![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/74/619c95ea0442046d22391d2aa4082c16.jpg)
昨日のような出来事があると
本当に日記を始めてよかったなぁと
思わせてくれる。
喰いもん好きが講じて始めたものだが
出迎える方々と訪れる方々が
不思議な縁で繋がった瞬間のことだ。
ここ数ヶ月忙しいを言い訳に随分と
低落な歩みになってしまったのだが、
気持ち新たに進みたい。
さて、そんなヤル気を
半信半疑で見守っていただきたいのだが
今週はあるコンセプトをもってご提供させていただく。
名付けて京成・常磐線シリーズだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/ca/ddace49f76e1324cd52b5f4fa7150992.jpg)
初日の今日は手前味噌な話で恐縮なのだが
私が仕事でお世話になっている方が
北千住で珈琲屋兼ベトナム・タイ雑貨の店を
始められたのでまずはそちらの話から・・・
北千住の西口と聞かされると
まず思い浮かぶのが丸井だろう。
その丸井と日光街道を結ぶ道を
きたろーど1010と言うそうだが
こいつから左手に伸びる本町センターと言う商店街が
ここ北千住では一番の賑わいを見せる場所なのだろう。
特に目を引くのは
大正6年創業の佃煮専門店鮒秋。
小エビやらイナゴやらと
食卓の当たり前ではなくなったものたちが
復権の時を刻々と待っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/98/6051fa7d6d6d948da22cda995b6afdb9.jpg)
この商店街を奥に奥に進んでゆくと
ISMという美容院を見つけることができるのだが
ここの手前の左手の私道を進むと
民家に手を入れたハノイハノイという
お店を見つけることができる。
店名の通りベトナムを示唆したこのお店が
前述の珈琲とベトナム・タイ雑貨のお店なのだ。
敷居を跨ぐと最初に戸惑うことになるだろう。
こちらのお店。
他人の家に上がりこむように
スリッパに履き替えて生木の匂いが新しい
床板を踏みしめることになるのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/df/548b257ca88c733fe12ef909c372452a.jpg)
私の記憶ではこういったお店は珍しい。
こいつが凶と出るか吉と出るかは賛否両論なのだろうが
一見さんには入り辛さを与えるものの、
一度足を踏み入れてしまえばしめたもの。
自然と滞在時間も長くなり
コミュニケーションを育みやすいのだろう。
私が言えることと言えば
近所の皆さん。怖がらずに一度覗いてみては?
との腹の足しにはならないコメントのみ。
今後の動向を見守りたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/6a/0626b0cd4552e9d451f65ddf1498a3b0.jpg)
店の中を物色しながら進むと
あるものに心底目を奪われてしまった。
真っ黄色のTECSELのレジスター。
30年近いものだろうが
純国産メーカーがこんなにも美しいプロダクトを
大昔には作っていたのだ。
直線の繋がりがもたらす美しき塊。
こいつが欲しい・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/d4/80262c591244486ac05c44c3bc5d2c6f.jpg)
しかもこのレジスター。
何故だか小さな電卓を傍らに備えている。
そう、故障していて動かないのだ。
開店準備に先立ち、
どうしてもこいつで商売を始めたいと
TECSELの方々にも相談したそうだが、
当時の技術者は齢の都合でとっくのとうに退職しており
懇切丁寧に対応してくださったそうだが、
今はもう動かないままなのだ。
どなたかこいつに精通した方が
偶然にもいらっしゃったら
こちらのお店に連絡してあげて欲しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/12/ffe239d1762d46921da521f8aa2ab5b9.jpg)
こちらがオーナーのNさん。
銀座時代から今でも度々仕事を
一緒にこなしているのだが、
私と2人でゆうに200kgオーバーのこの御人。
築地場外を並んで歩くと
自然と通り道が開けてしまうような
雷門でいう風神雷神コンビだったのだ。
