さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

今日初めて口腔ケア用ウェットティッシュを使うことが出来ました

2021-09-11 23:54:49 | 口腔ケア
ずいぶん前のことですが、僕は口腔ケア用ウェットティッシュを買っていました。
100枚入りのです。
歯ブラシはもちろん、スポンジブラシも受け付けなくなっていたさっちゃんのための最終兵器のような感覚をそれに対して抱いていたのです。
僕が直接指を入れ、さっちゃんの口腔内を綺麗にするしかないとの思いでした。
さっちゃんが熟睡している間にすればいいと考えていました。

先々週の訪問リハビリでSTのY田先生が口腔ケアの指導をしてくださった時、買っておいた口腔ケア用ウェットティッシュを初めて使ったのです。
使い方を教わり、さっちゃんが寝ている時ではなくて起きている時に使えばいいでしょうと言われました。
すぐにでも使ってみようと思ってはいたのですが、いざ使うとなるとなかなか踏ん切りがつきません。
起きていて、機嫌も良くて、口の中に指を入れても怒らなさそうな時、そんな瞬間になんてなかなか出会えるものではありません。
チャンスに出会えないのと、実際にやってみる勇気が湧かないのとで、ずるずると2週間近く過ぎてしまいました。

そして今日、さっちゃんが遅い朝食を食べ、その2時間後くらいだったでしょうか?
さっちゃんが布団から出たり入ったりを繰り返していましたから、布団でゆったりと落ち着いて欲しいと思い僕も布団で横になりました。
布団の上に横になって、体を寄せ合い、睦み合います。
睦み合うと言っても、認知症の影響なのかさっちゃんからは性感は失われています。
夫婦の営みになど向かうはずもないのですが、さっちゃんの体を触ってあげたりします。
さっちゃんも時には僕の体を擦(さす)ってくれたりします。

ただ不思議なんですが、キスに対してはさっちゃんも唇や舌が反応して僕に同調して動かしてくれます。
この時、あっ! 今がチャンスだ! と思ったんです。
キスに続いて、僕はさっちゃんの唇を指で触り始めました。
唇を触られることをさっちゃんは嫌がっていません。
僕はさらに、指を唇よりも内部に侵入させました。
指で歯や歯茎に優しく触りました。
さっちゃんからは何ら抵抗がありません。

僕は口腔ケア用ウェットティッシュを布団の横まで持って来て、左手の人差指にウェットティッシュを巻きつけました。
先々週、Y田先生から教わった通りに巻きつけました。
さっきまで僕の指をさっちゃんの口の中に入れていたのですから、ウェットティッシュを巻いた指が入ってもさっちゃんは特に嫌がったりはしません。
僕はさっちゃんの下顎の歯茎をあまり力を入れないようにして擦(こす)りました。
舌の下も少しですが、撫ぜるように擦りました。

さっちゃんが抵抗なしに受け入れてくれていますから、このチャンスに上顎の入れ歯も外してみることにしました。
普通ならとても嫌がるはずなんですが、入れ歯に指を掛けてもさほど嫌がりません。
入れ歯は上顎にピッタシと密着しているようですぐには外れませんでした。
それでも何とか外すと、洗面所で洗い、パーシャルデントに浸けておきます。

僕は再びさっちゃんの横に寝転びました。
そして、左手人差し指にまた口腔ケア用ウェットティッシュを巻きつけ、さっちゃんの上顎の歯茎や口蓋を擦って綺麗にしました。
これで口腔内のほぼすべてを口腔ケア用ウェットティッシュで擦って綺麗にすることが出来ました。
僕としては初めての試みで初めての成功です。
次回も今回同様スムーズにいくかどうかは分かりません。
普通なら指を口の中に入れると嫌がるはずですし、入れ歯を外そうとすると抵抗するはずです。
今日はたまたま上手くいったんだと思います。
2度目、3度目の実践が重要だと思いました。
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今晩の夕食時、さっちゃんは怒っていました。理由も分からず、僕はなす術がありません

2021-09-10 23:57:11 | 食事・食器
今朝のさっちゃんはいつもの朝食をしっかりと食べてくれました。
オートミールにバナナを加えて牛乳で煮たもの、それと75gのヨーグルトです。
今日はデイサービスでしたから、スタッフさんの報告では昼食3分の2ほど食べたそうです。
水分は500cc摂取。
排便と関係があるのかは不明ですけれど、一昨日水曜日排便があってから比較的しっかりと食べてくれています。

