きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

親がかつて歩いた同じ道

2005-03-30 | 日記

不動産のH田さんが会社にやってきた。
上司BRさんと仕事の話があったらしい。しかし、BRさんは1時間くらいは軽く人を待たせても平気な人なので、やはり今日も1時間くらい待つ羽目になった。しかし、H田さんはバリバリの不動産営業マンだ。そんなのは百も承知だった。

「sakeちゃん、会社入ってどのくらいになるんだっけ?」
「もうすぐ7年ですよ。^^」
「もう、そんなになるんだっけか?!息子は?
「今度中3です。」

(あれ?そう言えばH田さんって、何歳なんだろう?)尋ねてみると、ここで初めてH田さんは52歳で孫が二人居らっしゃる事が判明。

「え~~~!!◎◎もうお孫さんがいるんですか?!」
「そうだよ~ほんとに孫はいいよぉ~」
と言うH田さんのデレ~ンとした顔を、初めて見たような気がする。
「責任がなくて~本当にかわいいんだよ~」

そう言えば、母もそんな事言ってたな。
「責任がない」のは判るけど、それが何故デレ~ンとするほど可愛くなるんだろう?自分の子供でもないのに。
そして、「5歳のお孫さん?来年の春は学校ですね。」と私が言うと、またH田さんは天井を見て、デレ~ンとなるのだった。きっとランドセルを背負ったお孫さんの姿を想像しているのだろう。。。。

「ハハハ。sakeちゃんもそのうち判るよ。そうなると、又考えが変わるぞ。」
「え?考えが変わる?!何だか楽しみ!^^」
「だろ?楽しいぞ~!それまでが男の子は大変だけどな!」
男の子”は”大変なの??
「男の子は大変・・?ってどう言う意味ですか?」
「ほら、事故とか事件とか警察沙汰とか、まぁ男の子はいろいろあるからさ。これから友達によってガラッと変わるからね。^^」
「・・・・え。
ケイサツザタ・・


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(その後、実家にて)

sake「もう!H田さんったら、↑こんな事言うんだけど~そんなに男の子って、大変なのかね~?心配だな~><」
妹 「うちのパパは警察沙汰は無いみたいだよ?でも女の子だって心配だよ。いろんな事件多いし。」

うちの両親も厳しかった。
私が記憶にあるのは高校卒業式の日に、クラスメートとディスコに行こうと誘われたのに、うちの両親だけ行かせてもらえなかったこと!(それでも土壇場で行こうとしたら、母が会社に居る父にまで電話。絶対に行ってはいけないと言われる)
それから、社会人になった妹は、家に帰ってくるまで父が居間で待っていた(寝ないつもりがコタツで寝てしまっていたりする)これらの行為にどんなに私達姉妹が腹を立てていたか!

sake「うちの親、すごく厳しかったよね・・・。」
妹 「うん、でも、お母さんってそういうコトきちんと口で教える人じゃなかったでしょ?だから、そうやって厳しくガードするしかなかったんだよ、きっと。」
sake「子育てが一段落した後は、そっちの心配かぁ~><怖いなぁ。。。」
妹 「ほんとだよね。^^;」

私達、両親に守られていたんだ。
今になって、やっと判った。
親がかつて歩いていた同じ道を歩いている。

今に、孫を持つ気持も判るようになるのかな?^^;うー飛び越えて、早くそっちに行きたいな。