店のウリである珈琲を
注文しようとメニューを広げる。
見て取れたのは
今まで何気なく仕事場でいただいていた珈琲たちは
山梨県都留市の自家焙煎珈琲店。
バンカムツルの焙煎豆だったということだ。
私は珈琲業界にはそんなにも詳しくはないのだが
バンカムツルの店主、中村操さんはオーナー曰く、
昨年ご主人が亡くなられた吉祥寺の名店、
もかの標(しめぎ)さんとも交流のある
腕利きの焙煎家だとのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/74/619c95ea0442046d22391d2aa4082c16.jpg)
こちらのお店の開店に向けて
何度も中村さんのバンカムツルに足を運び、
焙煎が命な珈琲豆達を少しでも素直に
味わっていただけるようにと
達人の淹れ方を指南していただいたそうだ。
メニューの方は
ブレンド(コロンビアベース)¥500
マンデリン・スマトラ¥600
モカハラー¥650
デミタス¥900
ベトナム珈琲¥400
蓮茶¥500 など。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/62/78335c7568ffe4eae56e976def612acd.jpg)
私は、まだまだ修行中で
目標は20mlでも美味しく
淹れたいとの目標を掲げているという
デミタスを40mlで淹れてもらい
豆のアロマを存分に堪能した後で、
先の標さんがこだわり抜いて仕入れていたという
標モカ(モカハラー)をいただいた。
先日お話した通り、我が家では
ビアレッティのモカエクスプレスという
直火エスプレッソマシンで全ての珈琲を淹れているのだが、
エスプレッソのように一挙に抽出するものとは対極の
ネルフィルターでじっくりと淹れた珈琲は
雑味が少なく珈琲好きの方々が
ネルドリップを好む訳を
まざまざと見せ付けられた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/96/1587baafaa3fdadcd1eb30c2d71bb10e.jpg)
嫁はだいぶつわりも治まりつつあるのだが
電車の遠出は嫌だと残ったもんだから、
さすがに旦那としても土産を物色させていただいた。
購入したのが
マンゴスチンソープ¥420と、
キューカンバーやらはちみつやらのノニソープ¥420。
こちらの石鹸達は3個で¥1,050なのだが
一時期話題になったノニソープ。
使ってみるとさすがは100%天然素材。
嫌な香料のきつさもなく、
泡立ちといい、柔らかな洗いあがりの香りといい
色眼鏡抜きに虜になってしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/2d/b6ce63769d077232c9fb7d9750f514fd.jpg)
今日は知人のお店の紹介ということもあり
普段とは随分と異なる毛並みな日記になってしまったのだが、
明日あたりは立石にしようか、それとも
驚きのバースデーケーキの話にしようかと
都心からちょいと離れた
京成・常磐線シリーズを思案するのであった。
美味しい珈琲をご馳走様でした。
ハノイハノイ
足立区千住1‐28-1
TEL03-6803-0788
11:00~20:00
不定休
デミタス珈琲¥900
来店の際に「銀座の甚平喰い倒れ日記」を見た
と言ったらブドゥ人形が貰えるようにお願いしておきます。
甚平満足度 ★★★★☆
甚平満腹度 ☆☆☆☆☆
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・・・ あっ、ありがとうございます。・・・
それでは明日もお会いしませう
コーヒーの香りも漂ってくるような・・・
そのうちお邪魔したいと思います。
北千住と言えば・・・確か~ヨーカ堂の発祥の地!
開けましたよね~ここ数年で~
昔はよく行ってました~
ぽちっと!
おはようございます。甚平です。
先日はこちらこそありがとうございました。
しっかりと根付けることを
心よりお祈り申し上げます。
頑張れ!
おはようございます。甚平です。
ノニソープ。いいですよ。
ベビーパウダーや柔軟剤のような
男心をくすぐる柔らかな香りに
首ったけです。
もし行かれたら試してみてください。
おはようございます。甚平です。
北千住。
実は昨年、初めて伺った土地なのです。
東京の東にはとんと行っていなかったので
予想以上の開けっぷりに
随分と驚かされました。
北千住のヨーカドー。
古い建物だなぁとは思いましたが
発祥の地だったとは・・・