ところが一転、順調だった食事の時間が今晩は酷いことになってしまいました。
何故だか、最初から怒ってるんです、さっちゃんが。
散歩の後、布団に入ってもらっていた(しょっちゅう起き出しては来ますが)さっちゃんを起こしに行きました。
夕食の準備が終わったからです。

さっちゃんは食卓の椅子に座り、僕はさっちゃんの手を消毒用のウェットティッシュで拭きます。
すでにその時点でさっちゃんは何故だか理由は不明ですが、怒っているようでした。
ウェットティッシュを掴もうとします。
僕が手を拭くのを嫌がっているのでしょうか。
それほど激しい抵抗ではありませんでしたから、無事に手を拭き終わりました。

一昨日作ったお味噌汁を温め直してお椀に半分ほど入れて出します。
さっちゃんは具だくさんのお味噌汁を意外にも上手にお箸を使って食べることが出来ます。
もちろん、常に出来る訳ではありませんけどね。
他に二皿、さっちゃんの前に出します。
さっちゃんが自分で食べることが出来そうなお皿です。
ひとつは小皿に白花豆4粒とKiriのクリームチーズ1個(18g、61kcal)が6つに分けて入っています。
もうひと皿は果物です。
桃が半分、巨峰が4粒、一番小さなサイズのミニトマトが3粒です。
桃はさっちゃんのひと口サイズに切っておき、ミニトマトと皮を剥いた巨峰もそれぞれ半分に切ってあります。

他には定番の玉子かけご飯、ご飯は少なめで、最初は玉子でつゆだく状態です。
次第にご飯が玉子を吸収するのか、さほどベタベタではなくなります。
玉子かけご飯は薬(夜は酸化マグネシウムとエパデールだけ)を入れて食べてもらっているので、僕がスプーンで食べさせています。
昨日作ったかぼちゃの煮つけも小皿に3個、1個のサイズは2~3cmです。
かぼちゃの皮の部分を外そうと思っていたので、さっちゃんの前には並べませんでした。
もう一皿は豚バラ肉とカリフラワーのカレー、他にもその時あった野菜がいろいろ入っています。
1週間ほど前に作ったので冷凍してあったものです。
この時は賞味期限を過ぎたプレーンヨーグルト400gが半分以上残っていたので、カレーを作る要領でヨーグルト煮のようにしてみました。
豚バラ肉は細かく分けないと駄目ですし、汁の部分はスプーンで食べさせますから、これも僕が食事介助するんです。

という訳で、さっちゃんの前には3種類、僕の前にも3種類そろいました。
もうこの時からさっちゃんは機嫌が悪く、僕に対して怒っていました。
さっちゃんの右手にお箸を握らせようとすると怒って、僕の手を拒否します。
お味噌汁の入ったお椀の手前にこぼれた汁をティッシュで拭こうとすると、さっちゃんは嫌がって怒ります。
箸から滑り落ちた桃を取ってお皿に戻そうとすると、僕の顔を睨んで怒ります。
クリームチーズを僕がお箸で掴んで口元に運んであげると、お前の介助なんて受けてやるもんかといった雰囲気で怒ります。

さっちゃんがこういう状態になると、もう取り付く島もありません。
僕もだいぶん粘りましたが、最終的にはお手上げです。
さっちゃんは僕が関わることを拒絶しているんです。
さっちゃんの右隣りに座っていましたが、僕は自分の椅子に戻りました。
僕はさっちゃんを放っておくことにして、テレビで録画した番組を観ていました。
さっちゃんを出来るだけ見ないようにしながら・・・・

僕の前に置いてあった玉子かけご飯、かぼちゃの煮つけ、豚バラ肉とカリフラワーのカレーは台所へ運びました。
さっちゃんは箸を使おうとしていましたが、1本しか持っていません、しかも上下逆さまに持っています。
ほとんどは素手で掴んで食べています。
お味噌汁も熱くなくなると手を入れていました。
ベタベタの手を自分の着ている服の上に置いています。
僕は時々チラッと見ては、あ~あと思うんですが、手を出すとさっちゃんはますます怒り出すでしょうから、じっと我慢で放っておきます。

