この昇降盤は 某家具メーカの工場に有るものだ。 かなり古い物の様だが、何時頃生産 された物か不明。 型番は SJ-14と思われる。 私は定盤が傾斜する昇降盤を使っているが、留め切りする時は、軸傾斜が矢張り便利だ。 家具を作ろうと思えば軸傾斜型を買う方が 良いように思う。 ホゾ取りがやり難いと言うが 冶具を付けて出来ない訳ではない。 現状こう言う機械は生産されて居ない様だ。 中古機を探すしか方法が無いが、この手の機械は丈夫だから 中古で問題ないと思う。 ベアリングさえ替えれば一生使えるだろう。 それにそれ程高く無いと思う。 問題は重さと大きさだ。 普通の住宅には搬入は難しいし、電源が三相交流も問題だ。 何処か倉庫の様な所を借りないと 難しいだろうな。
この本は 木工を習う先生が持っていて見せてくれた物だ。 鉋鍛冶 鑿鍛冶 包丁鍛冶 鋏鍛冶 かみそり鍛冶 鋸鍛冶 玄翁鍛冶 等々の鍛冶職人を取材して記事にした物だ。 此処に載る多くの職人が既に止めている。 従ってそれらの人達の作った物は、手に入り難くなっている。 値段も上がって益々手に入り難い。 結局使わず神棚に祭られるようでも困るが仕方無いだろう。 私は本を借りてながめてすますしか方法が無い。 この本も結構マニアックなので、買う人は限られると思う。 出版当時私も見て居ると思うが、買って無かった。 買って置けば良かったかな。