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さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

僕が散髪に行く間、さっちゃんは留守番です

2018-07-25 16:56:47 | 留守番
もうすでに本格的夏のど真ん中、髪を短くしに床屋さんへ行きました。
その間、さっちゃんはお留守番。
「早ければ1時間。お客さんがいれば2時間かかるかも」と言いおいて、出かけました。

それほど早くも遅くもなく戻ってくると、
僕が出かけた後に、さっちゃんが玄関を出た形跡が・・・・
あれれ? と思って家の中に入ると、
さっちゃん、「どこに行ってたの?」とちょっとむくれ顔。
「散髪してくるって言ったじゃん」とは言い返すも、
そんなこと忘れてしまってるさっちゃんには通用しませんね。
僕がどこへ行ってしまったのかが不安で玄関の外も見て回ったようです。

すぐにさっちゃんの気分も元に戻りましたが、
これくらいの留守番でも、何かしらの対策は必要なんでしょうね。
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あれっ!? 前方を歩いているのはさっちゃんでは?

2018-07-24 10:57:17 | 留守番
日曜日はさっちゃん留守番。
僕が沢登りに行ったからです。
猛暑続きですから、エアコンのない我が家に一人残すのはちょっと心配。
体力、体調面は大丈夫だと思うんですが、
さっちゃんが自分からは水分を取らない(取れない)のが心配なんです。

沢登りに思いのほか時間がかかり、地元の駅に到着したのは夕方6時台。
僕は急いで自宅への歩みを進めます。

駅から自宅までは僕の足で20分ほどかかるんですが、7~8分歩いたころだったでしょうか?
眼鏡を外して歩いていた僕の前方の視界に小柄な人物が入ってきました。
「あれっ?」
何となく似てます。全体の輪郭が、さっちゃんに。

僕は眼鏡をかけ、その人物を確認します。
「うわ~っ! さっちゃんだ!!」
僕にとっては衝撃的なシーン、出来事です!
さっちゃんが一人で外出するなんて!
これまで一度もそんなことなかったのに!

さっちゃんもこちらへ向かって歩いてきてるので、お互い笑顔の出会い。
(僕は内心、驚き、心配、奇跡的幸運にものすごく安心、様々な心情が渦巻いています)
「駅に行こうとしたの? よくひとりでここまで歩いて来たね」
「すごいね! さっちゃんは」と誉めてあげました。
もちろん内心は、「一人でなんて外出したら駄目だよ」と怒りたいんですが・・・・
誉めてあげながら、「でもね、今日は留守番してくれる約束なんだから、家に居てくれないとね」
とも、言っておきました。

玄関の鍵は開きっぱなしでした。
テレビもつけっぱなしでした。
でも、は開いていて、風は入っていました。

お風呂にお湯を注ぎ始め、その間、さっちゃんと僕はお茶やジュースなどたくさん飲みます。
お風呂にはすぐにお湯が溜まり、さっちゃんと僕はお風呂に入りました。
その後、夕食を作ります。
無印良品で購入した「バルブ付き密閉保存容器」で冷凍していた「豚肉の黒酢炒め」
同じく冷凍しているご飯をレンジにかけます。
モロヘイヤの即席みそ汁もお湯で作りました。
こんな日の夕食はすぐに出来るように数日前から計画的に準備しておきます。

さっちゃんは元気ですね。
背負っていたザックは何故だか山用のでした。
街用のではありませんでした。
山用のザックから、いつも入っている雨具やヘッドランプを出しています。
駅まで行ってから、どうするつもりだったのかは、さっちゃんの口からは確認しようもありません。

僕はさっちゃんに言いました。
「神様のお導きだね」と。
さっちゃんには肯定的な意味合いでこの言葉を言いましたけれど、
僕は「こんな幸運は二度とない」と思っています。
何か対策を考えておかないといけませんね。
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さっちゃんを猛暑の中留守番してもらうのはちょっと心配です

2018-07-16 15:39:20 | 留守番
三連休は猛暑日続き。
僕は初日の土曜日に沢登りに出かけました。

ここのところ毎回そうなんですが、
数日前から「僕は沢登りに行ってくるから、さっちゃんは昼のあいだ留守番しててね」。
そう言っておくと、さっちゃん「うん」と了承してくれます。
でも、当日の早朝、僕が出発するとなると、「そんなこと聞いてなかったよ」とむずがります。
このこと自体は、さほど問題とは思っていません。
さっちゃん、しっかりと留守番してくれています。