時間が経って、さっちゃんの食べる手が止まりました。
果物はほぼ完食に近いようです。
白花豆は3粒、6つに分けたクリームチーズは2粒残っていました。
お味噌汁は今日は箸を上手に使えていませんでしたから、ほとんど残ったままです。

僕は立ちあがり、まずさっちゃんの手をウェットティッシュで拭こうとしました。
さっちゃんは激しく抵抗します。
僕を叩いたり、蹴ったりしようとするんですが、さっちゃんもあまり本気ではないようで、まったく痛くはありません。
さっちゃんも自分の気持ちを表現しているだけなんでしょうね。

手を拭き終わると、僕はさっちゃんの両手を取って椅子から立ち上がらせようとしましたが、立ち上がってくれません。
ちょっとだけ力ずくで立ち上がらせ、両手を引いて寝室まで連れて行きました。
抵抗が激しければ、柔道技でも掛けて布団に(優しく)転ばそうと思いましたが、さほど抵抗はありませんでしたね。
いま夜中ですけれど、さっちゃんは一度も目を覚ますことなく眠り続けています。


ここからは一昨日からの散歩の話題を。

一昨日水曜日のこと。
散歩の終盤、住宅街を歩いていて曲がる際に、僕が指差しながら「こっちだよ」と言うと、さっちゃんは「こっち⤴」と言い返しました。
語尾を上げたのは質問の意味の「こっち?」ではなくて、「ああ、こっちなんだね」と言うようなニュアンスに聞き取れました。
さっちゃんが僕の話していることを理解していることが分かります。
もちろん、簡単な内容の会話レベルでしかないでしょうけれど。

昨日木曜日のこと。
多摩川土手では今センニンソウの花盛りです。
散歩のたびに、さっちゃんに「綺麗だね」と言うと、言葉ではあまり返っては来ませんが、明らかに「綺麗ね」と感じていることが分かります。
それが昨日は、さっちゃんの方からセンニンソウを見つけて僕に見せようとしてくれました。
いつもの逆で、さっちゃんが僕に「綺麗だね」と言ってくれようとしたみたいです。
もちろん、言葉には出ませんでしたけれど。


▲17:13。手前の白い花がセンニンソウ。

そして、今日金曜日。
今日のさっちゃんは僕が写真を撮っていると、すぐそばでじっと待っていてくれました。


▲17:15。綺麗な夕景を撮ろうと思うのなら、日没の30分ほど前、17時25分ころに家を出るといいのですが、涼しくなって来たので、どうしても早く家を出てしまいます。早く出ると、さっちゃんの調子次第では少し遠くまで歩くことも出来ますし、帰宅してからの夕食準備にも余裕が生じます。
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今朝のテレビ番組で夫婦の家事分担について話していました

2021-09-08 23:55:48 | 思索
今朝のテレビ番組の中で、ある夫婦が妻と夫の家事の実践割合を表わした図表を取り上げていました。
横軸がそれぞれの家事の分担割合、縦軸がその家事自体の頻度です。
横軸では右に行くほどに妻がしている割合が高く、左に行くほど夫がやっているということ。
もちろん、真ん中なら妻も夫も同じくらい担当しているということです。
縦軸は家事自体の頻度ですから、毎日の食事準備などは最上部となりますし、月に一度の新聞代金の支払い等は下の方になります。
様々な家事の項目を数百項目取り上げて、図表の中にポインティングしていったわけです。

するとまあ、日本の夫婦ですから容易に想像できることですが、ほとんどが図表の右半分に集中したのです。
この夫婦、日本人夫婦としては比較的多く夫も家事をしているそうなんです。
こんな図表を面倒くさいにも関わらず、夫婦で協力し話し合いながら作成するくらいですから、良い夫なんだと思います。
昭和の古い夫なら、すべての家事項目が右端にへばり付いていても珍しくないと思います。
でも、この夫は(妻:夫)(6:4)とか(7:3)くらいなのも結構ありますから、日本人夫婦の中では頑張ってる方でしょう。

