福井市には昨年も仕事で訪問しました。福井城址は県庁の建物になっており、石垣とお堀が残っていますが、
あまり興味をそそられるところがありませんでした。福井城は平城形式で、本丸と二の丸の縄張りは徳川家康によるものとされています。江戸時代には福井藩主越前松平家の居城となり、城下町として栄えました。 ただここには、福井の地名の元、ランドマークになった井戸(福の井)があります。今回は駅前の観光案内で無料のレンタサイクルを借りて1時間余散策しました。せっかく借りたのであまり言いたくないのですが、受付の応対がなんとなく貸してやるというような雰囲気で気になりました。
でも自転車は便利です。柴田勝家公の像のある、柴田神社に向かいました。柴田公園として整備されて、勝家像の右にあるのは北ノ庄城のレプリカ、
右隣には避難広場も併設されていました。ここは勝家の居城であった北ノ庄城の本丸跡地と伝えられており、作られた時代は不明であるが勝家・市を祀る石祠があり、北ノ庄城の跡に築かれた福井城内の神祠として保護されてきた。
柴田神社は奥にありその横は三姉妹神社、向かいには三姉妹像
三姉妹は浅井三姉妹(あざいさんしまい)といい、戦国時代の武将浅井長政と正室市との間に生まれた3人の娘、茶々、初、江を指す。それぞれ豊臣秀吉・京極高次・徳川秀忠の妻(正室・側室)となった。天下統一を進めた織田信長の姪という血筋に生まれ、2度の戦国大名家の没落・落城や両親の死を経験し、その後天下をめぐる豊臣家(羽柴家)と徳川家の天下の覇権争いに深く関わったことから、母・市と並んで戦国の女性の代名詞として語られることが多いそうです。
隣の資料館には、私は大河ドラマはほとんど見ないのでよくわからないのですが『江〜姫たちの戦国〜』2011年1月9日から同年11月27日まで放送された、NHK大河ドラマ第50作の出演者が訪問した写真等がありました。
足羽川の堤防まで行き、橋を渡ろうか迷いましたが、1時間の予定で無愛想だった受付思いだし、遅れまいと、断念し、最後は昨年も訪れた、市役所裏の公園に入りました。ここの梅はまだ紅梅が少し咲いていた程度です。
先週の大宰府天神と比べて暦が1か月ほど戻ったようでした。
きっかり時間通りに自転車を返しにいったら、担当者が変わっていてにこやかに迎えてくれました。