サナダ虫 ~解体中~

Go on and fuck yourself

VS睡魔!

2009年10月30日 | 自分 
私は仮眠をとるのがクセで、

大体夜の11時頃になると、猛烈な睡魔が襲ってくる。


まぁ、だったらそのまま寝ちゃえばいーじゃん、って話なんだけど、

まだ風呂にだって入ってないし、

つーかもう、着替えとか、ベッドに入るとか、電気消すとか、

そういうことすらも煩わしい程の物凄い睡魔なもんだから、ホント困るのよ。


そして、夜中の2時頃に目覚めて、風呂に入ったり本読んだりして、

3時過ぎに本格的に寝ます。




あぁー、駄目だぁー!




「二度寝とかすると、頭悪くなるんだよ」と言われたけれど、

もう悪いですからーッ!


今更な感じでもあるけれど、普通に考えて時間も勿体無いし、

出来るだけ、仮眠はとらない方向で頑張ってみようと思う。


面白いTV番組や映画(劇場鑑賞は別)でも勝てない睡魔だけど、

続きが気になる小説(面白いだけでは駄目)ならば何とかなるので・・。


最近では、「贄の夜会(上)」(著:香納諒一)が良かったなぁー。

睡魔、ボロ負け。

「モロッコ水晶の謎」【小説】

2009年10月29日 | 批評 「読」 
「モロッコ水晶の謎」(著:有栖川有栖)を読んだ。

臨床犯罪学者・火村英生助教授と、推理作家・有栖川有栖の国名シリーズ第8弾。


「助教授の身代金」 「ABCキラー」 「推理合戦」 「モロッコ水晶の謎」

この4作品を収録した短編集。


感想。

①「助教授の身代金」って、ヒムが誘拐される話じゃないんか!(ガッカリ)

②つーか、旦那如きに3000万円なんて出せん。(「警察には知らせるな」??知らせるよ!!)

③7ページ!(「推理合戦」)


表題作が一番面白かったけど、(「ABCキラー」は共著で持ってるよ!)

えぇー!なくはないけど・・。ちょっと拍子抜け。動機面は奥が深い。

敬語でもなく、友人(ヒム)に対するものでもなく、

高校生の少年に対して話す、柔らかい関西弁なアリちゃんは貴重。

★★★☆☆


ちなみに。

「ABCキラー」が収録されている共著は、講談社文庫『「ABC」殺人事件』で、

恩田陸、加納朋子、貫井徳郎、法月綸太郎らと。

★ピンクスカート★

2009年10月27日 | ファッション・小物 
弟の部屋(アパート)に荷物を運んでいた時。


エレベーターでちょっと助けて貰ったイケメンくん、

偶然にも、弟の友人だったようだ。


弟は彼に、「家族」とでも紹介したのか、

「妹?」と聞かれたらしい。


あらー、イイコね~♪


まだ“ハタチ”でも通じるってことかしら★(え)




★ピンクスカート★ 【¥2500円】


 ピンクというよりベージュっぽい色??

 父に、「肌着っぽい」とか言われる。るせー。

 ミニ丈で、裾のレースが可愛い。

 ウエストはゴムでラクチン。




ピンク色は、若い女の子の色ではない。

男の色です!

「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」【映画】

2009年10月24日 | 批評 「観」 
根岸吉太郎監督作品、松たか子主演の、

映画 「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」を観た。

第33回モントリオール世界映画祭最優秀監督賞受賞作品。


愛など信じたら、すべてが消えてしまうと、男は恐れている。

すべてを失った後に、残ったのが愛だと、女は知っている。


感想。

①クスリ飲むのに、それだけの水(酒)でいいのか??(つっかえるわー)

②ギリギリ登場。(桜桃)