そんな夫に質問したんだそうです。
「自分は何割くらい家事を分担してると思いますか?」
夫の答えは「3割くらいかな」
その質問を妻にぶつけると、「夫の家事分担は1割くらいだと思う」との答えでした。

そんなに大きな差が出た理由のひとつが、「見えない家事」の存在なんだそうです。
無くなりかけている洗剤やシャンプーやラップを買い足しておく。
お風呂場や洗面所の排水口に溜まった髪の毛等を取り出しておく。
届き物の着払い等の際に困らない迷惑をかけないように、小銭や千円札を常に用意しておく。
・・・・・・・・・・

等々、探せばいっぱい出て来そうですね。


僕も上記の夫さんと同じような感じだったと思います。
さっちゃんが仕事で帰りが遅い時は夕食を一品くらい作っていました。
洗濯もいつも手伝っていましたし、風呂掃除も言われればいつもしていました。
さっちゃんから「これしてね」と言われれば、忙しくない限りやっていました。
そう、「言われれば」ですけどね。
僕には言わない、頼まない家事をさっちゃんは無数にこなしていたんでしょうね。
僕も、介護生活に突入して初めて分かりました。
家事の大変さというものが。

もちろん、僕も一人での生活も長かったですから、ひと通りの家事は出来るんです。
でも、自分のためにする家事は、しなくても何ら問題はありません。
ところが、夫のため子供のため家族のためにする家事はしないわけにはいかないんですよね。
僕は自分が介護をするようになって、初めて本当の家事をするようになったと思います。
独り身の時は家事ではなくて自事だったと思います。
自分の事、自分のためにする事、なんですね。
家事は家族のためにする事だと、痛切に感じました。
家族への義務、否、愛情ゆえにすることなんですね。

僕が食事を作る時も、さっちゃんが食べたくなるように、食べやすいように、栄養が摂れるように、などと考えます。
ここのところ気温の変動も大きいですから、さっちゃんが暑過ぎないように寒過ぎないようにと考えながら、を決めます。
夏の間、さっちゃんは室内では裸足でした。
その裸足の足裏にゴミがザラザラと当たったりしないようにと思って、フローリングの床の掃除もしました。
自分のためではなくて、さっちゃんのことを思いながら家事をしていることが多いですね。

とは言え、それでも僕は数え切れないほどの家事をサボっています。
具体例を並べ上げるのは、みなさんから「汚~い!」とか「信じられな~い!」とかの悲鳴が聞こえてきそうですから、止めておきます。

さっちゃんの介護をするようになって得た利点のひとつは、家事が以前に比べると数倍は出来るようになったことだと思います。
家事能力は大人の、家庭人としての社会人としての必須能力のひとつだと思うからです。
自分自身の人間力が上がったような気がしますね。
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さっちゃんの言語リハビリですが、今日もほとんど寝ていました。でも、歌をしっかりと口ずさんで歌いました

2021-09-06 23:56:43 | 言語リハビリ
月曜日2時からは言語リハビリです。
11時過ぎに自分から起き出して来たさっちゃんでしたが、何故か機嫌が悪くなって来て、朝食は食べませんでした。
いったん寝直してもらって、今度は1時過ぎに再び自分で起きて来ました。
そして、この時は機嫌が良く朝食もしっかりと食べてくれました。
そして、STのY田先生が来られるのを待ちます。

Y田先生が来られると、毎回、体温と血圧と酸素飽和度SpO₂を計ります。
それに続いて、今日は唱歌を歌うことにしました。
3曲歌ったのですが、3曲目は「ふるさと」でしたが、1と2曲目は曲名を忘れました。

1曲目はさっちゃんは声を出して歌っていました。
歌詞も見ながらでしたから、何となく似たような歌詞がさっちゃんの口からも出ていましたが、正しい言葉にはなっていないと思います。
ただ、音程はほぼ正しかったと思います。
正しいといっても、厳密な意味ではありませんけどね。

2曲目音程の高い曲でした。
Y田先生と僕は男声なりの高音で歌いましたが、さっちゃんはちょっと戸惑ったんじゃないんでしょうか?
昔さっちゃんが所属していた都民合唱団ではソプラノでしたから、きちんと高い音程で歌おうとしたんだと思います?
もしそう思ったんだとすると、今のさっちゃんにはきちんと高音を出すのは難しいと思われます。
そんな想いと現実のギャップがあるので、実際には声を発することが出来なかったんではないでしょうか?
結局、2曲目をさっちゃんは声を出しては歌っていませんでした。
でも、何となくですが、歌おうとはしていたように感じました。