ただ心配なのはこの猛暑。
ただでさえ小食のさっちゃん、テーブルに出しておいたパンを食べてくれるでしょうか?
冷蔵庫にはプリンやフルーツゼリー、牛乳やオレンジジュースなどの飲み物も入っています。
でも、さっちゃんはまったく手を付けていません。
しかも、水も白湯(テーブル上のテルモスに入っています)も飲んでいません。
まあもちろん、本人は水を飲んでいたとしても忘れていますから、実際には水を飲んでいたかもしれません。
でも、水を飲んでいた形跡は残っていませんね。

この日は、早ければ4時台に帰宅できるかなと予想していましたが、
思いのほか遅くなり、5時台にも帰宅できず、帰宅できたのは7時くらいになっていました。

さっちゃんと顔をあわせると、「どこに行ってたのよ!」と怒り顔。
僕が説明しても、そんなこと聞いてない、といった風。
部屋の窓はすべて閉めていて、暑かっただろうな、と思えます。
「すぐ出かけるからね。着替えようね」と言って、急いで着替えさせます。
僕もザックを置き、ズボンを穿き替えます。

YYDの沢仲間が僕の地元まで来てくれ、さっちゃんも含めて下山後の打ち上げをしてくれたのです。
居酒屋さんに着くと、S上さんが心配してくれて、さっちゃんにお冷を飲むよう言ってくれます。
さっちゃんも食べながら、ときおり笑顔も浮かびます。

ひとりで留守番させるのは可哀想ですが、山の仲間と触れ合えるのが楽しい時間でしょう!
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さっちゃんには可哀想だけど、沢登りの時にはお留守番

2018-07-03 10:01:00 | 留守番
さっちゃんと僕はザイルパートナーでした。
谷川、滝谷、剱、バットレスなどの本番へもザイルを組んで登攀しました。
沢登りでもだいたいは奥多摩や丹沢の沢でしたが、
奥秩父、谷川などの大きな沢へも二人で遡行しました。

でも、さっちゃんも高齢となり、体力も落ち、
奥多摩あたりの沢でも、少し長めの沢はきつくなってきます。
短い沢や易しい沢へは二人で入っていましたが、
数年前からは確保の仕方や懸垂下降の仕方を忘れたりすることが続いたのです。
さすがにそれでは心配で、3年ほど前からはさっちゃんとは沢登りが出来なくなりました。

ですから今は、僕が沢登りに行く際は、さっちゃんは家でひとり留守番になります。

ただ、さっちゃんに納得して留守番していてもらわないと(その納得もすぐに忘れてしまいますが)
僕の気持ちも収まりいませんし、さっちゃんも何の納得もないと、気分的に嫌なようですから。
日曜日に僕が沢登りに行くために、週の半ばころから話し始めます。
「日曜日に僕は沢へ行くからさっちゃんは留守番しててね」と。
さっちゃん、微笑んで「いいよ」と言ってくれます。
木曜、金曜、土曜と繰り返し「いいよ」の返答を得続けます。


ところが、日曜日早朝、僕の起床に合わせて目を覚ましたさっちゃんは
「どこか行くの?」と、不満げな表情で僕に聞きます。
眠たさもあって、不機嫌なのは想像できるのですが、
これまでと同様に説明しても、「そんなこと聞いてないよ」といった感じ。
不承不承な感じでは了解してくれたみたいですが、不安なんでしょうね、さっちゃん。

   *   *   *   *   *   *   *

沢登りは順調に進み、同行したSS木さんの好意もあって、
僕の地元駅で下山後の打ち上げをすることになりました。
3人でタクシーに乗り、自宅へ向かってさっちゃんをピックアップします。

さっちゃんはテーブルに置いておいた食べ物にはまったく手を付けていません。
急いで着替えさせて、タクシーに戻り、駅前の居酒屋さんへ。

SS木さんはさっちゃんにとっては顔馴染みなので、笑顔が出ます。
楽しい時を過ごして、今度は歩いて自宅に戻りました。

さっちゃんは夜の留守番に比べると、昼間の留守番はまだ大丈夫なようです。
それでも、不安感があるようで、部屋のあちこちを見て回ったりするそうです。
「寂しかった?」と聞くと、「当たり前でしょ」といったような答え。
「急いで帰ってきたよ」と言うと、嬉しそうな表情をしてくれます。

