趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

月組新人公演

2009-10-28 23:57:54 | Weblog
忘れないうちに(苦笑)。
そもそもの作品自体が盛り上がりに乏しい作品なので、地味な印象の新公となりました。
これというスターさんがみりお君以外に見当たらないのも、おとなしい印象になってるのでしょうが。
演出は稲葉先生。これまでのイメージでは、正塚先生のハードボイルドを目指そうとする若手先生って感じなのですが(笑)。
本公演を1回しか観ていないので、どこがどう演出を変えてたとかはまったくわからず。でも、印象的には同じ感じだから、そう大きく変更はしてないんでしょう、きっと。

主演のみりお君。もはや場数も踏み、安心して観ていられますね。華やかさと、お芝居に対する丁寧な真摯さが、みりお君の良いところ。
さすがに主演で新公の長で、なおかつ正塚脚本のあの膨大な台詞ということで、若干噛んだり、歌詞を忘れかけたりと、本当にお疲れ様でしたと言いたくなりました(苦笑)。
相棒役はまだ研2の珠城りょう君。
大抜擢ですけど、背もすらりと高くてトレンチコートがよく似合い、歌がとっても上手い子ですね。
落ち着いて、丁寧なお芝居でしたが、堅実すぎて物足りない気も。下手でもいいから思い切りぶつかるパワーを観たかった気がします。

あいあいちゃんの役を蘭乃ちゃんがやったということは、実質的なヒロインということでいいのかな?
可愛らしいタイプの蘭乃ちゃんなので、ああいった派手な衣装があんまり似合ってなかった(苦笑)。幼馴染みの役のほうが似合いそうなんだけど。
幼馴染み役は研2の愛風ゆめちゃん。まだこれから発展途上の娘役さんですね。
ゆりや君と貴千君が同期コンビで売りさばき人役。
同期ということもあって息がぴったり。客席の笑いを誘ってました。特に貴千君、月組らしい職人芝居系に育っていきそうで、楽しみな子ですね。
宇月君がマヤさんの鑑定士役をやったのですが、マヤさんを真似るのではなく、工夫して演じてたのが○。
殺し屋をやった瑞羽奏都君が、いい味出してて可笑しかった。
あとピアノ屋さんの2人組、沢希君と海桐君も笑えた。
どうも全体として、職人芝居系の子は目立つけど、華やかさでパッと目に入る子があまりいない感じですね・・・。
みりお君が新公を卒業したら、次がどうなるかちょっと心配かも(苦笑)。
ゆりや君、煌月君あたりにもっと頑張ってほしいけどなぁ。
コメント
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