3曲目の「ふるさと」ですが、歌えるはずなんですが、さっちゃんは歌いませんでした。
最初から歌う気がなかったように思います。

その後、さっちゃんは目を閉じることが多くなり、ほぼ完璧に眠ってしまいました。

Y田先生ともいろいろ話しましたが、長い目で経過を観察して行こうということに。
病院まで通っての言語リハビリでは疲労や待ち時間などの影響でさっちゃんは不穏気味になることが多くありました。
自宅での訪問リハビリですから、精神的には落ち着けているようです。
不穏になる様子はありません。
でも、眠気に襲われてしまうようですね。
来週から、さっちゃんの起きる時間を少し早くしてみて、どうなるか見てみようと思います。


言語リハビリが終わると、さっちゃんは布団の中へ。
夕方、目覚めたさっちゃんと散歩に出かけました。
リハビリ中は雷まで鳴っていた荒天でしたが、夕方には陽も射し始めました。


▲17:31。東京の日没時間はほぼ18時です。今日も涼しかったので、早めに出て来ました。西の空の一部だけ雲の切れ目がありました。

今日のさっちゃんは僕が写真を撮っていても、一人で先に歩いて行かずに、待っていてくれました。
夕食は半分以上は食べてくれたと思います。
夕食の途中で眠くなって、口を開けてくれなくなります。
そうなるともう無理ですから、布団に連れて行くんです。
今日もそうやって、いま夜中ですが、一度も目覚めることなく眠り続けています。
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長雨の小休止を見計らって久し振りの散歩。早い時間帯に長めの散歩を楽しみました

2021-09-05 23:53:58 | 散歩
暦の上ではすでに秋、東京でも秋の長雨が顕著です。
そのせいでさっちゃんと散歩にも出かけられませんし、洗濯物も溜まる一方です。
今日も雨で始まりましたけれど、雨は早く上がって、曇りが続いていました。
気温も上がらず涼しかったので、久し振りの散歩を早い時間に行なうこととしました。
これまでの暑かった日には、夕方の涼しくなってきた時間帯に出かけていましたから、どうしても陽の沈む頃になってしまいます。
すぐに暗くなりますから、いつも基本の周回コースばかりを歩いていました。
でも今日は、陽が沈むまでには時間がたっぷりありますから、いつもより少し長いコースを歩いてみたいと思います。


▲15:38。いつもなら夕景が広がる方向です。涼しいですから、さっちゃんは長袖シャツを着ています。写真を撮るのでさっちゃんにはじっと立っていて欲しいのですが、聞いてはくれません。その場をすぐに離れようとします。


▲15:39。遠くに奥多摩の山々の裾野が見えています。稜線は雲に覆われていますね。


▲15:40。僕が写真を撮っている間、待ってくれていることもありますが、この時は僕をほったらかしてさっさとひとりで先に歩いて行ってしまいました。立ち止まって待ってもくれません。どんどん先に歩いて行ってしまいました。


▲15:42。さっちゃんに「綺麗だね~ぇ」と言ったら、「綺麗ね」と言葉を返してくれました。多摩川土手沿いに今たくさん咲いています。ひとつの花が2~3cmあり、つる性の植物なので畳1枚分くらいの広さにこの白い花が無数に咲き誇っていたりします。


▲15:42。花の名前はセンニンソウ(仙人草)、キンポウゲ科です。別名はウマクワズ(馬喰わず)と言うそうで、有毒植物です。葉や茎の汁は皮膚炎を引き起こすそうですから要注意ですね。大きな4枚は花びらのように見えますが、萼片(がくへん)なんだそうです。花びらはありません。(変な花!)


