小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

ツイトウ?シュイトウ?

2013年02月06日 02時59分03秒 | 日記
2010年4月29日(木)(2歳0か月)


 和泉中央のファミリーから帰って来て、玄関で春奈
が自分で脱ごうとするけど、結局、

 「ムリ!パパ、ぬいで」

と、僕に言う。

 それを言うなら「脱がして」やろ。

 前にも書いたと思うけど、大人もヒッポの中で同じ
ような間違いをしている。例に出すなら、イタリア語
で、自分がおなかがすいているのに、
 「アイ・ファーメ」

って言ったりなどだ。
(アイ・ファーメは「あなたはおなかがすいている」
という意味)

 それでも、春奈だってそのうちに、「脱がして」と
言えるようになるだろう。と、言うことは・・・これ
らの間違いというのは、言葉が育つプロセスの上で、
通るべき過程ということなんじゃないのか?


 僕に靴を脱がせてもらい、リビングに上がった春奈
が、みんたに尋ねる。

 「春奈のシュイトウ(水筒)は?」

 いつもファミリーに持って行っている水筒がないこ
とに気づいたらしい。

 だけど、水筒の「す」が「しゅ」になっている。

 典型的な幼児語のパターンに思えるけど、ちょっと
待った。

 これまでの春奈のパターンだと、これは「ツイトウ」
になるんじゃないのか?

 そこで考えてみる。

 水筒は、
 「su-i-tou」
じゃなくて、
 「s-i-to」
の音だ。

 春奈はそれをコピーしようとして「しゅいとう」に
なるのか?

 水のことを中国語では「シュイ」と言い、台湾語では
「ツイ」と言う。

 春奈が普段「す」を「つ」と言い、水筒を「しゅいと
う」と言うのはちょっと興味深い。

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