サナダ虫 ~解体中~

Go on and fuck yourself

「スマグラー おまえの未来を運べ」【映画】

2011年10月31日 | 批評 「観」 
石井克人監督作品、妻夫木聡主演の、

映画 「スマグラー おまえの未来を運べ」を観た。


それは、運命の荷物。


感想。

①「ラスト38分の衝撃」・・・・って、長いよ!

②確かにラストの方である背骨の素早さには衝撃。

③確かにラストである砧の回復力には衝撃。


見所。

①背骨。

②警官コンビ。

③「メロソ」。


思っていた以上に面白くなくて驚いた。(笑)

だけども、安藤くんが超ハマリ役で、とにかく美し過ぎる・・!!

今までで一番カッコ良かったー・・。実は結構好きなんです。(すっげ久々に見たけど)


え? コレ、安藤くんが主役だよね??

「主演を食っちゃってる」以前に、脚本からして既に安藤くん中心だよね??


ブッキーなんて殆ど出て来ないし、出て来てもボコられてばっかじゃんよ・・。

他、永瀬正敏、松雪泰子、高嶋政宏など、脇のキャラも濃くて霞んでるし・・。

★★★☆☆ (安藤くんに★一つ!)

「きのうの世界(下)」【小説】

2011年10月28日 | 批評 「読」 
「きのうの世界(下)」(著:恩田陸)を読んだ。


この町の秘密。

住人は塔のことを何も知らない。

真実を隠すために、知らないふりをしているみたいだ。

死んだ男は、一つの謎かけを残した。

上巻批評はこちら


感想。

①タイミング悪過ぎ・・。(栄子

②こそこそすんなや。

③水害は怖い・・。


想像通り(?)、不思議系を混ぜてきたけれど、それが活かされてない感じ。

なので、殺人事件としては物足りない。というか、どっでもいい。

逆に、「町の謎」だけでよかったともいう。

★★★☆☆


・・上下巻に分ける必要がないくらいの厚さ。

いつもなら憤る所だが、今回はムーミン応募券が付いてきた訳で。


2枚ゲットォ!!

「ツレがうつになりまして。」【映画】

2011年10月26日 | 批評 「観」 
佐々部清監督、宮崎あおい・堺雅人主演の、

映画 「ツレがうつになりまして。」を観た。


「ガンバらないぞ!」


感想。

①確かにパソコンはもっと簡単に作ってほしい。

②シャワー止めて!

③あとで。


見所。

①イグ。

②髪の毛。

③クレーマー。


神様のカルテ」同様、理想的な妻・ハルを演じたあおいちゃんがとにかく可愛い。

堺雅人もハマリ役で、本当に息ぴったりの夫婦を演じてくれた。脇の俳優陣も良い。

重いテーマだけれど温かい気持ちになれる作品で、明日も頑張ろう!みたいな。

いや、頑張らなくていいんだっけ。(笑)

★★★★☆


姉は「パニック障害」である。

一応「うつ病」とは違うけれど、まぁ似たようなモンだ。

(・・怒られそうな発言だが、健常者からみたら違いなんてあんまわかんねー)


本当は、姉も一緒に観る予定だったが、体調が優れない為、母と鑑賞することに。


姉が実家に戻ってきて約半年。

9月から突然体調が悪くなり、この10月でドカンと落ちる。


普通の(体調が良い)時は普通なんだけど、対応も難しくなるし、会話もままならなくなるし、

ご存知の通り、私は口が悪く性格もキツイので、本当にイライラさせられる。

病気だと解っているのに、解っていても、爆発しそうになる。


だけども本人は勿論、家族もまた、根気強くこの病気と付き合っていかなくてはならない訳で、

姉の担当医から話を聞いたり、専門書を読んだりして、少しでも理解しようと頑張って(?)おります。


・・最近、原因不明の胃痛に悩まされている。

やっぱストレスなんかなぁ~。マジ勘弁だぜ・・。




生きる事は辛いな

「きのうの世界(上)」【小説】

2011年10月22日 | 批評 「読」 
「きのうの世界(上)」(著:恩田陸)を読んだ。


他殺か事故か。

町の外れの「水無月橋」で死んでいたのは、一年前に失踪したはずの男。

ようこそ、ここは、塔と水路の町。


感想。

①ウチの近所のオバサンも、鮮やかな色(蛍光色)の服をよく着る。

②神様の数え方は「柱」だったか。

③町の地図が欲しい。


長編ではあるのだが、視点が変わる短編仕立てとなっており、小さな謎が繋がっていく。

新参者」のようで、非常に好ましい作風で面白い。

このままの流れで下巻へ行ってほしいものだが、恩田陸特有の不思議なニオイが・・??

