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大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

両刃鋸 中屋 長之正 の整備

2019-12-23 23:19:00 | Weblog
この鋸は先日 大和骨董市で購入した物だ。 その経緯は既に書いた。あれから覆われる錆を落とした。 落として見ると この鋸は長く鋸巻にくるまれて居たのかも知れない。 板には変な縞模様が残る。 こう言う模様は他でも見た。  さてそれから少し目立てして見た。 よく見るとこの横挽き目は先端と末の部分を除いてほとんど 刃先の先端部分が無くなっている。 無理に釘でも引いた物かも知れない。 とんだ見込み違いだった。 これなら刃を総て落として再度刃を付け直す方が良いだろうと 思う。  しかしそんな事は出来ない。取敢えず刃先を均してから ヤスリで深く擦り込んで見たが まあ刃はまだ短い。 取敢えず何とか木は切れる程度だろう。  それに横挽きの中央部分に変な歪が有る。 無理して逆を突いて曲げた物を何か先端の鋭い物で叩いたのかも知れない。  出来るだけ修整して見たが まだ若干この歪は残る。 縦挽き刃の方は何となく健全かも知れない。  この鋸は割としっかりしているが、それは鋸板が厚いからなのかも知れない。 もう少し薄くても良いのだが。  兎に角私が出来る程度の整備は一応行い 試しに木を切って見た。 取敢えずは切れる様にはなった。 もう少しスムースに切れても良い筈だ。  よく使う横挽きが 今一なのでさてこれからどうした物か思案中だ。  まあ100円で購入した物だし、全く使えない訳でも無いから、これで良しとしようか。  鋸がまた一本増えた。 

PMA-S10アンプの修理

2019-12-23 14:05:07 | Weblog
このアンプは相当以前に購入した物だ。 現状の不具合は既に載せたと思う。 修理は余り気が進まないが、まだこの音も捨てがたいので 修理する事にした。 カバーを外すと リレー基盤はスピーカ端子の直ぐ後ろだ。 取敢えず基盤を保持する樹脂のスペーサーを外すと 基盤は配線を取らなくても 上手くひっくり返せた。そこでリレーの端子6カ所の半田を外した。 今回は半田吸い取り器を利用した。 これで上手くリレーは抜き取れた。 リレーのカバーを外すと 接点は真っ黒だ。  カバーが有り 埃は侵入しないが 空気は流通するし酸化が進んだ物だろう。  取敢えず細かい紙やすりで磨いて対策した。 しかしどうもまた同じ症状が出るかも知れない。  出来たらリレーは交換した方が良いかも知れないな。  それにしても接点はそんなに電流を流せるのか 心配な程 きゃしゃな感じだ。  無事修理は完了して 音は出る様になった。 入力ソースを切り替える方のリレーは 恐らく密閉型で こちらは多分大丈夫だろう。  今回修理したリレーのカバーを開けた所を紹介して見よう。 上の黒いのがリレーのカバーです。