趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

「我が愛は山の彼方に」配役

2011-10-22 23:58:14 | 観劇
発表されましたね。
一覧を見てまず、ん??・・・知らない名前が混じってる。
玄喜?・・・でも、どこかで覚えのある名前。
で、原作を引っ張り出してみると(えぇもちろん持ってます/爆)、あ~やっぱり!
宝塚では竜淵と竜林に分けられていた、秀民様の従者が、原作通りにそのまま玄喜1人にまとめられました。
・・・ってことは、あの大事な大事な台詞を、もりえちゃんが言うのね!?ぜひ頑張って!!私を泣かせて下さい(願)。
今でも、原作であの台詞を読んだだけで涙が・・・(苦笑)。それだけ、心に染み入る特別な台詞なんですよ、私には。
博多でのカヨコさんには、毎回毎回泣かされてました。
申し訳ないけど、ムラ&東宝のジュンコさんは、泣けなかったんですが。
・・・あの台詞は、あれこれ技術を使って言う台詞ではなく、ただ真心を持って、淡々と、ひと言ひと言、訴えかけるものなんだと思います。ジュンコさんはおそらく、それまでの熟練した芝居経験が却って邪魔したんでしょうね(汗)。カヨコさんはその点、ただ真っ直ぐに、一生懸命に思いを伝えていた、それがすべてでした。

でも、ほかの配役は?
ブルテやジェリメは?梨花は?ポロチョは?
楚春がゆりのちゃんというのにも、意外で驚きましたが(笑)。
星組版とは、アレンジが違うのかな?植田先生、ちょっと手直しをした?
全ツだから違うとは思わない。だって私が初めて観たミネちゃん版は、地方公演だったもん。ノルさんがやったバージョンと、さほど違いはないはず。

私は、ミネちゃんの時はミネちゃんの秀民様に。ノルさんの時は、サエコさんのチャムガに。それぞれ落ちてるんですね。なので、秀民様が好きとか、チャムガが好きとかいうのではないんですよ。
その時に演じたスターさんの、武将度合いによるのだと思います(爆)。
今回はキリヤンとまさお君・・・どっちがより武将か。そこがハマりポイントでしょうね(ただ、どちらも本来の持ち味は武将系ではないんだけど/苦笑)。

・・・「我が愛」を語りだすと、一晩中でも語りますよ~(大爆)。
なので、この辺にしときます。

最後にひとつ。「我が愛」の原作「落日の悲歌」を初めて読んだ時、宝塚では女真国となっていた敵国が、原作では当時の日本の倭寇だったので驚きました。しかも時代は南北朝時代。チャムガの役は、村上忠広となっていて、当時南朝方だった村上水軍の武将の一人という設定になってます。
南北朝時代好き、しかも南朝の水軍絡みの「武王の門」(北方謙三さんの小説)が大好きな私にとっては、やはりすごい縁も感じましたし、なおさら「落日」に傾倒した経緯もありますね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする