先日のボロ市で手に入れた最後の品物です。 これは塗師屋包丁では無いかと思うが、実物は見た事は無く、確信は持てない。 漆の様な 粘度の高い物を塗るとき、へらで木地に刷り込む時がある。 この時使うヘラを削る時に、この包丁の様な物で削ると言う。 確かに削っている写真を見た事がある。 業者は大工さんの道具箱に有ったというので、或いは違う物かも知れない。 刃渡り145ミリ 刃幅30ミリ程度でかなり使いこんだ感じがする。 桐材で出来た鞘を見ると 元はもっと刃幅の広い それこそ包丁の様な感じだったと思う。 道具箱の2段目の奥にそっと仕舞って有った。 値段を聞くと二千円と言う。 結構強気だ。 少しまけろと言ったが 駄目だと言う。 まあ仕方無いと諦めて 言い値で買って来た。 こう言う物は滅多に出ないから仕方無いだろう。 帰って研いで見たが 結構良い研ぎ味だった。 鞘には 少しカシューを塗り 手入れしてみた。 柄は矢張り桐材の様だ。 先の斜めに切り落とした部分で削ると 案外と上手く削れる。 便利な道具が手に入ったと喜んでいる。 さて銘だが達筆で上手く読めない。 一為としておこうか。
最新の画像[もっと見る]
- 土佐斧 柄を交換 42分前
- 入歯洗浄機 デントヘルス 3日前
- ハイビスカス 2024 6日前
- 0117 手工屋鉋の削り その2 7日前
- 木槌 その6 1週間前
- カケヤの制作 2週間前
- TEAC V-870 カセットデッキ修理 3週間前
- 両刃鋸 銘 読み取り出来ず 3週間前
- ファイルソーM型 3週間前
- 百日紅の開花 2024 3週間前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます