趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

「ピアフ」初日

2011-10-13 23:59:30 | 観劇
仕事帰りに行ってきました☆
さすがは大竹しのぶさん主演舞台の初日。業界人だよねぇ?と思われる方々が客席には多数。
初めてのクリエ。・・・しかし、ロビーが狭い!通路も狭い!(汗)火事が起これば一貫の終わりだよねぇ~と思った劇場は、大阪の新サンケイホールに続いて、ふたつ目です(爆)。
劇場の中の客席は、観やすかったですね。ちょうど私の席がやや後ろ目のセンターだったのもあって、舞台全体が正面から見えて、すごく良かった。

「ピアフ」は、大竹さんの鬼気迫るお芝居に圧倒されました・・・。ピアフが乗り移ったみたい。初日でこれなら、あとはどうなっていくんだろう~~!?
久々に、がっつりと濃密なお芝居を観た!という感じ。でも密度が濃いわりに、しんどくはなかった。むしろ、大竹さんのピアフに引きこまれました。すごいカリスマですね。

サエコさんは、ピアフの親友マレーネ・ディートリッヒと、ピアフの秘書マドレーヌの二役。
ディートリッヒは、大竹さんとがっつり芝居。サエコさんらしく、ドンと体当たりでぶつかって行ってる感じ。でも、大女優としての気品と美貌と華やかさ、そして男勝りでカッコよく、ピアフに言いたいことを言いつつ、ピアフを受け止めてもいる、そんな大きさもありますね。
このシーン、日が経つにつれてものすごく面白くなりそう~!

マドレーヌは、献身的にピアフの世話をする秘書。・・・ピアフのタバコに火を点けようとして、今日はサエコさん、一本目のマッチの火を消してしまい、しのぶさんにベシッと肩を叩かれてました(爆)。
ラスト、去っていくマドレーヌの姿と表情ににじみ出る感情に、サエコさんらしさが出ますね。これも、日を追うごとに深まるはず。

出番は少ないながら、サエコさんの両面のお芝居が観られるので、かなり私の満足度は高いです(笑)。
今回は公演期間もそれなりにありますし、お芝居の進化&深化をじっくり楽しめそうで、しばらくはコンスタントに通いそうですね。・・・チケ代は高いけど(苦笑)。

コメント
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