「よくちゃんと留守番してくれたね。有難う」と僕は言いました。
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一時間ちょっと家を空けただけなんですが・・・・

2018-06-02 22:17:59 | 留守番
僕は30歳のころ腰を痛めました。
いったん治ってからも、何かのきっかけで腰痛が酷くなります。
先週から酷かった腰痛が前回の沢登りの後でもっと酷くなりました。

と言うわけで、今週の木曜日から『K接骨院・鍼灸院』に行っています。
木曜日はさっちゃんがデイサービスへ行っている間に行きました。
金曜日はさっちゃんはお留守番。
今日もさっちゃんはお留守番。


でも今日、僕が家に帰ってくると、不安そうな顔をしているさっちゃんが。
「どうしたの?」と聞くと、
「誰もいないから、家じゅう探し回ったの」と答えるさっちゃん。
『K接骨院・鍼灸院』へ行くよと、何度も言ってから出かけたんですが、忘れてしまったようです。

不安な気持ちでいっぱいだったんでしょうね。
さっちゃんを優しくハグしてあげました。
すると、珍しくさっちゃんもハグし返してくれました。
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先週に引き続き、さっちゃんに留守番をしてもらいました

2018-05-21 22:46:30 | 留守番
初夏になると、僕にとっては沢登りのシーズン。
まだ少し筋肉痛が残っていることもあって、さっちゃんの留守番は決定!
でも、納得してもらったうえでの留守番でないと僕も決定できません。

で、木曜日くらいから「日曜日は沢へ行くからね」「さっちゃんは留守番ね」
と、少しずつ繰り返し許可をもらうことにしました。
最初はあまり面白くないような口ぶりでしたが、
金曜・土曜あたりでは、僕だけが山へ行くことを当然かのように納得してくれていました。

ところが、日曜日の早朝、布団の中で目覚めているさっちゃんはすごく不機嫌そう。
「あなただけ、勝手に行ってくればいいでしょ」みたいな雰囲気が漂ってます。
何度かさっちゃんに静かに語りかけました。
さっちゃんは黙ってます。
今から中止にするわけにもいきません。

出かける前、さっちゃんにそっと語りかけます。
「行ってくるよ。留守番しててね。早く帰ってくるから、夕食は一緒に食べようね」
さっちゃん、優しくうなずいてくれます。

これで安心して僕は沢登りに出かけられます。

・・・・・・

予定よりも早く下山でき、帰宅したのはまだ陽も高い4時台でした。
さっちゃん、昼の間じゅう寝ていたようです。
でも、僕が早く帰宅したこともあって、寂しさを感じることも少なかったのでは・・・・
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さっちゃん、今年初めてのお留守番

2018-05-12 20:57:35 | 留守番
今日は僕がYYDの仲間と沢登りに行きました。
さっちゃんには無理なレベルの沢ですから、当然お留守番です。
2、3日前から、何度も何度も「土曜日は僕は沢に行くから、さっちゃんは留守番だよ。いいね」と言い続けました。
そうしないと、土曜日の朝に「そんなこと聞いてないよ」とむくれてしまいそうですから。

その甲斐あってか、今日の朝は何も問題はありませんでした。
僕が今日沢に行くこと、さっちゃんは留守番をすること、理解していたようです。

奥多摩駅から乗ったバスを降りた場所でさっちゃんに電話しました。
下山してからも電話しました。
全部で7回ほど電話したんですが、さっちゃん出てくれません。
携帯を手にして、耳に当てれば会話できるところまでは2回ほど行ったと思ったんですが、
さっちゃんは携帯の使い方を忘れてしまっていますね。
時々、練習しなければなりませんね。

僕はYYDの仲間との下山後の打ち上げを遠慮して、すぐに家路へ。
まだ、明るい時間に帰宅できました。
すぐにシャワーを浴びて、昨晩作ってまだ残っていたカレーを温めました。

さっちゃんに聞いてみました。
「僕がいなくて、一人だけで寂しかった?」
すると、さっちゃんは即座にこう答えてくれました。
「当たり前でしょ!」
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今日のさっちゃんは14時間のお留守番でした

2017-10-01 22:50:54 | 留守番
さっちゃんはそれなりの沢登りにはもう行けません。
以前は僕と中級レベルの大きな沢にも行っていたのに。
大怪我をしたのと、歳を喰ったせいで。

