きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

マイナンバー講習会

2015-11-18 | 巷の話題
【注意】この記事で「個人カードを作ろう」と思った方は、最後のコメント欄(デメリット)もあわせてお読みください。よろしくお願い致します。<(_ _)>



社長宛てに某団体から「マイナンバー制度の説明会」のお知らせが来ていた。社長はそれを見て「sake君、代わりに話を聞いてきて。」等と言う。
よく見ると「経営陣のための説明会」のようなので、某団体に「社長の代わりに一般社員が行っても大丈夫ですか?」と電話すると「どうぞどうぞ」という返事である。

そして昨日出かけた。
社長の元車を借りて、社長のための説明会に行くなんて、気分はお偉いさん・・・なんちゃって。(^_^;)

そして聞いてみて分かった事は、何よりマイナンバーは厳重に管理しなくてはならないもののようである。
データで保存しておく場合は関係者以外はもちろん目に触れないようにしなければならない。もちろんお金を出してセキュリティをガンコにするのもいいが、先生のお勧めは指紋認定ができるUSB辺りが費用も掛からず良いのではないか、ということである。

それから紙で保存するのもいいという。その場合は鍵のかかる場所や(マイナンバーを記載した紙を)金庫に入れて置くようにしてください、と言う話だ。(紙を金庫?!)と思うが、それぐらい重大に管理しなければならないブツのようである。

マイナンバーは会社から市役所、税務署や社会保険事務所に提出することがあるが、逆に役所等から会社に送られてくることはない。だから基本、そのおおもとのデータの管理が完璧なら漏洩することはないと言う。(社会事務所の届出の会社控えも、マイナンバーの所は黒く塗りつぶしておくようにとのこと。)
それでも更に電車でうっかり書類を置きっぱなしにしてしまうことがあるので、マイナンバーの書いた提出書類は、必ず持ち運びには封筒に糊付けをするようにとも言われた。とにかく関係ない第三者に見られてはならないものだそうである。(テントウムシという5m離れるとブザーがなる器具(3,000円程度)をつけておくといいですね、と言う説明もあった。)

そこまで厳格なものだとは知らなかった。今まで私はどうもマイナンバーをコバカにしていたようである。
行ってみて良かった。そうでなければ、マイナンバーの書類をあちこちに作って放置していたかもしれない。話をきいたので、私の場合はマイナンバーの紙を1人1箇所しか持たず、それを鍵が掛かる所に大切に入れておこうと誓う。(退職者のものは即時シュレッターにかけないといけないそうである。)

そして説明によると、マイナンバーのデータは1つのデータベースで管理されているわけではないようだ。
例えば、年金事務所のデータベースと、税務署のデータベースは違うので、万が一厚生年金のデータが漏洩しても、そこから更に税務署のデータまでに行くには更にセキュリティがかかるので、一つが漏洩しても、何もかもそこでさらされる訳ではないらしい。(だから安心してくださいねと言っていた。)

それから先日我が家にもマイナンバーの通知がきたが、それを見るとマイナンバーの個人カード(免許証のように写真がついたり、ICチップが入っていたりするもの)も作ることができるようである。最初は怖いから作らないでおこうと思ったが、先生の話では写真付きで作っておいた方が悪用されないのではないか、と言う話である。そのICチップにはプライベートな情報(金銭的なものや病気など)は載らないそうである。また個人カードは24時間365日コールセンターがあり、無くしたらすぐに差し止めることができるそう。

カードの有効期限は10年(子供は5年)だそうで、「簡単写真もいいですが、10年に1回だからプロに撮ってもらうのもいいですね」と先生は言う。
たしかにそれがきれいに撮れていたら遺影に使うこともできるかも・・・とふと考えた。

最初は個人カードなんて全然ノーサンキューのつもりだったが、写真付きで作っておいてもいいかなぁと今は考えている。


・・・とは言っても、それをめぐって何も無いわけはないのであって、まだまだいろんな問題がこれから起こるだろうなという予感はしないでもない。ただマイナンバーは漏洩すると相当な罰則があるようなので、厳重に管理しなければならないものだということだけはよく分かった。。。