さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

「もうちょっと遅くなったら、わたし出かけてたよ」と、さっちゃんはむくれました

2018-09-10 16:48:33 | 留守番
土曜日はYYDの山仲間と僕は沢登りに出かけました。
前日はさっちゃんと沢歩きに行きましたから、この日は短い沢です。
ですから、さっちゃんは留守番です。

沢登り自体は楽しく順調に進みました。
さらに順調なら、13:45のバスに間に合うはずだったんですが、
なんと! なんと! たった3分遅れてしまいました。
次のバスは15:15ですから、1時間半も待たなくてはなりません。
仕方ありませんね・・・・・

バスに乗り、電車に乗り、家へ急ぎます。
この日の山仲間のT橋TさんもIZさんもさっちゃんの認知症のことを知ってくれてます。
時間も早いですし、さっちゃんを加えて下山後の打ち上げをしようと言ってくれました。
3人でタクシーに乗り我が家へ。

玄関には鍵が掛かっていました。
ほっとする瞬間です。
さっちゃんは外から鍵を掛けることができませんから。

さっちゃんの顔が見えました。
本当にほっとします。
でも、さっちゃん怒ってます。
長い時間ほっとかれて我慢ならないといった雰囲気。
僕の行き先や夕方には帰ることを書いた紙は畳んであります。
「もうちょっと遅かったら、わたし出かけてたよ」とさっちゃん。
「仲間が下で待ってるから、急いで着替えて一緒に食べに行こうね」と、僕は急がせます。

タクシーの中でも、さっちゃんが怒ってたことが話題に。
「そうよね」とIZさんもさっちゃんに共感してくれます。
だんだんさっちゃんの表情も和らいできます。
理解ある山仲間は実に有り難いですね。

駅前の馴染みの居酒屋さんで2時間ちょっと皆で話が弾みました。
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