★★★★☆

「ムーミン谷の彗星」【小説】

2011年10月16日 | 批評 「読」 
「ムーミン谷の彗星」(著:トーベ・ヤンソン 訳:下村隆一)を読んだ。


長い尾をひいた彗星が地球にむかってくるというのでムーミン谷は大さわぎ!


感想。

①あ、こちらの方が出版早かったのか。(「たのしいムーミン一家」が先だと思っていた)

②挿絵が本当に多い。(2ページに1つくらいの割合!)

③スニフとじゃこうねずみ、キャラが超ウゼェ。


シリーズ第1弾・・という訳ではないけれど、(出版順がややこしいなぁ)

お馴染みのキャラクターたちとの出会いが描かれている。

「たのしい~」とは違い、危険な彗星がムーミン谷(地球)に衝突する!という、

中々衝撃的なストーリー展開に驚かされるも、引き込まれた。

★★★★☆

「DOG×POLICE ドッグポリス 純白の絆」【映画】

2011年10月12日 | 批評 「観」 
七高剛監督作品、市原隼人主演の、

映画 「DOG×POLICE ドッグポリス 純白の絆」を観た。


それは、最高の装備か、真実の絆か。


感想。

①あの人ごみでの大爆発だというのに、死傷者の数が少な過ぎやしないか。

②犬も含め、味方は不死身!

③だけど犯人は、割りとアッサリ死亡!(爆)


見所。

①犬。

②パンツ一丁。

③ジャブズ氏。


うん、普通だった。

個人的に、メンバーそれぞれにもっと見せ場があっても良かったような。

ジョブズ氏は先日亡くなっちゃったよー!

★★★☆☆


市原くんの作品は、ドラマも含め久しく観ていなかったが、

演技がどうも鼻に付くようになった気がする・・。


竜也さんに近い。

「カラスの親指」【小説】

2011年10月10日 | 批評 「読」 
「カラスの親指 by rule of CROW's thumb」(著:道尾秀介)を読んだ。

第62回日本推理作家協会賞受賞作品。


ど派手なペテン、仕掛けてやろうぜ!!

5人+1匹、人生最大の大仕掛けに挑む!


感想。

①がきデカ・・?!

②チラシの裏とかじゃなくて良かったじゃん。(遺書)

③内容よりも、解説でのアナグラムにはビックリ。


泥棒や詐欺モノは大好きだし、読み易くて普通に面白かったけど、

テンポがちょっと悪いというか、性に合わなかった感じ。

5人で仕掛けるメイン(のはず)のペテンは、もっとページを使っても良かった気が。

計画から実行までがあっという間過ぎ。軽過ぎる。(前半にページ使い過ぎ)

最後のどんでん返しがあるとはいえ、いや、どんでん返しがあるからこそ、

もっと読者をミスリードして盛り上げてくれなくちゃ。

★★★★☆


・・やっぱりイチャモンをつけたくなるミチオ作品。(笑)

苦手(嫌い!)意識を持ってしまっているからなのだろうが・・。

「キッズ・オールライト」【映画】

2011年10月07日 | 批評 「観」 
リサ・チョロデンコ監督作品、アネット・ベニング、ジュリアン・ムーア主演の、

映画 「キッズ・オールライト」を観た。


青空の下、共に生きる。家族になる。


感想。

①父親は一緒か。

②友達、可愛くない。

③バイ!?


見所。

①初対面時。

②レイアップ。

③ジュリアン・ムーアの肌。(やっぱり気になるんだ


二人のママ(同性愛夫婦)と、それぞれが産んだ子供の4人で暮らす家族の中に、

闖入してくる遺伝子上の父親・・。

設定は面白い。でも個人的には別に・・。

もっと子供中心の話になるかと思ったら違った。親の複雑な三角関係だった。

★★★☆☆

「神様のカルテ」【映画】

2011年10月05日 | 批評 「観」 
深川栄洋監督作品、櫻井翔・宮崎あおい主演の、

映画 「神様のカルテ」を観た。


心は、きっと救える。


感想。

①翔くん、髪型どうしたの。(病気?)

②旅館の戸締りはどうしてるんだろう・・。

③お前、花びら係かよ!描けよ!!


見所。

①砂糖。

②ゴン!

③ペンキ塗りたて。


原作よりも楽しめた。想像通り、といった所か。

翔くんの髪型となで肩が物凄く気になったけれど、

原作のカットする部分や脚色、設定を変更する所は上手くまとめていた感じ。

理想的な妻を演じたあおいちゃんも可愛かった~。結婚して下さい!

そういえば、久々に貸切状態で鑑賞。

★★★☆☆


ラストのエンドロールで、

「西岡徳馬」「池脇千鶴」「加賀まりこ」「柄本明」と流れたのにはちょっとビックリ。


池脇千鶴、もうこんな位置に付けるようになったのか?!

あと、絶対トリは加賀まりこだと思ったのだが。