南三陸
あの防災庁舎やその周辺の低地は家の土台だけが残る空き地のままだが、復興商店街のさんさん商店街は半年前よりも店の数が増えていた。ちょうど中学生の体験学習で地元の海産物の売り子をやっていた。中学生は「楽しい」と言っていた。ヨーロッパ的なモダンなバス停もあった。プレハブなのだろうがこういうプレハブはおもしろい。
周辺には商店ができてきていた。少しずつ元の生活に戻ってきているのだろうか。
気仙沼鹿折
第18共徳丸。全長約60メートル、総トン数330トンの大型巻き網漁船は、震災から2年が経過しても津波で流れ着いた場所にある。船が打ち上げられた気仙沼市鹿折(ししおり)地区は、津波に襲われたうえに震災当夜には大火災が発生して、一帯が焼けつくされた所だ。この共徳丸、この「震災の象徴」をどう扱うか、市民の間で戸惑いが広がっているという。いずれにしても大きな漁船だ。それが、街中の交差点のところにある。遠くからもそれとわかる。周辺は家の土台だけが残る広大な空き地と化している。
あの防災庁舎やその周辺の低地は家の土台だけが残る空き地のままだが、復興商店街のさんさん商店街は半年前よりも店の数が増えていた。ちょうど中学生の体験学習で地元の海産物の売り子をやっていた。中学生は「楽しい」と言っていた。ヨーロッパ的なモダンなバス停もあった。プレハブなのだろうがこういうプレハブはおもしろい。
周辺には商店ができてきていた。少しずつ元の生活に戻ってきているのだろうか。
気仙沼鹿折
第18共徳丸。全長約60メートル、総トン数330トンの大型巻き網漁船は、震災から2年が経過しても津波で流れ着いた場所にある。船が打ち上げられた気仙沼市鹿折(ししおり)地区は、津波に襲われたうえに震災当夜には大火災が発生して、一帯が焼けつくされた所だ。この共徳丸、この「震災の象徴」をどう扱うか、市民の間で戸惑いが広がっているという。いずれにしても大きな漁船だ。それが、街中の交差点のところにある。遠くからもそれとわかる。周辺は家の土台だけが残る広大な空き地と化している。