先日 日曜日 調布に有る布田天神骨董市に行った。 そこでこの鉋を見つけた。 台に入っていたが、台は別の鉋に流用したので、今は鉋刃単品で保管している。 刃幅65ミリ 全長 55ミリと既に使い切った感じで、頭も叩かれて凹むほどに酷使されている。 銘は 小佐次となっており、瓢箪と蔓と葉っぱの様な物が掘り込まれたいる。 これは 珍しい図柄だと思い 買って来た。 台に入って500円なので台が使えれば良いと考えた。 しかし此処まで良く使ったと感心する。 切れた物かも知れない。 研いだ感触では 余り切れそうな感覚は無いのだが。 裏刃も有るが、これも本格的な物だと思う。 共裏なのかどうか、私には良く判らない。 鉋刃の地金を見ると、2層に分かれている様だ。 三条辺りで作られる鉋の中には 似た物が有った。 だから三条辺りで作られた物かも知れない。 台に入れて使えないと思うので、このまま保管しておこう。 この鉋以外にも後2丁手に入れたので 順次掲載していこう。