③つーか、サブタイトルの「タンポポ」は何故に漢字ではないのか。


見所。

①三角帽子。

②電車で監視。

③くしゃみ。


特別面白い訳ではないのだが、魅入ってしまう何かがあった感じ。

太宰治の雰囲気というか、その世界観が滲み出ていたというか、

この夫婦に共感は出来ないはずなのに、何か惹かれてしまう作品だった。

自分でもよく解らないのが正直な気持ち。「何で?」って思う。

★★★★☆


でもね、ごめん。これだけは言わせて。


松たか子と浅野忠信の2人の演技は、とても良かった。

良くて、素晴らしくて、見事に演じきっていた所為もあるのだろうが、

特に浅野忠信の大谷(つーか、太宰治??)が、




そらもーべらぼーにムカついたのでございますよ。




自分でもビックリした。


前で観ていたカップル(夫婦?)が居なかったら、

「っざけんじゃねェ、この糞野郎がッ!!」とスクリーンに向かって怒鳴り散らしていたと思う。




本当に、無理無理無理無理。




彼が映る度に、彼が何か喋る度に、彼が何か行動する度に、虫唾が走った。

“クズ”という言葉は、彼の為にある言葉だと本気で思った。


そんな彼を心底愛し、尽くそうとする女共が、本当に理解出来ない。




魅力なんか微塵もねーだろーがよ!




こんな男と一緒にいたら、私だったらマジでブッ殺しているかもしれない。

良くてDVだな。絶対殴る。殴らずにはいられない。


だってコイツ、“人間”じゃなくて“害虫”だもん。




あ゛ーーー、気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い!!




(一応は)架空の人物に、ここまでの怒りと嫌悪感を抱いたのは初めてだ。


太宰の小説は、読んだことがない訳ではないのだが、

「コイツ、ウゼー!」で済んだというか、そのまま流せたというか。(ぶっちゃけ、あんま覚えてない)


それが、映像(実態)としてリアルに出て来たもんだからなぁ~・・。




参りました。




そんな訳で、見事なまでに私の嫌いな男像が確立出来た記念すべき作品。

今度から、嫌いな男のタイプを聞かれたら、即答で「太宰治」だな。


ヘタレは嫌いではないのだけれど、コイツはその容量を遥かにオーバーしている。

許せるレベルではない。


こういう男は、私に近付かない方が身の為だぜ・・。(ま、寄ってこないだろうけど)

「贄の夜会(下)」【小説】

2009年10月24日 | 批評 「読」 
「贄の夜会(下)」(著:香納諒一)を読んだ。


サイコ・キラーvs.狙撃手<スナイパー>vs.孤独な刑事<ローン・ウルフ>!

上巻批評はこちら


感想。

①吸い殻をポケットに直に入れるのはちょっと・・。

②恵子、やっぱりウゼー!

③いつからメイク(?)してたのだろう・・。


下巻はとにかく一気読みだった!

スケールがデカくなり過ぎに少々戸惑うけれど、引き込まれるのでヨシ!

苦手なハードボイルド作品とは思えない程に楽しめたし、うるっとクる所も多々。

★★★★★


それにしても、この殺し屋を見ていると、

GLAYの「ひとひらの自由」を思い出す。

号泣する準備はできていなかった

2009年10月22日 | 自分 
社会人7年目、25歳。

初めて、会社で泣きました。




泣きながら仕事をして、

泣きながら家に帰って、

泣きながら親に愚痴った。


・・ガキの頃でもなかったぞ、こんなこと。




社会(会社)の理不尽さに、


ただ、ただ、


悔しくて、悔しくて、悔しくて、


でも、久々にがっつり泣けて、


負の感情が全部涙として流れてくれた感じ。




明日も頑張ります。

「贄の夜会(上)」【小説】

2009年10月21日 | 批評 「読」 
「贄の夜会(上)」(著:香納諒一)を読んだ。


サイコサスペンス+警察小説+犯人探し!


感想。

①・・で、「目取真」って何て読むの??

②恵子、ウゼー!

③チャット、超恐い。


雑誌「CREA9月号」で、伊坂幸太郎が絶賛していた作品。

猟奇的殺人鬼と殺し屋と警察の三つ巴で、少々長いけれど見せ場も沢山あって飽きさせない。

続きが気になる面白さであり、殺し屋が超カッコイイ!

