さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

晩ご飯のカレーライスをさっちゃんは食べてくれませんでした

2020-06-22 23:53:04 | 食事・食器
今日の晩御飯はカレーライス、1週間ほど前に作って、ルーの半分を冷凍しておいたのです。
今日はご飯3合を炊く日だったので、カレーライスにしたのです。
カレールーの素がなかったのをルーの素を入れる段階で気付き、とろみをモロヘイヤで付けてみたカレーでした。
その目論見は見事的中して、とろみはいい具合に付いたんです。

その後、カレールーの素も買っておいたので、今日はそれも加えてもっとしっかりしたとろみをつけ、味もまろやかにするつもりです。
実際、とろみもよりしっかりつき、味わいも豊かになったと思います。

さっちゃんに出すカレーライスは前もってライスとルーをしっかりと混ぜ合わせておきます。
自分でライスとルーをスプーンに適量ずつ入れて口に入れることが出来ないからです。
他には茹でたブロッコリーとキウイ、そしていつもの野菜ジュースです。

食事の時に、さっちゃんはよく「これは何?」といった感じで僕に聞くんです。
ですから、「キウイだよ」とか「ブロッコリーだよ」とか答えてあげます。
でも、しばらくするとまた「これは何?」と聞いて来て、それを箸でつついたりするばかりで、さっぱり食が進んでいません。
僕はいちいち答えるのが馬鹿らしくなってきて、ただ「食べな」としか言わなくなります。

前回はまずまず食べてくれたカレーライスにも何やらブツブツ文句なんだか、何かを喋っています。
スプーンは使わずに箸でつつくように少しだけ食べましたが、「もう食べない」みたいな言葉を発して、席を立ってしまいました。
ブロッコリーは食べず、キウイだけほんの少し食べました。
野菜ジュースには見向きもせず。

こうなると、さっちゃんはよほどのことがないと食べません。
時間が経って気分が変わると食べてくれることもあります。
しばらくしてさっちゃんが起き出して来たら、ひょっとして食べてくれるかもしれません。
そんな期待も抱いていましたが、布団に潜り込んださっちゃんは、その後珍しく一度も起き出して来ませんでした。
ですから、夕食もさっきで終了。

食欲よりも眠たさが勝っていたんでしょうか?
カレーライスの味も苦手になったんでしょうか?
コメント
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