それで、僕だけが僕の沢仲間と沢登りに行きます。
さっちゃんにちゃんと相談して、僕だけ沢登りを続けることを許してもらいました。
でも、そんなことはすぐに忘れてしまうさっちゃん。

今日の沢も前から話しをして、「いいよ」と言ってもらったのです。
昨日も話しをして、気持ち良く許してくれていました。

ところが、今朝は「そんなこと聞いてなかったよ」
と、不機嫌そう。
ひとり残されるのが嫌なんですね。

いまさら僕にはどうも出来ませんから、なだめすかして、朝早く家を出ました。
山の麓の大倉から電話をし、
沢登りを終了し、装備解除をしていた花立山荘前からも電話をしました。
この時はまだ機嫌は良かったのですが、
帰りの電車に乗る直前の渋沢駅からや乗り換えの町田駅からの電話では、
さっちゃんは何やらとっても不機嫌。
「どこへ行ってるの?」
「どこで遊んでるの?」
「すぐに帰って来なさい!」
などとおかんむり!

でも、だんだん家に近づいて、八王子駅からの電話では少し優しい感じに。
最終的に地元の最寄り駅到着後の電話では、いつもの感じに戻ってました。

家の玄関を開けて、顔を見合わせると、
「他の人はいないの?」と。
どうも、やっぱり、さっちゃんはこの家にさっちゃんと僕の他に一緒に住んでる人がいると思ってるようです。

僕は超スピードでお風呂で山での汚れを落とし、
帰りの電車の中で考えていた、夕食のおかずを作って、
さっちゃんと二人で、ワインを飲みながら食べました。
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たった2時間半の留守番でしたが・・・・

2017-09-26 00:10:35 | 留守番
前職の関係で今でも繋がりのある20代前半の青年がいます。
彼は遅ればせながら定時制高校に通っていて、いつも金欠。
その原因は彼自身の計画性のなさ等によるところ大なのですが、
そればかりを責めても致し方ありません。
大したことは出来ませんが、彼にとってのちっぽけではありますが「足長おじさん」になれればと思ってます。

その彼からSOSの連絡が来たのが土曜日。
して、今日会うことになったのです。
そこまでの詳細も諸々あったのですが、それはさっちゃんには関係ないのでここでは書きません。

3時40分に家を出て、電車で彼の最寄り駅まで行きました。
・・・・途中省略・・・・
そして、用事を済ませて、駅に着いた僕は5時57分、さっちゃんに電話しました。

「駅に着いたよ」
「どこに行ってたの」
「◎◎君に会うって言ったじゃん」
「そんなこと聞いてない。どうしたんだろって、心配だったんだから」
家に着いてからも、僕への非難は続きます。
僕が家から出て行った理由を忘れてしまって、なぜ僕がいなくなったのか、分からないのです。
事実としていないことに、不安で不安で仕方なかったようです。

さっちゃんがそんな心持ちになるのが嬉しくもあり、心配でもありますね。
やっぱり、紙に大きく、行先や帰宅時刻を書いておこう!
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ひとりで留守番していると、だんだん不安感が増してくるようです

2017-08-03 00:05:45 | 留守番
今日は僕の所属する山岳会で緊急の集会がありました。
先月発生した事故の報告や対応等についての会議です。
事故そのものは擦過傷程度でしたから、大丈夫だったのですが、軽度とは言え、しっかりと分析反省をしなければなりません。

前日に急に日取りが決まりましたから、さっちゃんには寝耳に水の事態です。
夕方、僕だけで早めに夕食を作って、ふたりで早々と食べました。
それから僕は新宿へ。

夜の11時ころに帰るとは、言ってあったのですが、そんなことは忘れてしまいます。
集会が終わって、新宿から一度電話はしたんですが、出てくれません。
すぐに電車に乗りましたから、降りるまでは電話は出来ませんでした。

11時過ぎたころから不安感が増したのでしょうか? 妹さんに電話をします。
妹さんからは僕にメールが入ります。

帰宅すると、「どこへ行ってたの?」と。
でも、山の集いであることなどは、何となく覚えているようです。
いろいろと話しを交わし、桃をむいて1個食べました。

会議の途中で1回ほど抜け出して、さっちゃんに電話を入れた方が良かったのかな? とも思いました。
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