★★★★☆


作中で、14歳の時に同級生を殺害し、その首を校門前に晒した猟奇殺人犯の少年が、

大人になり、立派な弁護士紳士として登場する。(容疑者であるけれど)


・・・・


う~ん、嫌でもあの事件を思い出しますなぁ~。

「さまよう刃」【映画】

2009年10月18日 | 批評 「観」 
益子昌一監督作品、寺尾聰主演の、

映画 「さまよう刃」を観た。


父親は犯人を追う。 刑事は、父親を守りたかった。

原作批評はこちら


感想。

①少年(犯人)、殆ど出て来ねェー。

②公開中の「カイジ」、ちょっと観たい。(何の話か)

③映画の中だけでも、やっぱり殺してほしかった。


見所。

①エビ天。

②ビデオ。(被り物・・?!)

③蜘蛛の巣。


原作は「二度と読みたくない」と言っていたのに(嘘ではないが)、映画は観に行くなんて、

私は本当にケイゴリンが好きなんだな・・。はぁ・・。


映画は、原作よりも“ソフト”に出来ていた感じ。でもその分、“薄く”なってもいたので、それもどうかと。

早く少年法をなくしてほしいものだ。(それか、年齢をもっと下げるとか)

法律を変えればいいだけの問題ではないことくらい解っているけれど、

被害者やその家族にしてみたら、もう本当にどうしようもないんだって。

★★☆☆☆


この間、光市母子殺害事件のルポが出版され、犯人の元少年の実名も公表されたとか。

タイトルが、「福田君を殺して何になる」(著:増田美智子)だったか??

うーん、「生かしておいても何になる」って感じだが。


いや、百歩譲って、生かしておいてもいいけれど、(遺族にしたら殺してやりたいだろうけど)

一生シャバには出て来ないでほしい。


ガキだろうが、100%更生しようが、過去の出来事だろうが、出て来ちゃ駄目だろ。

人の一生を壊した代償は、せめて自分の一生だろ。

罪を償うということは、その罪を生涯背負うってことだろ。


遺族が求める裁判での「死刑」は、これ以上ない犯人への優しさに思う。

ERASER.

2009年10月16日 | 他人 
我が社にある、予定表(黒板)。

まぁ、何処にでもあるモンで、当たり前のことだけど、

そこに1ヵ月分の予定を、次々と書き込んでいく。




朝の8時や9時頃に、ひょっこりやって来る会長(78)。

毎朝の日課の通り、本日の予定をチェック。


そして、消す!




本日の予定を、


朝一番に、


消す!


消す!!


消す!!!




会長曰く、


「今日の予定なんだから、もう見ただろ」




いや、見たけど!

確かに見たけど、せめてその時間までは黒板に文字を残しといておくれよ!!




一応、まだボケてはいないようなのだが・・。


どんでもねェ老人だぜ。

「まほろ市の殺人 冬」【小説】

2009年10月14日 | 批評 「読」 
「まほろ市の殺人 冬 蜃気楼に手を振る」(著:有栖川有栖)を読んだ。

競作「幻想都市の四季」シリーズ第4弾。


とある兄弟の悲劇!


感想。

①三つ子なのに名前がバッラバラ・・・・って、そんな共通項が!?

②蜃気楼の説明、ちんぷんかんぷん。

③ウチの弟も男のくせに怖い話(TV)の後にトイレ行けないぞ。(爆)


」同様、蜃気楼ネタかと思ったが、(犯行姿が偶然蜃気楼として現れていた!的な

流石に違った。当たり前か。

まぁ、ある意味蜃気楼だが。(何)

★★★☆☆


お盆に弟が帰省して来た時。

夜中の3時を過ぎていたのだが、丁度私も起きていたので、待っていた。


真っ暗闇の中で。


弟は自室へ向かう為、電気を付け、階段を上って来た。

そこで私は、「お帰り★」の意味を込めて、弟が付けたハズの電気を明滅させてみた。


弟はめっちゃビビッていた。(お盆だし)

アホめ。