そうだ、「北へ。」行こう

私の北海道旅行の旅行記が中心のブログです。初めての方は「北海道旅行プラン」カテゴリからが見やすいと思います

愛冠岬 (厚岸町)

2008年11月11日 | 道東エリア・観光
緑のふるさと公園を出発してほどなく、愛冠岬の駐車場に到着しました。



霧は相変わらずで、この悪天候もあってか、駐車場には他の車がありませんでした。愛冠岬独占です(笑)
駐車場には

小さな売店兼案内所(?)とトイレがあって、他に

なにやら石碑があったので覗いてみると「愛冠岬のいのり」という松原のぶえさんの歌の歌詞のようでした。
聞いたことは無いけど、歌にも謳われているみたいです。

駐車場で車を降りて、ここから岬までは若干歩くことになります。

このような案内板が出ていました。
岬まで約500mだそうです。


周囲を木々に囲まれた未舗装のまさに林道です。
一応車が通れそうな道路にはなってますが、入り口の所で鎖が貼られているので車では進入できません。

しばらく進むと、森の中にいきなり建物が現れました

なにやここは、北海道大学理学部付属の施設らしく、博物館と書かれていました。
一応一般公開されている施設みたいです。が、こんなところにあるなんて・・・まさにこれは「知る人ぞ知る」って感じですね~。

博物館前を通り過ぎて少し歩くと

森を抜けて視界が開けた場所に出ます。しかし霧は相変わらずでしたが・・・

少し歩くと、霧の向こうにモニュメントの影が見えてきました

ようやく岬に到着です。

愛冠岬の案内版があったので読んでみると
「愛とロマンの愛冠岬
洋々たる太平洋に浮かぶ海鳥の楽園小島・大黒島や厚岸湾を深く抱く尻羽岬を望むとき、男性的神秘さが海の摩周湖として訪れる人々から親しまれております。・・・・」
海の摩周湖・・・・確かに、摩周湖と言えば「霧の摩周湖」の異名が有るくらいですから、この霧を見れば摩周湖を連想しなくもないです。ただ、俺は摩周湖には相性が良いみたいで、霧の摩周湖は見てませんけど。
そして、この霧だと小島や大黒島や尻羽岬は全然見えませんけどね?(笑)

岬の先に方に行ってみました

・・・・正直怖いです。
この見えない霧の向こうから、ドドーンと、凄い轟音を轟かせて波が打つ音が聞こえてきます。
男性的神秘さと言えば確かにそうかもしれません。


この先に、さらに海に突き出た部分があって、小道も続いてましたが

この視界の中、これは無理!絶対無理。
これはちょっとしたホラーより全然怖いですよ。
霧の中だと極悪な肝試しが出来ますね。オススメはしませんが(笑)


愛冠岬と、愛を冠する岬ですからね~※、やっぱりこれは「愛の鐘」ってところですね~。2個ありますし。
でも、この天候の中これをならすと、まさにこれから別れようとか、これから心中しようとするカップルを連想してしまいます。
晴れていれば、きっとロマン溢れる場所なのでしょうけど。

※ただし、「アイカップ」の語源はアイヌ語の「アイ・カップ(不可能)」からだそうです。

愛冠岬
厚岸郡厚岸町愛冠(地図
見学自由
駐車場     有り


最新の画像もっと見る