ランドマーク探しⅢ

2012年から出張先での風景や社寺仏閣、由緒を訪ねて記録してきました。2016年からは自分の足で散策し、記録しています。

亀戸天神菊まつり2017年(10月31日)

2017年10月31日 22時58分40秒 | 季節の花

自転車の盗難にあって、出かけるときは歩きになってしまいました。亀戸天神に寄ってみたら菊まつりの開催中でした。

★ランドマーク亀戸天神:寛文2年(1662)九州太宰府天満宮の神職が神木飛梅の木で菅原道真の像を造りまつったのが始まりで、翌年に神殿以下、反橋、心字池などすべて太宰府天満宮に模して造られました。

 学問の神様として信仰を集めているほか、梅や藤の美しさは、広重の「名所江戸百景」で有名です。現在でも藤の花は有名で、「新東京百景」の一つにもなっています。また、毎年1月24・25日には、「うそ替神事」が行われます。境内には、梅や藤の木の他にも「撫牛」、「芭蕉句碑」、「歌川豊国の碑」などの史跡もたくさんあります。

亀戸天神の脇に新東京8名勝の碑がありました。どんなところが八名勝と調べて見ました。

【新東京八名勝】1932年(昭和7年)に報知新聞社が東京市拡張を記念する目的(隣接五群八十二か町村の編入によって、東京市はこれまでの十五区から三十五区になった。この時の人口は約500万人)と報知新聞社の新聞発行二万号の記念とを兼ねて行った。

 選定方法は広く市民から募集し、投票によって決められた。この時の投票数は850万以上あった。そして、第一位は池上本門寺で、755,614票だった。その時選定されたのは次の八名勝である(区名は当時のまま記載)。池上本門寺(大森区)、西新井大師(足立区)、北品川 天王社(品川神社)(品川区)、日暮里 諏訪神社(荒川区)、赤塚の松月院(板橋区)、目黒の祐天寺(目黒区)、洗足池(大森区)、亀戸天神(城東句)。

これまでに4カ所は訪れています。

太鼓橋のところに菊が飾ってあります。

太鼓橋と菊

菊のスカイツリーはまだほとんど咲いていません。

見ていた人が昔は菊人形があったけど最近はないようですねと話していました。菊飾りです。

こちらは単体での飾り付けです。

菊まつりは始まったばかりです。これから品評会が行われ受賞作品が決まります。今度の連休くらいから見ごろになるようです。

天神さんで七五三のお祝いのようです。写真を撮っていました。心字池のぬしのアオサギ?

琴字燈籠

金沢の兼六園を思い出します。

 

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田螺稲荷神社(墨田区江東橋)

2017年10月29日 22時07分13秒 | 社寺仏閣

盗難された自転車を探しに、堅川の埋め立て地にある自転車の集積所に行ってきました。残念ながら自転車はありませんでしたが、近くにお稲荷さんがあったので寄ってみました。

田螺稲荷神社です。

★ランドマーク田螺稲荷神社:元の名は田中稲荷。田螺稲荷神社には、ひとつの逸話があります。ある時、大きな火災がありました。周囲の家が次々と燃えていくその時、稲荷の社殿に多くの田螺がびっしりと張り付きました。おかげで田螺は焼けこげても、社殿は火災から免れました。それ以降「火防せ」の神様として崇められています。 

近くの丸井デパートなども奉納しています。

ビルの間にあります。

子どもの頃、埼玉の田舎では田螺(たにし)は貴重な食料源でした。田植えの頃、田んぼや畔に田螺が現れて、それを採取して茹でて食べていました。季節限定ですがすごくおいしかった思い出があります。

そんなこともあり愛着を覚えるお稲荷さんです。

自転車が止めてあるようなところを歩いてみました。

錦糸公園ではツワブキが咲き始めていました。

横十間川の紅葉です。

歩いていたら猫さんが寄ってきてズボンの裾にお腹を擦り付けてきて気持ちよさそうにしていました。初めての体験でした。写真を撮るのにいつも苦労していたので、今回はゆっくり撮ることができました。

夕方になったら東京スカイツリーが色付いていました。

 

 

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台風一過

2017年10月24日 23時47分36秒 | 周辺散歩

台風21号が去って、台風一過でいっときさわやかな青空が現れました。台風を予定して学校が休みなった小学3年生の孫娘とリハビリサイクリングをしました。いつも亀戸中央公園から旧中川の河川敷きへ出ます。亀戸中央公園では名物のさざんかが咲き始めていました。

旧中川にかかるふれあい橋からの東京スカイツリーです。

雨でぬれた河川敷きを進み、都立大島小松川公園に行き、そこから荒川の堤に出ました。

河川敷きに溜まっている水の中を自転車で通りたいと下に降りました。

河川敷きでは風が強くススキがなびいていました。セイタカアワダチソウも風に揺られています。

猿江公園には翌日行ってみました。古い花びらが飛ばされサルビアが鮮やかな赤でした。

やイチョウも少し色付き始めました。

イチョウ並木です。

ミニ木倉のハスの葉も流されて水面が広く感じられました。

ポプラ並木で風が遮られたところにはハスの葉が残っています。

公園にはハロウィーンのお化けかぼちゃが飾ってあります。

16日には雨の中、日本消防会館(ニッショーホール)に行きました。

目的はこの講演会でした。

会館の入り口昔消防機器が展示されていました。

こちら明治時代のもののようです。

台風が引き込んだ冷気で北海道の牧場から雪の便りが届きました。

 

