さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃん、信じられないくらいの好成績でした!

2019-06-10 14:05:25 | 言語リハビリ
先週水曜日の言語リハビリでのことです。

毎週ほぼ同様に最初は写真(絵)と名札のトレーニング。
2枚の写真を並べ、例えば、山の写真を見せながら「やま」と先生が発語します。
続いて、さっちゃんも「やま」と発語。
「やま」と書かれた名札だけを見せて「やま」と発語もします。
写真と名札を一緒に見せても「やま」と発語します。
さらに、もう一枚の写真「チョコレート」も同じことを繰り返します。
さっちゃん、「ちょこれーと」とすぐには言えません。
2度目3度目で言えたりします。
そんなことを2回くらい行うと、最後は写真だけを見せます。
そして、先生が「これは何?」と聞くんです。
さっちゃんはもう何度も発語したはずなのに、写真を見ただけでは「やま」と言えません。

それがこれまでのパターン。

でも、今回は違いました。
出された写真(絵)は
山、玉子、箸、チョコレート、椅子、時計、ネコ、などなど。
さっちゃんはそのうち4つ5つを写真だけ見て名前を言うことが出来ました。
もちろんその中には、玉子だとすれば
「た**?」~~~「たま*?」などとヒントを与えるケースもありましたけれど。

僕も横に居て椅子に座っているのですが、思わず小さく拍手してしまいました。
一度壊れた脳神経もまだ健在なほかの神経に置き換えられることもあるそうですから、
写真と発語を結び付ける神経回路も再構築できるのでしょうか?
ただ、さっちゃんの場合は認知症ですから、委縮の進行と再構築との争いにもなるのでしょうね。

とは言え、嬉しいことのあった一日でした。
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