家の近くの樹の枝にとまって
こっちの動向を窺う見張りガラス
家庭ゴミの出し方に抜かりがあると
仲間を呼んでたちまちワルサをする
一番の狙いめはプラスチックゴミの日だ
マヨネーズのチューブが入っていないか袋をつつく
食べ残しのポテトが入ったプラ容器も大歓迎
不発の日が多くても成功体験が優先する
見張りガラスは勤勉だ
朝から晩まで頭上でカアー
月~金までゴミの種類に関係なく見おろして
抜かりがないか注意を怠らない
いやいや土日でも休みなし
庭畑に食べ物が捨ててないか睨みを利かす
おまえら休日出勤が当たり前なのか
まるで昭和のサラリーマンみたいだな
あの人たちのおかげで日本は敗戦から立ち直った
みんな正社員になって会社一筋の生活だった
そうか見張りガラスは縄張りを死守しているのか
仲間の中でも頭抜けた存在だもんな
時には食べ物を掃き清める人間にブラフをかける
近くの枝に飛び移ってきて頭上でギャー
おまえらの勤続年数は知らないが
継続して人間の動向を窺うカラス族の存在は侮れない
天変地異があっても事前に感知して
カラスの森に避難するそうだから利口者だ
近ごろは金網の箱にゴミを格納するから
カラスの方も難儀しているが
小鳥や犬猫も含めてペットの餌を奪ったり
子育て中の野鳥の卵を狙ったり
嫌われ者に甘んじてでも生き延びてきた
そうした仲間に比べりゃ見張りガラスはエリートだ
今日も朝から近くの枝で人の姿にカアー
地面を掃いたりすると間近でギャー
はじめはネットをかぶせていたんですが、隙間を見つけてはそこからゴミ袋を引っ張り出してやっつける。
辺りには破かれた袋のゴミが散乱して当番に当たった人や居合わせた人は片付けが大変でした。
早くやれば良かったのに、ようやく格子で囲ったゴミ置き場が設置されました。
それでもカラスはだらしない人がいないかどうか見張りを怠らないのです。
そして、あるとき格子に寄りかかっていたゴミ袋をつついて散乱させていました。
そこで、係の人は格子の上をさらにネットで囲いました。
カラスに人間が振り回されているのです。
さあて、カラスの次なる手は・・・
両者の知恵比べと見ることもできます。
とにかくずるがしこい連中です。
人間が防御するとさらに隙をついてくる。
ほんと、振り回されているのです。
kojiさん同様、カラスの次なる手は・・・・と戦々恐々としています。
日常の事ですから気が抜けませんよね。
畑ではトマトやトウモロコシ・落花生を狙います。
家では野良猫の餌を分捕りに来ます!
ほどほどであれば許しますが、そうでないとき網を張って防備します。
そうか、野菜の収穫物は最高のご馳走ですものね。
猫の餌もどこでも狙われますね。
防御の網ですか、大変ですね。
しかし、野鳥よりカラスの方が賢いので、追っ払っても、ほんのわずかな隙を狙って食べてしまいます。
という訳で、ベランダに餌を置くのを止めました、ホントにいまいましいカラスめ!
ベランダで盗られるなら、もちろん餌台では論外ですね。
忌々しいカラスめ!
野鳥との交流は他に手段がありませんかね。
いるなあ~。見たことあるなあ~。こういう人
えっ!いや俺のこと
最近は見張りガラスに賞味期限切れのパンとか菓子をやることがあります。
ぼくが去るのをじっと待っていてギャーとも言いません。
わかっているんだなと感心します。