さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

洗濯物の干し方でさっちゃんと意見が分かれました

2018-06-13 23:23:47 | 洗濯
昨日(火曜日)は「曇りのち晴れ」の天気予報だったので、
さっちゃんがデイサービスに行ってる間に僕が洗濯をしました。

さっちゃんが1時前には帰って来て、僕は自分の昼食を作って食べて、
しばらくしてから隣り街までイギリスパンを買いに行くことにしました。
隣り街に住んでいたころからの僕たちの好きなパンなんです。
でも、片道で徒歩1時間30分かかります。

ところで、洗濯物ですが、天気予報通りならすっかり乾いていたかもしれません。
ところが、天気予報は悪い方に外れたようです。
「所によっては雷雨」との予報が当たりそうな空模様。
全然、陽は射しませんし、湿度も高そう。

さっちゃん、洗濯物を取り込もうとしてます。
それを見た僕は「まだ乾いてないし、そのままでいいよ」と言います。
この日の洗濯物は割と厚めの木綿の物も多くて、まだ湿気ったまま。
さっちゃんは乾いたものだけでも取り込むつもりのよう。
でも、繊維の奥はまだ湿気ってるはずですから、「そのままでいいよ」と僕。

パンを買った直後、雨が激しく降りました。
他の買い物も済ませて、傘は持ってるんですが、歩いて帰るのは大変。
それで、初めて電車で帰ることにしました。
でも、電車を降りるころには雨も止んでましたね。

帰宅後、また洗濯物のことで意見が分かれました。
洗濯物はまだ完全には乾いていません。
さっちゃんは「夜の間は家の中に入れておくべき」と言います。
僕は面倒くさくもあるので、明日は晴れる予報だし
「そのまま出しておいていいのでは」との意見。

しばらく時を置いて、さっちゃんは洗濯物を取り込もうとしてます。
夕食の準備中だった僕はすぐには気付きません。
僕が気付いたころにはさっちゃんはほぼ全部を取り込んでしまってました。

僕はさっちゃんに「これを部屋の中のどこに干すの?」と質問します。
さっちゃんは納得のいく返事を返せません。
それを要求するのも、さっちゃんには酷というもの。

さっちゃんに分が悪くて、
僕が全部の洗濯物をもとの場所に干しなおすのを
さっちゃんはただ見ているだけ。


さっちゃん、ぽつんと
「御免なさい」と言いました。


僕はドキッとして、さっちゃんには何も言えませんでした。
心の中で、「さっちゃんに悪いことをしたな」と後悔します。
さっちゃんには冷たい仕打ちだったに違いありません。
「ご免ね、さっちゃん」心の中で呟きました。
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