▲15:54。散歩の途中から青空がのぞき始め、陽も射し始めました。僕が青空を撮ったりしていると、さっちゃんは僕を置きっぱなしにして、先に行ってしまいます。久し振りの陽射し、久し振りの青空です。


▲16:19。いつもより遠くまで多摩川土手を進んで、いつも通る湧水沿いの遊歩道に戻って来ました。最近はここを歩くころにはもう薄暗くなっていましたから、写真は撮っていませんでした。ここにはがたくさんいます。水は雨続きですから、笹濁りしてますね。ここの水は湧水だけではなく、多摩川の水も引き込んでいますから。


▲16:28。いつも歩いていた基本周回コースは徒歩40分間かかります。今日のコースは5割増しの60分間でした。さっちゃんはいつもよりも腰の曲がり具合が大きいように見えました。疲れて来ると腰が曲がるのですが、さっちゃんは歩くこと自体を嫌がる様子はまったく見受けられませんね。


今朝、さっちゃんは11時過ぎごろに自分で起き出して来ました。
12時前には朝食(昼食?)。
いつものバナナ入りオートミールを牛乳で煮たのとヨーグルトを食べました。
今日は追加でミニトマト2個、一番小さなタイプのミニトマトです。

散歩から戻って来て、無印良品で買っておいた不揃い塩バニラバウム1本をさっちゃんは食べました。
1本で390kcalです。
それから2時間少し後の夕食でしたから、半分くらいしか食べられませんでした。
でも、今日はさっちゃんとしては食べた方かもしれませんね。
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さっちゃんはデイサービスで穏やかに楽しく過ごし、僕は運転免許証の更新をして来ました

2021-09-03 23:54:04 | 今日一日の暮らしぶり
東京はが続いています。
今日も1日中ずっと雨。
弱いでしたから、時々は傘を差さなくても大丈夫なほどの降り方でした。

さっちゃんは珍しく7時40分ころに自分から起き出しました。
布団の上で、上半身を起こしたんです。
すべてがいつもより20分ほど早く進行しました。

まずはトイレに連れて行きます。
さっちゃんは前日にデイサービスから帰って来てから、そのまま眠ってしまいましたから、トイレには半日以上行っていません。
ぐっすり眠っているさっちゃんを無理矢理起こすと、機嫌が悪く、食事を食べてもらうどころではなくなるんです。
ですから、さっちゃんは14時間くらいは眠り続けたことになりますね。
寝てる間におしっこをたくさんしただろうな、と予想はしてました。
予想以上でした。
ずっしり重いパッドの重さを計ると、460g。
リハパンにも少し溢れたようで、重さを感じましたから、全部で尿の量は450gは越えていたと思います。
今しているパッドの吸収量は排尿3回分(150cc×3)ですから、これを越えています。
ただ、リハパンからは外に溢れてはいませんでした。

飲み物を少し飲み、朝食のオートミール(バナナ入り)を食べました。
時間に余裕があるので、ヨーグルトも食べてもらおうとしましたが、半分も食べないうちにさっちゃんの眼が閉じてしまいます。
残りの半分は僕が食べました。
ヨーグルトを半分も僕が食べたのは初めてですね。

時間がありますから、椅子に座ったままでさっちゃんの髪を梳き、輪ゴムで結びます。
本当に目もずっと閉じたままですから、運動靴も椅子に座ったまま履かせました。
デイサービスのスタッフさんから電話が入り、さっちゃんと僕は外に出ます。
階段を下りる足取りも眠たいせいか、いつもより遅くて危なっかしかったですね。


さっちゃんを送り出してから、僕は運転免許証の更新に出かけました。
雨ですから、電車ではなくすぐ近くに停留所のあるバスを利用します。
バスには30分ちょっと、そして歩いて20分ほどでT警察署に到着。
ビデオによる講習も含めて1時間ほどで終了しました。
バスに乗ったのは1年半ぶりくらいでしたね。

その街で買い物をして、帰宅したのが2時前。
それから昼食、そして入浴。
髪の毛が乾き始めるころにはさっちゃんが帰って来ました。


今日のさっちゃんはデイサービスでは快調だったようですね。
昼食やおやつもしっかりと食べ、水分も600ccほど摂ったそうです。
機嫌がよく、笑顔も多く出て、お話をよくしていたとのこと。
帰って来た時もそんなデイサービスの余韻が残っているような笑顔と喋りっぷりでした。
嬉しいですね。

さっちゃんの帰宅後は、僕自身が疲れていることもあって、二人で布団に潜り込みました。
しばらくは睦み合っていましたが、そのうち寝てしまいました。
僕が目を覚ましたのは7時1分。
あれこれやっているうちに7時半になり、8時を過ぎてしまいました。
さっちゃんはぐっすりと眠り込んだまま。

