厚岸町から浜中町に入って次の目的地、涙岬の駐車場に到着しました。
未舗装ですが、広いスペースが確保されていて、かなりの台数が駐車することができそうです。
道道123号沿いにあって、厚岸町方向から進行してくると進行方向に向かって右手側になりますが、この方向だとちょっと分かりにくいかもしれません。
浜中町から厚岸方向へ向かって、逆方向からだと
このように、涙岬の案内板が見えるので分かり易いです。
厚岸町、浜中町、根室市と、隣り合うこの3つの市、町ではそれぞれに、観光十景があります。
できれば全部を回ってみたいところだけど、流石に一日でその30スポットを回りきるのは困難なので、今回は出来る範囲で、観光十景をメインにしたコース設定にしました。
ここ涙岬も、浜中町の観光十景の一つでもあります。
駐車場には大きな案内板があって
涙岬にまつわる、ある伝説が紹介されていました。
「涙岬(乙女の涙)・立岩涙岬、立岩を訪れると、この地の古老の話が思い出されるのである。昔、鰊漁が華やかなりし頃、厚岸の若者と霧多布の網元の娘が恋に落ちた物語である。ある嵐の日、厚岸から船で霧多布へ向うとき、ここまで来て座礁し、若者は海の底に消えてしまった。それを知った娘は、この断崖に立って泣きながら、声をかぎりに若者の名を呼び続けていたと云う。今でも、この岬を訪れると断崖に悲しい娘の顔を見ることができる。又、立岩を訪れると、愛する娘の悲しい叫びに向って一歩一歩、岸にたどりつこうとする若者の姿を思わせるものがある。嵐の夜には、娘の悲しい咽で泣きと、若者の恋こがれて叫ぶ声が風と共に聞こえてくると云う。」
と言うことだそうです。
ちょっと悲しい物語ですね。
さて、その乙女の涙が見える岬までは駐車場からさらに10分程歩く必要があります。
ここが、岬への遊歩道の入り口。
「車上狙い注意」という注意書きもありました。
確かに、周囲に何もありませんからね~。取り敢えず車内に貴重品を置かないようにして、きちんと鍵を掛けていざ出発。
霧は相変わらず。
晴れていれば、素晴らしい景色が広がっている雰囲気は十分に感じられるのですが、この霧の中これでは・・・やっぱりホラー感が強いですね(笑)
しばらく進むと、中間地点付近で
案内板がありました。
今回は涙岬を目指しますので、そのまま真っ直ぐに進みます。
しばらく進むと
なにやら見えてきました。
岬が近いようです。
ちょっとした橋が架けられていて、ドドーンという大きな波の音が聞こえてきました。
ここから下を覗いてみると
・・・これは、落ちたら死ねますね。
道はもう少し続きます。
ここからは、道が細くなるため安全のための手摺りもありました。
そうして
ようやく岬の先端部に到着しました。
しかし、見事な霧です。
想像していましたが、辺りは真っ白です。
おぼろげに見える海岸線。
しかし、この霧と荒れた海。
正直言って「怖い」です(笑)
さて、涙岬の名前の由来となった。乙女の横顔ですが・・・・
霧の向こうに、何となく崖の形が見えるような感じもしますが・・・全然駄目でした。
白い世界の向こうから、波の音が聞こえてくるばかりです。
こっちが泣きたくなりましたよ。
霧の日にここに来るのはオススメしません。まあ、俺のようによほどの理由が無いと、わざわざこんな天気の日には来ないでしょうけど。
涙岬
厚岸郡浜中町散布(地図)
見学自由
駐車場 有り
未舗装ですが、広いスペースが確保されていて、かなりの台数が駐車することができそうです。
道道123号沿いにあって、厚岸町方向から進行してくると進行方向に向かって右手側になりますが、この方向だとちょっと分かりにくいかもしれません。
浜中町から厚岸方向へ向かって、逆方向からだと
このように、涙岬の案内板が見えるので分かり易いです。
厚岸町、浜中町、根室市と、隣り合うこの3つの市、町ではそれぞれに、観光十景があります。
できれば全部を回ってみたいところだけど、流石に一日でその30スポットを回りきるのは困難なので、今回は出来る範囲で、観光十景をメインにしたコース設定にしました。
ここ涙岬も、浜中町の観光十景の一つでもあります。
駐車場には大きな案内板があって
涙岬にまつわる、ある伝説が紹介されていました。
「涙岬(乙女の涙)・立岩涙岬、立岩を訪れると、この地の古老の話が思い出されるのである。昔、鰊漁が華やかなりし頃、厚岸の若者と霧多布の網元の娘が恋に落ちた物語である。ある嵐の日、厚岸から船で霧多布へ向うとき、ここまで来て座礁し、若者は海の底に消えてしまった。それを知った娘は、この断崖に立って泣きながら、声をかぎりに若者の名を呼び続けていたと云う。今でも、この岬を訪れると断崖に悲しい娘の顔を見ることができる。又、立岩を訪れると、愛する娘の悲しい叫びに向って一歩一歩、岸にたどりつこうとする若者の姿を思わせるものがある。嵐の夜には、娘の悲しい咽で泣きと、若者の恋こがれて叫ぶ声が風と共に聞こえてくると云う。」
と言うことだそうです。
ちょっと悲しい物語ですね。
さて、その乙女の涙が見える岬までは駐車場からさらに10分程歩く必要があります。
ここが、岬への遊歩道の入り口。
「車上狙い注意」という注意書きもありました。
確かに、周囲に何もありませんからね~。取り敢えず車内に貴重品を置かないようにして、きちんと鍵を掛けていざ出発。
霧は相変わらず。
晴れていれば、素晴らしい景色が広がっている雰囲気は十分に感じられるのですが、この霧の中これでは・・・やっぱりホラー感が強いですね(笑)
しばらく進むと、中間地点付近で
案内板がありました。
今回は涙岬を目指しますので、そのまま真っ直ぐに進みます。
しばらく進むと
なにやら見えてきました。
岬が近いようです。
ちょっとした橋が架けられていて、ドドーンという大きな波の音が聞こえてきました。
ここから下を覗いてみると
・・・これは、落ちたら死ねますね。
道はもう少し続きます。
ここからは、道が細くなるため安全のための手摺りもありました。
そうして
ようやく岬の先端部に到着しました。
しかし、見事な霧です。
想像していましたが、辺りは真っ白です。
おぼろげに見える海岸線。
しかし、この霧と荒れた海。
正直言って「怖い」です(笑)
さて、涙岬の名前の由来となった。乙女の横顔ですが・・・・
霧の向こうに、何となく崖の形が見えるような感じもしますが・・・全然駄目でした。
白い世界の向こうから、波の音が聞こえてくるばかりです。
こっちが泣きたくなりましたよ。
霧の日にここに来るのはオススメしません。まあ、俺のようによほどの理由が無いと、わざわざこんな天気の日には来ないでしょうけど。
涙岬
厚岸郡浜中町散布(地図)
見学自由
駐車場 有り