小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

春奈って自然科学そのもの

2012年10月09日 23時39分24秒 | 日記
2009年10月18日(日)(1歳6か月)


 僕が用事で外出している間に、実家の両親がうちに来た
らしい。

 それで、夜、風呂の中で、

 「おばあちゃん来たか?」

と、春奈に話しかけると、

 「だっこー、たかい」

と、春奈が答えた。

 おばあちゃんに抱っこしてもらったのか。

 そう言えば、最近の春奈は体験を話すようになったな。


 体験とは「過去」の話だ。

 虫や動物も仲間と情報の伝達を行うけど、過去のことは
伝達できない。

 これができるのは人間=ホモ・サピエンスだけだ。人類の
中ででもホモ・サピエンスだけで、他の人類は、アウストラ
ロピテクスをはじめネアンデルタールもみな過去の情報を伝
達することができなかったそうだ。

 声帯がホモ・サピエンスほど発達していなかったために
複雑な言語を持つことができなったのだ。
 そんな風に考えてみると、過去の話ができる、ということは
すごいことなんじゃないか、と思えてきた。

 この3次元の世界に生きるすべての生物にとって、時間は
一方通行だというのに、人間の言語は未来や過去を伝達でき
る。時間軸を自由に行き来できるのだから。

 春奈のような1歳児でも過去の話をすることができるなんて、
素直に、人間の言語はすごい、と改めて思った。

 春奈はいろんなことを僕に考えさせるし、発見もさせてくれ
る。

 まさに、自然科学そのものだ。

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