12月5日(火)は面会と面談のある日です。
家でいろいろと雑用を済ませて、ギリギリの時間に出発しました。
I老健に面会予約時間の2、3分前に到着。
洗濯物を渡し、新たな洗濯物を受け取ります。
玄関ロビーの端っこには面会中の方の姿が二人見えました。
「前の面会の方が押してるんだな~ぁ」と思いました。
でも、何となくその面会者の声に聞き覚えがあります。
その二人も僕のことに気付いたみたいです。
N子さんとK子さんです。
さっちゃんの実の妹のお二人。
この日に来られることを聞いていなかったので、ちょっと驚きました。
さっちゃんはこの日も車椅子に座っています。
前回よりはほんの少しだけ背もたれを倒しているのかな?
なおさら、視線が上向きになっているような気もします。
通話機を渡してくれるので、僕は「さっちゃ~ん」と話しかけます。
K子さんが言うには「今日は時々『あ~』とか喋っていたよ」とのこと。
僕が話しかけた時は無言でした。
1分も経たず、係の方が来て「もう時間ですよ~」と言って、さっちゃんを連れて行ってしまいました。
▲15:03。係の人が来て、さっちゃんは連れていかれました。
N子さんはさっちゃんのすぐ下の妹さんなんですが、I老健にはまだ来たことがなく、一人で来るのを不安がっていたので、K子さんが同伴したんだそうです。
少し早めに来て、成りゆきで二人一緒に面会に臨んだみたいですね。
病院の時と同様、I老健も面会できる人数が2人までと言うことは知っていたと思います。
僕の到着を待ってくれれば一番良かったんだとは思いますけれど、まあ面会してしまいますよね。
さっちゃんは妹さん二人に一緒に会えて喜んだんではないでしょうか?
(妹さんだと分かっていればの話ですが)
その後、僕はS田さんとの面談がありました。
さっちゃんのこの1ヶ月間の様子の報告を受けるのです。
体調は安定しているようですね。
便秘の状況も従来通りのようです。
車椅子にも長くは乗せられないようですが、1日に10分とか20分とか乗ってるんだと思います。
その程度だと、何故下肢が黒ずみにくくなったのか、理由は分からないみたいですね。
褥瘡を作らないように体位交換に努めたり、胃瘻なので口を使いませんから、通常以上に口腔ケアに注意を払ったりしてくれているようです。
さらには、さっちゃんは自分の意志を訴えることが出来ませんから、職員の方が積極的に声掛けを行なって、発語を促しているそうです。
常にさっちゃんの声や視線や心との接触を頻繁に行なっていないと、さっちゃんの体調等を察することが出来ないからです。
S田さんが来週とその2週間後の面会予約も取ってくださいました。
インフルエンザ(新型コロナも)が早く終息して、さっちゃんとの面会がガラス窓越しでなくなる日が来て欲しいものですね。