きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

傘の修理

2015-11-28 | 今の会社
壊れた傘をさっそく傘屋に傘を持っていく。

傘屋はとうに80代になったようなヨボヨボのおじいさんがやっていて、「すみません~」と声をかけると、おじいさんがやっと歩いてこちらに来てくれた。
「骨を折ったので直してください」と言うと、やっとの動作で傘を広げ、しばらく傘を見ると、あらーなどと言い、これは折れてるだけはなく芯も曲がってるね、ホラ、などと言う。そしてあらー、あらー、みたいなことを言い、「何をやってこうなったの?」とまで言うので、「会社の傘立てに置いておいたら誰かが使ってこうなったんです。」と答えた。

「これはもう1度バラさないとダメだね」と言うので、たいそうお金が掛かるのかと思い、おそるおそる「幾らぐらい掛かりますか?」と尋ねると、おじいさんは申し訳なさそうに「1,000円。」と言う。その答えを聞く前から、2,000円でも3,000円でも直してやるゾ!と思っていたが、1,000円ならありがたい。

「直してください!お金は会社に出してもらいます!」と私は言う。

もぉ~~~~~
人から借りた傘を、傘屋から「どうしたらこうなるの」と言われるほど壊すかァ?(▼▼)!
会社のお金は自分のモノかもしれないが、これは私が妹からもらった傘なんだぞ!そこの所をわきまえていただきたい。

帰ってくるとkekeがやってきた。おなかがすいたようでご飯を炊いたようである。昨日煮ておいたビーフシチューにルーが入ってないので、「なんで食べなかったの?」と言うと、「量が分からなかった」と言う。

「大体半分ぐらい入れて足りなかったら足せばいい」と言うと、「そんな曖昧では困る」と言う。
そんな話をしながら、どこからそうなったのかあのニュース知ってた?昨日みたんだけど、母子家庭のお母さんが娘を殺してしまったらしい、と言う話をすると、kekeは「中学1年生でしょ?」と言う。

「そうそう、きっと心中しようと思ったんだろうね。」と同情すると、「それよりもっと重大な事件がある」とkekeが言うので、「あぁあの糖尿病の子が祈祷士に殺されちゃったやつか?」と言うと、「それではない」と言い、「70歳のお父さんが新聞配達をしながら認知症のお母さんを看病してて思い余って、娘と3人で死のうとしたんだけど、お父さんだけが死んでしまってお母さんと娘が殺人補助で逮捕された事件の方が(身につまされて)切実だ。」(すみません詳しく知らずこんな内容だったと思います。)と言う。

私はうっ、と言葉に詰り、「あぁ・・・」と言い、「そうならないようになるべく体にいいものを食べて長く元気でいられるようにします。。。」とスミマセンと言う。

未来が見える水晶玉があったら、自分がこの先どうなるか知りたい。
自分の不具合でkekeが困るようなことがあったら、間違いなくその前にあの世に行くのになぁ・・と思うのだが、今の世の中では自殺もできない。

親はみんなそう願っていたんだろう。みんなが。。。