ランドマーク探しⅢ

2012年から出張先での風景や社寺仏閣、由緒を訪ねて記録してきました。2016年からは自分の足で散策し、記録しています。

すみよっさん(住吉大社)

2012年08月24日 11時57分50秒 | 訪問地周辺散策

大阪阿倍野に出張しました。路面電車があり、行き先に住吉大社と書いてあったので、思わず電車に乗ってしまいました。路面なので街並みがすぐそばに見えて大阪の違った一端を見た気がしました。住吉公園まで行こうとしていたら運転者さんに住吉鳥居駅で降りてくださいと言われました。最初は反橋です住吉大社は、大阪府大阪市住吉区住吉にある神社です。全国に約2,300社ある住吉神社の総本社であるほか、下関の住吉神社、博多の住吉神社とともに日本三大住吉の一社です。また毎年初詣の参拝者の多さでも全国的に有名となっています。住吉鳥居をくぐって社前は今は完全な市中ですが、江戸時代までは境内馬場(現在の住吉公園)は海に面し、白砂青松の風光明媚の代表地とされ、その風景の絵模様は「住吉模様」と呼ばれていたそうです。また紫式部『源氏物語』には明石の君に関連した重要な舞台として描かれています。また『一寸法師』は子宝に恵まれなかった初老の夫婦が住吉大社に参り、子供を出産し、その子供が住吉津から細江川を下って大阪湾に出、淀川をのぼり、京都へ向う話です。
本殿を訪問しました。住吉造の本殿4棟が国宝に指定されています。住吉造の社殿は、切妻造、妻入とし、屋根は反りがなく直線的で、屋根上には千木と鰹木(かつおぎ)が乗り、内部は手前と奥の2室に区切る点などが特色となっています。第二本宮の本殿前の幣殿(重要文化財)です。
裏に行って御田なども見てきました。楠珺社(なんくんしゃ):お稲荷さんです。境内の奥には、樹齢千年を超える楠 (くすのき) の大樹があり、江戸時代、人々は楠の神秘的な霊力に祈りを捧げていました。その後、根元に設けられていた社にお稲荷さんを祭るようになったといわれています。現在では、大阪商人を始めとして、全国、さらに海外の信仰を集めるまでにいたりました。また祈祷木 (きとうき) があり、願い事と氏名年齢を書いて預けてると、お祓 (はら) いをし、祈祷した後、焼き納めてくれるということです。

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