さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

今朝はまだ眠かったのか、ぐずっていて、やっとのことでデイサービスに出かけました

2019-09-06 22:22:39 | デイサービスや介護
さっちゃんは昨晩いつもよりは少し遅く就寝。
何故遅くなったかと言うと、僕がまだ寝ないのが気になって、
繰り返し、僕を布団に連れて行こうとするからです。
とは言っても、僕はそうもいきませんし・・・・
昼間は八王子へ出かけていましたから、夕方ちょっと布団の中にいただけでした。

そんなせいだったんでしょうか?
さっちゃんは今朝はすごく眠たそう。
いつもなら朝食の準備が終わって、「食べようよ」と声をかけて、布団まで行けば
さっちゃんは起き上がって、布団から出て来ます。

でも、今朝は動きません。
あまり強引なこともできませんから、僕だけで朝食を食べてしまいました。
食べ終わったら、燃えるゴミを出しに行きます。
「ゴミを出しに行くからね。ちょっと、留守番しててね」
さっちゃんの嫌いな「留守番」という言葉をわざと入れて、ちょっとプレッシャーをかけます。
ところが戻って来ても、さっちゃんは布団の中のまま。

目を覚ましてもらおうと、さっきからテレビの音量も大きくしています。
二度三度、「これから出かけるんだよ。早く起きて着替えよ」と言うんですが、変化なし。
僕はちょっと時間をあけることに最後の望みを託すことにしました。
さっちゃんは時間の経過で気分もかなり変化するからなんです。

デイサービスの方が迎えに来る10分ほど前、さっちゃんへの最後のトライ。
少~し気分が変わったのでしょうか、さっちゃん体を起こしました。
ブツブツ文句を言いながらも立ち上がります。
寝巻きを脱がせて、パンツも履き替えさせて、外出着に着替えます。
ソックスは僕がはかせてあげます。

それから、手を引いて「髪を梳こうね」と、洗面所へ。
本当は口も希釈したリステリンで漱いで欲しかったんですが、そこまではしてくれそうにありません。
トイレに行きたそうにしたので、トイレへ導きます。
小をし始めると、チャイムが鳴ります。
玄関を開け、スタッフの方に「いまトイレなんです」と。

トイレから出て来たさっちゃんはスタッフさんの顔を見て、ほんの少しは笑顔を見せます。
僕には見せない笑顔を見せるので、僕は内心「そとづらはいいんだから」と感じちゃいますよね。
まあ、ブスッとし続けるよりは数倍ましですけど。
スタッフさんに今朝の状況を報告し、朝食はもちろん水分も採ってないことを告げます。

出かける時、さっちゃんは僕が一緒に来ないことに一瞬不満そうな表情を浮かべましたが、
そのままスタッフさんと階段を降りていってくれました。
さっちゃんがスタッフさんの手に引かれていく様子を三階から見ていました。
スタッフさんが白いムクゲの花が咲いてるのを、近くまで行ってさっちゃんに見せています。
小柄なさっちゃんですから、スタッフさんに引かれている様子は小さな子供みたいです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« さっちゃんの沢歩きの写真を... | トップ | さっちゃんはまだ早いのに洗... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

デイサービスや介護」カテゴリの最新記事