の匙」【漫画】

2011年09月16日 | 批評 「読」 
「銀の匙 Silver Spoon」(漫画:荒川弘)1巻を読んだ。


濃厚すぎる農業高校を舞台に、主人公の八軒勇吾が悪戦苦闘しながらも、命の大切さを学んでいく・・

汗と涙と土にまみれた青春物語!


感想。

①作家の「有川浩」と名前が似ている。(女性という所も)

②校長先生、好きです。

③う~ん、懐かしい。


大ヒット作「鋼の錬金術師」(未読)の荒川弘、最新作!

何を隠そう、実は私も農業高校出身です。

懐かしく読めました。続巻も期待。

★★★☆☆


ちなみに母校には、寮や食堂、酪農科はなかったが、

生徒数が少ない為、クラス替えは勿論、担任も3年間変わらず。(我がクラスは担任いじめて追放したが


普通教科のレベルはとんでもなく低く、教科書ペラッペラ!(中学レベル)

専門教科の教科書は確かにブ厚く数も多いが、殆ど使わない。(紛失しても問題ナシ

だからといって、筆記試験で100点を取るのは難しい。(英語や数学の方がバシバシ取れる)

実習さえ真面目に受けていれば、0点取っても成績には殆ど響かないが・・。


学科が違うというだけで、使う教室・実習棟(敷地)が全くの別物。

「・・ここ、一体何に使ってんの??」と思う場所が敷地内に多数アリ。(一度も見ないで終わったり)

更に同じ学科でも、研究班が違うというだけで、「???」なことが多数アリ。

説明されても呪文にしか聞こえず、本当に理解不能。(特にバイオ系)

しかし、こんな私でも、全国大会出場経験あり。(才能か、はたまた運か・・)


万が一弁当を忘れても、外の畑では様々な野菜を育てているので、(夏場は)満腹。超美味い。

実習棟には、調理器具から調味料まで常備されている。

スイカ盗んだら停学、メロン盗んだら退学。(友人、めっちゃメロン盗んでた・・)


冬場の水仕事は地獄。(勿論、素手)

悪天候(吹雪)の中の温室直しも地獄。(勿論、素手)

虫や蜘蛛、カエルに強くなる。

土や泥(汚れ)にも強くなる。


敷地が広いので、移動が大変。(エゾノー程ではないが)

「クマ出没注意」の看板は流石になかった。道路標識くらいならある。

普通授業から実習に移る間の休み時間は勿論休めない。(移動→着替え→移動)

実習は勿論、体育や移動教室がとにかく多い。

時間割は毎日絶対変わる。聞き逃すと大変。(特に着替えや道具が必要な授業)

文化系の部活は一応ある。(運動部も含め、全く盛んではなかったが。所属してない生徒も多数)


等々、結構あるあるネタも多かったのだが、


少なくとも作中のように、「夢」を持っている生徒は殆どいなかった気が・・。

実際、農業関係へ就職する生徒も殆どいなかった気が・・。(私も含め)


その代わり(?)、中退・留年(退学)する生徒はゴロゴロ。

「(数学の)xって何?」という生徒、普通にいる。教えるのも嫌になる。


とにかく私の代は、素行(頭)の悪いヤツらが多かった。(倍率も低く、誰でも入れた)


ちなみに、母校出身の有名人は、某お騒がせミュージシャン(?)。

聞くと、私と同じ学科らしい・・。本当に本当の先輩じゃねーか・・。

マスコミに取り上げられる度、恥ずかしさでいっぱいです。もういい加減落ち着いて下さい。


かと思えば、国立大学へストレートで進学する生徒もいたり・・。

筑波行った先輩もいたな。ようやる!




このような、とても小さな世界だったけれど、(カテゴリーでのアホな「武勇伝」ネタは、全てこの高校での出来事です)

色々な人間がいて、汗水流すことも出来て、良い経験が沢山出来たと思います。

3年間楽しかったです。面白かったです。入学出来て、この学科で本当に良かったです。


卒業後、一度も遊びに行ったことなんてないけどな!

「探偵はバーにいる」【小説】

2011年09月09日 | 批評 「読」 
「探偵はバーにいる」(著:東直己)を読んだ。

ススキノ探偵シリーズ第1弾。


札幌の歓楽街ススキノで便利屋をなりわいにする<俺>は、いつものようにバーの扉をあけたが…

今夜待っていたのは大学の後輩。同棲している彼女が戻ってこないという。

どうせ大したことあるまいと思いながら引き受けた相談事は、いつのまにか怪しげな殺人事件に発展して…


感想。

①<俺>の名前が気になる。

②子供はウン○がお好き。

③子供の名前、読めない。


苦手なハードボイルド。

「軽い」とか言われてるけどそうなの??

場所がススキノ(札幌)なのは、ちょっと親近感。

北海道弁も、・・・・う~ん、昔ならばこのくらいの人、沢山いたのかな。

★★★☆☆


映画を観るにあたり、まずは原作を・・、

って、コノヤロウ! 映画化は原作第2弾の「バーにかかってきた電話」の方じゃねーか!!

映画のタイトルがこっちだから間違えてしまったぜ!


紛らわしいことしやがる。

「うさぎドロップ」【映画】

2011年09月07日 | 批評 「観」 
SABU監督作品、松山ケンイチ主演の、

映画 「うさぎドロップ」を観た。


まわりを見渡せば、世界は愛で溢れてる―。


感想。

①ダイキチの家、オシャレ・・。(もっとジジ臭い平屋でいいのに)

②二谷さん、ガサツ・・。(香里奈だと似合うけど、やはり上品で素敵なお母さんが良かった!)

③妄想シーンはいらない。(しかも長いし)


見所。

①出荷部。

②返信。

③通勤ダッシュ中、ダイキチに抱えられているりんちゃんの声。(可愛い)


とにかく子供たちが可愛かった!

映画としては普通。

原作である漫画の方がいいには決まっているけれど、それほどコケた実写化ではなかったと思う。

★★★☆☆

「カクレカラクリ」【小説】

2011年09月03日 | 批評 「読」 
「カクレカラクリ An Automaton in Long Sleep」(著:森博嗣)を読んだ。

2006年にTVドラマ化。(加藤成亮主演)


廃墟マニアの郡司朋成と栗城洋輔は、同じ大学に通う真知花梨に招かれて鈴鳴村にやって来た。

天才絡繰り師によって、120年後に作動するように仕掛けられた謎の絡繰りとは?


感想。

①一緒に車に乗せてくれないのか・・。

②キリが悪い数字だ。(120年)

③暗号が簡単過ぎる。


正直あまり面白くなかった。

宝(絡繰り)探しの冒険小説といった感じ。映像の方が楽しめそうな。

殺人事件も起きないので、大学生である主人公たちの年齢をもっと下げて、

子供向け小説&ドラマとした方が良かったのでは。

★★☆☆☆


そうか、無闇矢鱈と「コーラ」が出て来ると思ったら、

コカ・コーラ発売120周年記念として本作が書き下ろされ、映像化されたからなのか。


それにしても、森作品初の映像化だったとはね。

ムーミン近況2

2011年09月01日 | つぶやき 


少しずつだが、何とか集まっている。(未だに参加者1名)


「欲しい本あんま無い」と腐ったものだが、「ミステリーズフェア」も開催してくれて助かった・・。

目標枚数もゲット出来そう。




出費がバカにならないけどな!(全然読めてないし)