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新宿御苑・秋のバラ

2017年10月21日 23時18分09秒 | 季節の花

10月になり、雨やら台風で、リハビリウォーキングに出かけるのに苦労しています。雨の合間に新宿御苑でバラを撮ってきたのでアップします。いつものように電車で千駄ヶ谷駅に行き、そこから歩いて御苑に、千駄ヶ谷門から入ります。

退職後一時、御苑に面している会社にお世話になっていたので、昼休みの散歩に200円の入場料金を払って20分くらい中を散歩していました。

下の池の楓はまだ紅葉のかけらも見えませんでした。

中の池とドコモタワーです。ここが象徴的な風景の一つです。

★ランドマークNTTドコモ代々木ビル(ドコモタワー):エンパイアステートビルなどの、1930年代に建てられたニューヨークの摩天楼を思わせるデザインが特徴である。このデザインにより周辺のビルより目立ち、高速道路を走る車の中からや曇っているときでも見える。

東京都のビルの中ではミッドタウンタワー、虎ノ門ヒルズ、東京都庁第一本庁舎に次いで4番目の高さを誇る。一般の商業ビルと異なりNTTドコモの自社業務用のビルであり、関係者以外の立ち入りはできない。建物内部は携帯電話用の通信機器が設置された機械室と代理店向けのコールセンターが入居する事務室が存在する。NTTドコモの本社は千代田区の山王パークタワーにあり、代々木ビルは本社ビルではない。また、新宿貨物駅の跡地に建設されたことから、建築主は日本国有鉄道清算事業団の関連会社だったレールシティ東開発である。

今回は日本庭園に寄らずに、まっすぐバラ園に向かいました。バラ園の隅々にキミガヨラン(君が代蘭)が植えてあります。

★キミガヨラン(ユッカ):和名の由来は、花が数多く咲き続け、いつまでも栄えるというところからきているということですが、昭和20年代の戦後間もなくの小学校の入り口に植えてあったのを覚えています。キミガヨランのことを「君が寄らない」などと茶化して遊んでいましたが、よくよく考えると「君が代」の花で、戦前の天皇崇拝の残存物であったのですね。ここの新宿御苑も国管理の公園(運営は一般財団法人国民公園協会)です。

★ランドマーク新宿御苑:江戸時代に信州高遠藩主内藤家の屋敷があったこの地に、新宿御苑が誕生したのは明治39年のことです。皇室の庭園として造られましたが、戦後、国民公園となり、多くの方に親しまれてきました。広さ58.3ha、周囲3.5kmの庭園には、プラタナス並木が美しいフランス式整形庭園などがあります。また、数少ないわが国の風景式庭園の名作とされています。

今回一番の花はこれダブル・デライトです。

バラ園にはバラの名刹がありますがなかなか覚えられません。

バフ・ビューティーでしょうか。

5月のバラ園には毎年のように来ていますが、秋バラは初めてです。

バラ園を囲っているようにポプラ並木です。

ここから玉藻池に出ます。サギが対岸にいました。

大木戸門を出たところに碑がありました。

これは御苑でなく自宅近くのマンションに周りに植えてありました。

しらべてみましたなかなかわかりませんでしたが、ホソバヒイラギナンテンのようです。

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江東寺(江東観世音)

2017年10月14日 22時55分40秒 | 社寺仏閣

1974年(昭和49年)にこの近くのアパートに住んだ時から見ているのに、境内に入ったことはありませんでした。初めて入ってみました。

★ランドマーク江東寺:江東寺は、阪東16番札所水沢寺(群馬県伊香保町水沢観世音)の別院として、昭和15年に株式会社東京楽天地(江東橋4丁目・旧江東楽天地)の招聘により江東・本所地域の発展を願って創建されました。昭和20年3月10日下町一帯大戦火で被災し、本堂庫裡共に焼失しました。幸にも御本尊千手観世音菩薩・脇侍不動明王は、すでに水沢寺に奉還いたし難をまぬがれたそうです。戦後の大区画整理の施行により昭和24年現在地に移建されています。

現在の本堂は昭和55年鉄筋コンクリート造りにより再建し、又、庫裡は平成6年鉄骨造りにて新築されました。寺は、錦糸町の繁華な中心地にあり、そして、江東観世音と通称され、信仰の道場として親しまれている下町の寺です。本尊は千手観世音で、境内には清昌稲荷、出世弁財天、水洗観音、地蔵尊、馬頭漢音、戦災慰霊碑が祀られています。

 

★清昌稲荷社
京都伏見稲荷の眷属にして稲荷山三ノ峰にお塚が祀られている。江東寺創建当初より縁深いお稲荷様で、毎月4日祭礼が執り行われている。

これを見て謎がひとつ解決しました。

リンビン錦糸町は今年2017年9月で閉店になりましたが、そこの裏の2階の駐輪場のところに伏見稲荷が祀ってありました。説明書きもなく何でここにあるのかわかりませんでしたが、江東寺がここに移る前は江東楽天地(今のリビン錦糸町)の中にあった跡地ということで祀ったものと理解できました。

★出世弁天堂
鎌倉時代の出現と伝えられ、昔は洞窟弁天と称され、安政の大地震により地中深く埋没し、当弁天が祀られていた江東区毛利2丁目一帯は江戸幕府ご用材の貯木場で、此処を管理する金原藤太郎なる者に夢告あり再出現し、名も出世弁財天と改称された。そして、昭和19年縁あって江東寺に移建奉安された。

関東大震災の慰霊碑のようです。

馬頭観音:中央競馬の場外馬券売り場の隣にあるのでなんとなく納得しました。

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