今日もさっちゃんは夕食抜きでした。
ぐっすり寝ているさっちゃんを起こしても、僕が怒られるだけで食事はほぼ確実にしてくれません。
こんなことが2日も続くと、どうすればいいのかなぁと考えてしまいます。
夕食の開始をもう少し早くすればいいのかな、と思ったりします。

いま夜中ですが、さっちゃんは夕方からぐっすりと眠りこけています。
多分、明日の昼まで眠り続けることでしょう。


このブログを書き終わった、夜中の11時55分ころ、寝室からさっちゃんのくしゃみが聞こえました。
戸を開けて覗いてみると、さっちゃんは毛布からはみ出して、さっちゃんと僕の枕の辺りに寝ていました。
正しい位置に寝て、タオルケットと毛布を掛けてあげようとした際、リハパンが重そうなことに気付きました。
トイレに連れて行きます。
おしっこは少し出ただけですが、パッドにはたっぷりのおしっこが。
リハパンにも少し溢れているようです。
重量を計ってみました。
パッド445g(パッド自重48g)、リハパン140g(リハパン自重57g)でした。
つまり、排出尿量は480gと言うことです。
リハパンの外には溢れていなかったので良かったですが、いつもそうとは限りません。
長時間空かないようにパッドのチェックは怠らないようにしないといけませんね。
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8月は比較的穏やかではありましたが、もう少し排便間隔が短くならないものでしょうか?

2021-09-01 23:45:40 | トイレ・排泄
今回で6度目ですが、8月の排便状況の全日を記号で表わしておきました。
参考までに前月最後の中心日からも載せておきます。
は中心日、〇はそれなりの日、△はほんの少しの日、×は排便のない日)
(←7月31日から 8月→)××××××× ×××××× ××××××× ×××××× ××

8月3回しか排便がありませんでした。
しかも、12日目、11日目、8日目排便間隔の長い日が多かったんです。
その原因は僕のような素人にはよく分かりませんが、夏の暑い時期なのに、水分摂取量が少なかったからではないかと思います。
ただでさえ、汗をかいて水分が体外に排出されるのですから、より多くの水分を摂取する必要があったはずなんです。
それなのに、さっちゃんの水分摂取量は夏になって減少したように思います。

8月1回目の排便も2回目の排便もその当日や前日にパッドがほんの僅かな便で汚れます。
それが本格的排便がある予兆になっているのですが、2回目の排便に関してはちょっと分からないことがありました。
それは排便の後にもパッドの汚れが続いたのです。
通常は、まだ全部の便が出切っていないからだと考えるのですが、8月のケースでは何も起こりませんでした。
2回目の排便の翌日に2回のパッドの汚れ、3日目にもパッドの汚れがありました。
それなのに何も起きませんでした。
一体何だったのか? 分かりません。

最後の31日の排便ですが、さっちゃんは夜中1時過ぎに突然目を覚まして起き上がりました。
何となく、どこかへ行きたがっているような雰囲気を感じましたから、トイレに連れて行ってみました。
それは正解だったようで、さっちゃんは自ら便座に座ろうとしています。
すぐにおしっこが出ました。
あ~そうなのか、尿意を感じたので起きたのかな?
と一瞬思いましたけれど、さっちゃんは目が覚めるほどの尿意を感じることはないはずです。
そんなことを思っていると、さっちゃんは体を前屈みにして少し息むような動作を見せたんです。
僕は下腹部のマッサージをしてあげましたが、その後変化はありませんでした。
トイレの中で10分ほどの時間が過ぎ、僕はさっちゃんのお尻を拭いてあげて一旦切り上げることにしました。
すると、トレペには排便があったような汚れが。
拭き終わって、便器の中を除き込むと、太くて長いのが1本ありました。
最近のさっちゃんは音もなく出すことが多いんです。
さっちゃんは便意をもよおして、目が覚めたんですね。

8月3回とも苦しむことなく排便がありました。
便に含まれている水分量がちょうどよく、スルリと楽に出るからだと思います。
残された課題は排便間隔がもう少し短くなることですね。
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